ADRの現場から 記事一覧
ADRの現場から
裁判によらず、当事者同士の話合いによってトラブルを解決するADR(裁判外紛争解決手続)。消費者のみならず不動産・建築事業者にとっても有益なこの制度。各現場で起こるトラブル・クレームについて、ADRを通して解決した実例を紹介します。
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ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 (11) 相続診断士 解決は「思い」を話すことから
相続において、不動産が関わってくる割合は50%以上になると言われています。これはつまり、相続トラブルに不動産が関わってくる割合もそれ相応に及ぶことを意味しています。 相続診断協会が制度の運営をしている(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 (10) 太陽光発電メンテナンス技士 改正FIT法で増えるトラブル
09年から住宅用で始まった売電制度は、その後12年から非住宅用太陽光発電システムも対象になった影響により、導入数が飛躍的な伸びを見せました。その契約数は09年から14年の5年間でおよそ3倍まで膨れ上がり、その(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 (9) 民泊適正管理主任者 違法性判断し、トラブル解決
日本政府観光局の発表によると、16年の外国人旅行者の数は約2400万人となり、12年の830万人から3倍にもなる伸びを見せました。これと共に絶えず話題の中心になっているのが民泊です。今年の6月には民泊新法も施行(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 (8) ホームインスペクター 中古住宅市場活性化に寄与
ホームインスペクターが行く現場で起こっているトラブルとしては、例えば雨漏りによるものがあります。これは、雨漏りが発生して家主が工務店等に相談したにも関わらず、取り合ってもらえなかったり、責任の所在が(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 (7) 敷金診断士 「なぜそうなったのか」は 結果より大事
16年度に独立行政法人国民生活センターまで寄せられた賃貸アパート・マンションに関するトラブル相談件数は3万2681件であり、全体の相談件数の第5位となっています。その中でも特に多いのが敷金並びに原状回復のト(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 (6) 住宅建築コーディネーター 夢のマイホームを後悔しないため
一般社団法人住宅建築コーディネーター協会が運営する「住宅建築コーディネーター」は、マイホームを建てようという方に対し、資金計画から物件選び、設計、建築まで一貫してコーディネートするためのスキルを身に(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 (5) 住宅ローン診断士 離婚後は重荷のマイホーム
我々一般社団法人日本住宅ローン診断士協会には、様々な住宅ローンに関するお困りごとが相談されます。最も多いのは住宅ローンの支払いが経済的に難しくなってしまったという場合の借り換えのご相談ですが、住宅ロ(続く) -
ADRの現場から (4) 話し合いでトラブルを解決 太陽光発電アドバイザー 反射光が招くトラブル
太陽光発電については消費者トラブルが多く報告されており、その大半が「販売方法」や「契約・解約」に関するものといった設置者と事業者間で起こるトラブルである。 太陽光発電関連事業者にはより一層のコンプ(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 (3) サブリース建物取扱主任者 事業者からの賃料減額請求
「知識がなくとも賃貸経営をする事ができる」「賃借人に対しての対応は全てサブリース事業者が行う」「空室分の賃料も保証され支払われる」など、不動産オーナーにとってはメリットの多いサブリース。しかし、事業(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 (2) 競売不動産取扱主任者のトラブル解決事例 不動産の立ち退きを巡って
市場価格の7割前後の価格で落札できるケースも多い競売物件。近年では不動産事業者のみならず、一般の方も競売に参加するケースも少なくない。 トラブルの当事者となったのは、横浜市保土ヶ谷区にある戸建て物件(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 (1) クレーム対策に有効
裁判によらず、当事者同士の話し合いによってトラブルを解決するADR(裁判外紛争解決手続)。そもそもADRとはAlternative Dispute Resolutionの頭文字をとったものであり、「より当事者の求める形」でのトラブルの(続く)