総合
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「軒を貸して母屋を取られる」 松岡英雄 新住まいのことわざ(100)
近頃は軒の深い家が少なくなってしまった。 狭い敷地を有効に利用しようとすれば、軒や庇を浅くせざるを得ないし、また、技術の進歩により、風雨に強い壁や窓ができたおかげで、それほど軒先を必要としなくなっ(続く) -
不透明感残すも明るい出足 新春の不動産市況
住宅新報 1月17日号 お気に入り震災後の不透明感がぬぐい切れないまま、年明けを迎えた不動産業界。まず、気になるのが住宅市況。成人の日を含めた3連休の出足はどうだったのか。安心・安全志向が強まる中、戸建てとマンション市場の動向は。一(続く) -
「ワンストップ」の街
「ワンストップ」はいまや便利なサービスの代名詞。「1カ所で用が足りる」ことは、需要者にとっては理想的である。民間企業は消費者を引き付けるために、物販から金融保険、健康・医療・介護まで幅広くその可能性(続く) -
「医者の玄関構え」 松岡英雄 新住まいのことわざ(99)
東京23区には坂がいくつあるのだろうか。歩いて調べた人によれば、700を超えるという。富士見坂は20幾つあるそうだ。もっとも地名だけで富士山は見えなくなってしまったところが多いらしい。 坂といえば、江戸(続く) -
全国まち・住宅・不動産 話題のスポット(36) 福井県 福井市の住宅事情 日本不動産研究所
再開発で市街に人口戻る 郊外、区画整理で機能集積 お江と福井 11年のNHK大河ドラマの主人公であるお江は、母・お市の方とともに、福井とゆかりのある人物である。お江が福井滞在時に住んだとされる北の庄城(続く) -
社説 新年の景況見通し 厳しさ覚悟で市場開拓を
欧州危機、円高・株安という厳しい経済情勢の中、東日本大震災からの復興を期して迎えた新年。住宅・不動産業界は、底堅い需要と税制など政策的な後押しの継続が決まって、比較的穏やかな幕開けとなった。「登(続く) -
内なる変革を
「今年は激動の年になる」という見方が多い。その理由の一つが、世界の主要国でリーダー交代の可能性があるというものだ。だが、国のトップが交代するとなぜ激動なのか。5年間に6人も首相が代わったのに、あまり代(続く) -
全国まち・住宅・不動産 話題のスポット(35) 富山県 再開発が進む富山市中心部
県内最大の商業地で 富山市は、国から07年に中心市街地活性化基本計画の第1号認定を受け、中心部における『にぎわい創出』や『居住推進』により、コンパクトな街づくりを進めている。こうした中、JR富山駅の南方1(続く) -
「朝起きの家には福来たる」 松岡英雄 新住まいのことわざ(98)
朝7時前からバス停に並んでいる人がたくさんいる。東海道線辻堂駅まで10分ほどである。駅前にテラスモールという湘南地区で最大のショッピングセンターが昨年11月にオープンし、今、話題のスポットである。辻堂駅(続く) -
「学生100人に聞きました」
昨秋に始まった明海大学不動産学部で行われている今年度の住宅新報社の講義「不動産流通の制度と市場」も、年が明けて残すところ後わずかになった。年末に講義を受講した学生約100人超に、「不動産業界はイメージ(続く) -
全国まち・住宅・不動産 話題のスポット(34) 石川県 市制に移行した野々市 区画整理が発展の基盤
41年ぶりに単独で 「加賀百万石」の歴史観光都市・金沢。その中心部から南西へ車で20分ほどでコンクリート打ち放しとガラス張りの近代的な建物が目に入る。 日中は、コの字型の形状を生かして配置された南向き(続く) -
ニュースが分かる! QアンドA サービス付き高齢者住宅普及の鍵は
住み手の多様なニーズに応える デスク サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の登録が始まっているが、どの程度普及すると思う? 記者 国土交通省は今後10年間で60万戸の供給を見込んでいるけど、年間6万(続く) -
「門松は冥土(めいど)の旅の一里塚」 松岡英雄 新住まいのことわざ(97)
「めでたくもありめでたくもなし」と続く。一休禅師の歌とされている。正月の門松は本来めでたいものとされているが、門松を立てるたびに歳をとり、死に近づくことになるので、死への道の一里塚のようなものだの意(続く)