大京と東芝エレベータはこのほど、非常用電源を搭載したマンション用エレベーターシステムを共同開発した。東芝製蓄電装置を利用したもので、大京が供給する50戸以上かつ10階以上のマンションに導入する。これにより、停電など非常時にもエレベーターを10時間程度、運行することが可能になるという。
大京は、東日本大震災以降、災害に強いマンションづくりを進めており、今回の取り組みもその一環。今後、蓄電装置の利用について、エレベーターの運行だけでなく、共用部の動力や照明への電力供給切り替え、ピークシフト、ピークカットなどについても検証していくという。