総合
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地域振興と『森の交番』
東京都板橋区のときわ台駅南口近くの神社脇に『森の交番』がある。民間の交番で、人が集まる拠点という位置付けだ。5年前、東京都の地域振興事業の1つとしてできた。「地域社会には誰でも集まることができる拠点が(続く) -
全国まち・住宅・不動産 話題のスポット(40) 岡山県 岡山都市圏の『商業戦争』
バブルの時は、都市間競争とよく言ったものだが、今はまさに広域都市圏競争へと駆り立てられている。背景は、首都圏を基盤とした大手資本の論理がある。しかし競争こそは市場の原理というがいつまでも市場とい(続く) -
大好きな日本で本格始動 台湾人投資家に日本の不動産を紹介する「東京おおやネット」社長 廖惠萍(りょうけいひん)さん
「治安が良くてきれい。洋服や物は常に最先端で、食べ物もおいしい。すてきな建築物もたくさんある。日本のこと? 大好きです」 母国の不動産投資家に、日本の物件を紹介している台湾人の廖さんは、聞いたこち(続く) -
ニュースが分かる! QアンドA 貢献した民間賃貸住宅借り上げ制度 初の本格稼働 全応急仮設の約半数に
デスク「東日本大震災が発生してから間もなく1年だが、被災者の住宅はすべて確保できたのかね。今回はプレハブの応急仮設住宅だけでなく、既存の民間賃貸住宅を借り上げる『みなし仮設』住宅が相当数あったようだ(続く) -
「七つの倉より子は宝」 松岡英雄 新住まいのことわざ(103)
昔のお大尽の家には必ず倉があった。白壁となまこ壁の組み合わせはたいへん美しく、子供心にも憧憬の念で眺めていた。戦後の貧しさの中で生きていた子供にも、倉は富める者の象徴であることがうすうす感じられてい(続く) -
アイデンティティー
11年の新設住宅着工戸数は83万戸。00年の120万戸から3割減。その前の10年間も3割減だ。この趨勢が続けば20年頃には56万戸になる。市場が縮小していくのだから、生き残るためには自社の個性、存在意義を示すしかな(続く) -
前田武志・国土交通大臣と政策を語る 第5回 大和ハウス工業会長・樋口武男氏 ②
(①はこちら) 樋口会長 ところが、現状は、住宅の価値が下がる状態が続いていて、これではダメです。我々は開発も建築も行っていますが、総合特区については、官が主導しないとできません。ですから官と民、(続く) -
全国まち・住宅・不動産 話題のスポット(39) 島根県 特例市になる松江
『身の丈再開発』を実践 温泉生かして活性化図る 合併構想は成就 松江市は宍道湖と中海をつなぐ大橋川により南北に区分され、それぞれ「橋北地区」「橋南地区」と呼ばれている。 人(続く) -
「御蔵(おくら)にする」 松岡英雄 新住まいのことわざ(102)
永井荷風は麻布市兵衛町にあった自宅を偏奇館と名づけていた。ペンキ館のしゃれである。荷風はそれ以前、大久保余丁町にあった実家の屋敷内に増築した小庵にも断腸亭と名づけている。偏奇館は1920(大正9)年、外国(続く) -
いまこそ前を向いて進もう 前田国土交通大臣と政策を語る 第4回 積水ハウス会長・和田勇氏① 環境負荷の小さい住宅の供給
■我が国と国交省の役割 前田大臣 我が国は昨年12月、南アフリカで開かれたCOP17(気候変動枠組み条約の締約国会議)で、13年から京都議定書第二約束期間には参加せず、自主的な削減努力を実施する方針を表明し(続く) -
中古も二重価格表示可能に 広告ルール「公正競争規約」変更へ
住宅新報 1月31日号 お気に入り不動産公正取引協議会連合会は、不動産広告に関する業界の自主ルールである「不動産の表示に関する公正競争規約」(今週のことば)を変更する方針だ。売れ残ったマンションの値下げ前後の価格などを表示する二重価格(続く) -
国内誘致と海外進出
「東京を拠点にする外国企業50社以上、その他の外国企業500社以上を東京に誘致」。不動産業界には願ってもない話が東京都の計画「20年の東京」に盛り込まれた。その経済効果は14兆6000億円、100万人近い雇用誘発効(続く) -
社説 「20年の東京」で進む耐震化
民間の力生かし促進を 東京都は昨年末、10年後の大都市・東京のあり方を示した8つの目標からなる計画「20年の東京」をまとめた。07年に策定した「10年後の東京」(07~16年)をほぼ踏襲し、今後の都の政策展(続く)