ADRの現場から 記事一覧
ADRの現場から
裁判によらず、当事者同士の話合いによってトラブルを解決するADR(裁判外紛争解決手続)。消費者のみならず不動産・建築事業者にとっても有益なこの制度。各現場で起こるトラブル・クレームについて、ADRを通して解決した実例を紹介します。
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ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決(31) 投資不動産取引士(2) 相続トラブルが増加
投資不動産流通協会の団体キャッチコピー「投資不動産流通のスタンダードをつくり、安全・安心の取引と市場の活性化を実現」には、トラブルが非常に多い投資不動産取引市場を変えていこうという想いが込められてい(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 (30) 日本不動産仲裁機構(1) ADRの本質とは
「裁判外紛争解決」という難解な言葉の響きからすると、ADRは、何か特別な新しい手続きのように思われがちです。ここで「裁判外」という大仰な言葉が使われてはいますが、考えてみるに、私的自治の原則の下で「自(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決(29) 再生可能エネルギーアドバイザー(2) 地域住民に配慮を
11年の東日本大震災に伴う福島第一原発の事故以降、より一層注目されているのが、太陽光発電、風力発電、バイオマス発電などの再生可能エネルギーです。地球環境への配慮という観点からすると歓迎されるべき取り組(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決(28) 小売電気アドバイザー(2) 小売自由化でトラブル増
経済産業省・資源エネルギー庁は18年5月に「電力小売全面自由化の進捗状況」を発表しました。それによると、18年1月時点で全販売電力量に占める新電力のシェアは約12%。また、電力広域的運営推進機関(OCCTO)の発表(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決(27) 敷金診断士(2) 改正民法の影響でより効果的に
約40年ぶりに民法の「相続分野」の規定を見直すこととしている改正民法などの関連法が、7月6日の参院本会議で成立しました。これに先んじて「契約や金銭の支払いに関するルールを定めた民法の規定(債権法)を見直す(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 (26) 太陽光発電アドバイザー(2) 普段からの人間関係が端緒
太陽光発電に関する隣人とのトラブルの多くは、設備オーナーが予想もしない形で発生しています。というのも、トラブルを経験するほとんどの人が初めて機器を設置すると共に、どのような影響を隣人に及ぼしてしまう(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決(25) サブリース建物取扱主任者(2) 契約書の落とし穴
サブリースを巡るトラブルの主なものは、その契約内容に起因するものです。例えば、交わした契約書に「オーナーが認識していなかった条項が記載されている」というケースがあります。 年金生活をしていたA氏は、(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決(24) 民泊適正管理主任者 近隣とのトラブルを未然に防ぐには
6月15日、いよいよ住宅宿泊事業法(民泊新法)が施行されました。これによって、地域ごとの民泊の運用について一定のルールを守らなければならなくなったと共に、事業者は自治体に届け出などを行わなければならなく(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決(23) 原野商法トラブルに関する事例(2) より現実的な解決策
申立人のA氏は、被申立人B社より群馬県のとある土地を800万円で購入した。しかし、実際はこの土地の価値が購入金額と比較して著しく低いものであると状況的に判明したため、A氏はB社の「原野商法」の被害に遭った(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決(22) 原野商法トラブルに関する事例(1) 詐欺の可能性が高いが……
例えば、申し立てを起こした個人からすれば裁判をするよりも金銭的なメリットがあり、被申立人である事業者からすればその非公開性から社会的なメリットがあるADR。個人であるA氏は、不動産業者B社の勧めにより群(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決(21) 太陽光発電メンテナンス技士(2) 現場トラブル解決の要点は
裁判によらず、当事者同士の話し合いによってトラブルを解決するADR(裁判外紛争解決手続)。ADRは裁判に比べて、簡易・低廉・柔軟さをもったトラブル解決が可能になるが、これは消費者のみならず、不動産・建築事業(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 (20) 調査実施のポイント 求められる3つの姿勢
当事者間に入りトラブルを解決していく調停人には、一般的に共感・承認・支援という3つの「姿勢」が求められるとされています。ここでは、「コミュニケーションの手法」からこれをご説明します。まず、「共感」と(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 (19) 競売不動産取扱主任者(2) 滞納金トラブルを解決
競売物件の購入は、一般の不動産取引に比べてリスクが大きいもの。なぜならば、不動産競売は民事執行法、一般の不動産取引は宅地建物取引業法と適用される法律が異なることもあり、買主の保護が十分にはなされてい(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 (18) 再生可能エネルギーアドバイザー 「関連トラブル」増加中
日本住宅性能検査協会では「再生可能エネルギーアドバイザー」の認定を行うプログラムを展開していると共に、地方自治体の再エネ相談窓口、電力小売全面自由化についての相談窓口など、資格者が活躍できる職場を広(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 (17) 投資不動産取引士 ルール未整備で多いトラブル
一般社団法人投資不動産流通協会は「投資不動産取引士」という認定資格制度を実施しております。これは元々戸建て住宅やマンション等とは異なり、取引のルールが一般化していないことによりトラブルの多い投資不動(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 (16) シックハウス診断士 裁判に勝てないと泣き寝入りも
家の新築、リフォームなどをきっかけにして、「部屋にいると頭痛やめまいがする」「セキが出る」「目がチカチカする」などの症状が出るシックハウス症候群。建築基準法の改正により、03年7月1日からシックハウス対(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 (15) 小売電気アドバイザー 紛争事例を収集し、生かす
16年4月1日より電力小売りが全面自由化となりました。これに伴う事業者と消費者とのトラブルとして主なものは「電気と○○のセットにすれば安くなると言われ、求めていない商品をセット販売された」や「契約時に説明(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 (14) 住宅販売士 夢のマイホームで後悔しないために
人生の大半を過ごすことになるマイホームの購入に、お客様は絶対に後悔をしたくないと考えておられます。しかし、実際は組んだ住宅ローンが思ったよりも生活を圧迫したり、周辺環境がうるさく落ち着いた暮らしを送(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 (13) 雨漏り検診士 客観的データを提供
当団体が組織し育成している「雨漏り検診士」は、雨漏りに関する検査及び診断を行う、公正で中立の立場を堅持する専門技術者です。この資格者となるためには、雨漏り検診アドバイザーとして利用会員登録後、以降に(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 (12) 土地活用プランナー オーナーの人生を豊かに
海外投資先としての日本人気や相続税対策のニーズなど、様々な要因により土地活用を志し、実施される方々は増えてきています。私たち土地活用プランナーは、そのような地主様や家主様を土地活用のアドバイスを通じ(続く)