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三菱地所、豪州で大型物流施設開発に参画

 三菱地所は8月1日、ESRグループ・リミテッドの現地法人とオーストラリア・メルボルンで物流施設開発事業「Enterprise Industry Park」(完成パース、イメージ)に参画したと発表した。

 同計画は、ビクトリア州メルボルン南東のパッケナム地区における4棟構成の大型物流施設となる。敷地約12.1ヘクタールに約1万2600~2万5900平方メートルの物流施設を開発し、有効面積はおよそ7ヘクタールを計画する。2025年以降段階的に竣工し、2026年に全体竣工を予定する。

 なお、オーストラリアでの物流施設開発は、三菱地所及び日系総合デベロッパーとしても初という。ESRグループとの共同事業も初めて。

 豪州のEC市場の拡大と人口増加を受けて物流施設の供給は全国的に追いつかず不足状態が続いている。