総合

ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決(22) 原野商法トラブルに関する事例(1) 詐欺の可能性が高いが……

 裁判によらず、当事者同士の話し合いによってトラブルを解決するADR(裁判外紛争解決手続)。ADRは裁判に比べて、簡易・低廉・柔軟さをもったトラブル解決が可能になるが、これは消費者のみならず、不動産・建築事業者にとっても有益な制度であるといえる。事業者は当事者同士の板挟みとなり時間と労力を浪費していくケースも多くあるが、ここでADRという話し合いによる具体的な解決策を提案することは非常に前向きなことだ。今回は、法務大臣認証機関としてADRを実施する(一社)日本不動産仲裁機構の平柳将人専務理事兼ADRセンター長より、日本不動産仲裁機構ADRセンターが実施したADRの事例を紹介してもらう。

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