Pick Up!
- 大手住宅メーカーの7月受注金額 8社が「注文」前年上回る
- マウイ島で米国初の応急仮設住宅
- 新宿三井ビルで4年ぶりにのど自慢大会
1週間のランキング・トップ10から記者が気になる記事を3つピックアップしていきます。
まずはじめは6位に入った住宅新報本紙の「大手住宅メーカーの7月受注金額 8社が「注文」前年上回る 建て売りは6カ月連続2桁成長も(2024/8/20号)」です。注目は、長らく低迷が続いている「注文住宅」の受注(金額ベース)が7月、大手8社が前年を上回ったことです。近年「注文住宅」の受注戸数の減少を建築費高騰などもあり一棟当たりの高単価でカバーする構図が続いています。一方、「分譲住宅」需要が盛り返し、「注文住宅」離れという流れもあり、供給会社の間でも「分譲住宅」シフトの動きがみられます。引き続き新築戸建て市場の今後の動向に注目です。
2本目は3位の「マウイ島で米国初の応急仮設住宅50戸を竣工 大和ハウスG(2024/8/20配信)」です。主に国内の被災地支援として大手住宅各社が備えに力を入れてきた応急仮設住宅ですが、今回は国外で応急仮設住宅が着工されました。供給会社である大和ハウスグループは過去、国内における災害などで約2万8000戸の応急仮設住宅を建設しており、これまでの実績や知見を海外でも生かす取り組みとして高く評価されるでしょう。
夏まつり終盤ということからでしょうか、3本目はちょうど1年前配信の「新宿三井ビルで4年ぶりにのど自慢大会 優勝はPayPay銀行(2023/8/28配信)」が1位になりました。この三井不動産主催の「会社対抗・のど自慢大会」は昨年、4年ぶりに復活し、今年も8月21日から23日かけて開催されました。テナント企業同士の交流や社内コミュニケーションの促進を目的とした今年で47回目となる「のど自慢大会」です。今年は新宿三井ビルディングの入居テナントから58社計106組293人の過去最多の参加があり、「株式会社ウィルオブ・コンストラクション」が優勝しました。