大東建託(東京都港区、小林克満社長)は6月1日、建設現場の現場管理を行う工事職の社員を対象に、コアタイムのないフレックスタイム制度「フリーフレックスタイム制度」を導入した。1カ月の所定労働時間を満たせば、定時(工事職は8時30分~17時)に関係なく、7時から20時までの時間帯で、いつ出社、退社しても可能とした。同社によると、工事職は天候の影響や近隣との工事時間の協定などにより、現場ごとに働き方が異なる。20年に工事職の現場社員から聞き取りをしたところ、「コアタイムのないフレックスタイム制度が導入されると、現場の事情に合わせてより一層働きやすくなる」という声が多く、そうした要望に応えた。