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総合
潮流2025年 住宅・不動産業界 低金利が促す高額取引
住宅・不動産業界を取り巻く事業環境を見れば人口減少に伴う需要の先細りに危機感が募り、東京一極集中に代表されるように都市と地方の地域格差も拡大するばかりだ。不動産各社の競争は激しい。2025年はどうなるか。株式市場に「辰巳天井」という格言がある。辰年と巳年に株価が天井をつけやすいことを意味しているが、不動産市場に目を転じれば分譲マンションや商業用不動産の取引価格は高騰し、ピーク感が募っている。米国はトランプ氏が大統領に返り咲きとなり、不確実性の高い経済環境が少なくとも4年続く。国内政治も少数与党で不安定だ。巳年を展望する。(中野淳)