知って得する建物の豆知識 記事一覧
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知って得する建物の豆知識 149 人気高まる塗り壁 耐久性を要確認 無機系塗材に注目
最近は、塗り壁の人気が高まっています。サイディング材特有の目地の多さが外観のグレード感を損なうことから、それに代わって、若手建築家の設計事案などでも塗り壁を目にすることが多くなりました。ただし、その(続く) -
知って得する建物の豆知識 148 アドラーの人格理論 顧客心理7分類 商談時の参考に
今回は建築のお話は一休みして、顧客分析をテーマにします。 ユングやフロイトと並ぶ心理学の巨頭でありながら、なぜか知名度の低いのが、ウィーン生まれの心理学者アルフレッド・アドラー(1870~1937年)です。(続く) -
知って得する建物の豆知識 147 接合部守るコーキング剤 樹脂性糊で隙間接着 補修や防水、多用途で活躍
建築物は、様々な部品や部材の集合体です。それらの接続部は直づけされるのではなく、必ずクリアランス(目地=めじ)を取ります。部品・部材の熱による膨張や収縮を逃がすための工夫で、これがないと、部材・部品の(続く) -
知って得する建物の豆知識 146 人気のウッドデッキ 人工・天然木の特徴は 一長一短、用途様々
一般的な施主の志向として、建物が完成すると、がぜんエクステリアに関心が向くようです。地面が露出した敷地の周りをフェンスで囲んだだけでは「住まい」とは言い難い、という感覚をもつようになるからでしょう。(続く) -
知って得する建物の豆知識 145 施主の志向に変化 「都市型・和風」が主流 建築家と〝友達化〟の弊害も
最近では、クライアント自ら気軽に建築家に家の設計を頼むようになりました。インターネットの発達で、建築家のプロフィールやデザインを簡単に閲覧・比較できるようになったことも、一因ではないでしょうか。デザ(続く) -
知って得する建物の豆知識 144 高気密なアルミサッシ 冬の結露が弱点 昨今は樹脂入りが一般的
住宅の窓回りといえば、今ではアルミサッシが当たり前です。日本で最初にアルミサッシが使われたのは、1932年に村野藤吾氏が設計した「近三ビル」(東京・日本橋)とされています。純粋なアルミサッシではなく、鋼製(続く) -
知って得する建物の豆知識 143 縦長窓と横長窓 採光・通風で異なる効果 「視線遊ばせる」観点で選択を
窓の形状には縦長と横長があります。単に形状の違いだけではなく、木構造の場合などは、縦長窓と横長窓で構造的な意味合いが異なります。 構造強度への影響に差 同じ面積の縦長窓と横長窓を比較したとき、面積が(続く) -
知って得する建物の豆知識 142 「グリッドプラン」で設計の素案作成 尺とメーターで高騰抑制
設計の最初に行う作業が、エスキースの作成です。エスキースとは下図や素案といった意味で、細かい寸法を入れないスケッチのようなものです。 間取りやデザインを決めるためのエスキースには、2つの方法があ(続く) -
知って得する建物の豆知識 141 外構のゾーニング 利便・安全考慮し設計 庭や境界6つで構成
外構(がいこう)とはエクステリアデザインのことです。外構は植木や駐車場のレイアウトを漫然と考えるのではなく、ゾーンで考えることが大切です。その方法を「ゾーニングプラン」と言います。 外構は大きく、(1)(続く) -
知って得する建物の豆知識 140 視点変えW杯観戦 新設のスタジアム 共通点は〝開放感〟
残念ながら日本のグループリーグ敗退も決まり、安心してW杯を観戦できるようになりました。 試合は、複数の会場に分散して行われています。テレビに映る白熱した試合の合間に、スタジアムの建築にも目を向けてい(続く) -
知って得する建物の豆知識 139 様々な外壁素材 住宅性能を左右 モルタル、漆喰も復活
風雨や雪、暑さ、寒さ、騒音などから生活空間を守るのが、外壁と屋根です。外壁素材の選定に当たっては外観イメージと共に、耐候性や耐久性、遮音性、断熱性など住宅の基本性能を決定づける重要な要素も考慮する必(続く) -
知って得する建物の豆知識 138 建築図面の歴史 現物から次々「写す」 標準化の技術も発達
建築図面の起源は、施工するために施主である貴族や僧などの意向を反映した絵図でした。残存数が非常に少ないのが特徴です。建築指図が目的で、多くは完成後に破棄されたためだと思われます。絵図は当初「図」と呼(続く) -
知って得する建物の豆知識 137 若者気にする風水、家相 気候風土に合致の側面 過剰な導入には注意
住宅購入者層が意外と気にするのが、家相と風水です。若い女性はパワースポットが大好きなので、それも影響していると考えられます。家相や風水には非科学的なものもありますが、建築の常識と矛盾しないものも少な(続く) -
知って得する建物の豆知識 136 床下に「ねこ土台」 換気効果は絶大 昆虫、水の侵入に注意
コンクリート布基礎の天端(てんば)に敷く、樹脂または硬質ゴム製のハガキ大の板を、「ねこ土台」や「基礎パッキン」と言います。 ねこ土台の語源については種々ありますが、昔の日本建築では、土台の下部に玉石(続く) -
知って得する建物の豆知識 135 必須のタブレット端末 便利アプリを紹介 間取り作成で重宝
住宅・不動産の販売や顧客管理の場面で、タブレット端末は今や欠かせない存在となってきました。スマートフォンやPCとの連携、ソフトの多様性、マルウェアなどへの耐性を考えると、Andoroid系に比べてiPad系に一日(続く) -
知って得する建物の豆知識 134 コンクリの〝凍結融解〟 AE剤活用で防止 水量減らし強度アップ
コンクリートやセメント製品は、硬く丈夫で耐火性の高い材料です。一方で欠点は、凍結融解によって損傷することです。 ひび割れのメカニズム 水は凍結すると、体積が9%ほど大きくなります。コンクリートの内部に(続く) -
知って得する建物の豆知識 133 防水処理「雨仕舞い」 デザインとは相反 〝谷つくらず〟が原則
建築物の防水処理全体を、「雨仕舞(あまじま)い」または「雨とじ」と言います。「仕舞い」とは、建築用語で納まりやディテールを意味します。 建築物は風雨をしのぐために造られるわけですから、雨漏れはあって(続く) -
知って得する建物の豆知識 132 販売に必須「パース」 原点は透視図法 カメラの起源にも
「パース」とは、「透視図」を表す英語の「パースペクティブ」を省略した和製英語です。最近ではパソコンなどで簡単に書くことができますし、顧客からも、分かりやすく美しいパースは人気です。シンプルな線画程度(続く) -
知って得する建物の豆知識 131 ドレーキップ窓 寒冷地で普及 断熱、換気で本領発揮
窓の開閉方式には引き違い、押し開き、上下スライドなどがあります。その中で、複合機能を持った窓の開閉方式がドレーキップ窓です。ドレーは「内開き」、キップは「内倒し」を意味し、1つの窓で2通りの開閉方式を(続く) -
知って得する建物の豆知識 (130) 情報共有システム CAD作成の落し穴 億ション物件で施工ミス
スリーブとは、建築用語としては配管や配線を通す貫通穴を指します。スリーブの位置や大きさは構造強度と密接な関係があるため、慎重に設計されます。 配管の貫通穴が不足 最近の報道で、大手ディベロッパーが販(続く)