オリックス不動産とオリックス・ホテルマネジメントは、運営する旅館・ホテル、研修施設、水族館の計21施設・11都道府県で「地域共創プロジェクト」を始動する。同プロジェクトは、地域の企業や自治体との連携やオリックスグループのリソースを活用して、新たな観光資源の発掘・創出を行うもの。プロジェクトの始動に伴い、各施設の地域共創担当者を任命。各担当者は、今後、地域活性化につながる地域の魅力・特色を生かしたイベントや新しい体験、最新技術を活用した観光・宿泊プランなどを企画・推進する。
まず、5月11日から、地域全体へのロケ誘致を図る取り組み「オリックスロケーションサービス」を、会津若松市・京都市・別府市の3地域で開始する。映画やドラマを通じた地域PRを目的に、各自治体と協力して、同社の運営施設のみならず地域の魅力ある施設や観光地などをテレビや映画制作会社へ紹介する橋渡し役を担う。会津若松市では、市が運営する「会津若松フィルムコミッション」と連携し、会津全域で積極的にロケを受け入れる。今後も各地域の自治体と協業しながら、実施エリアを拡大する。
同プロジェクトを通じて、地域の新たな魅力を発信することで、地域と運営施設の長期的で安定的なファン作りと地域活性化により、「訪れるお客さま」「地域」「当社施設」にとっての好循環を促すことを目指している。