ヒューリックは、東京・銀座の中央通り沿いに、高級温泉ホテルが入居するビルを整備する。3月7日のみずほ銀行銀座中央支店移転に伴い、1974年に竣工した「ヒューリック銀座ビル」(中央区銀座)の建替計画に着手することを決定。同計画は、高層階に宿泊施設、中層階に事務所、低層階に物販店舗を配し、カーボンニュートラルを見据えた環境性能や木質化を盛り込んだサステナブルな12階建ての複合ビルとして開発する。竣工は25年の予定。
高層階の6フロアには、高級温泉旅館「(仮称)ふふ東京銀座」を計画。すべての部屋に天然温泉を引き、テラスを設ける。高級温泉旅館“ふふシリーズ”は、 箱根、熱海、河口湖、日光、京都、奈良で展開しており、現在9施設で運営を行っている。今後、軽井沢、城ヶ島において開発を進めており、「銀座」は13番目の“ふふシリーズ”となる。