三菱地所グループのイノベリオス(東京都千代田区、安藤康司社長)はこのたび、東京都の課題解決を目指すスタートアップと行政の連携拠点である「TOKYO UPGRADE SQUARE」のスタートアッププラスに選定された。
東京都は行政課題をスピーディーに解決するため、スタートアップの斬新なアイデアやプロダクトを積極活用するフィールドの構築を進めている。「TOKYO UPGRADE SQUARE」は都内の行政機関が恒常的に課題を発信し、その課題を解決できるスタートアップとの連携を多様な側面から支援する拠点。
イノベリオスは今後、「TOKYO UPGRADE SQUARE」と連携しながら、社会課題の解決に寄与していく。自主管理マンションでは安定した管理運営が困難となるケースがあり、管理不全状態に陥っているマンションも存在する。そうしたマンションで、イノベリオスのマンション管理支援アプリ「KURASEL(クラセル)」を活用し、管理不全マンションの立て直しへの貢献を目指す。クラセルは、管理組合の会計・出納業務の処理を簡素化・自動化し、簡単に会計業務を行えるようにしたアプリだ。