大言小語 記事一覧
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地域振興と『森の交番』
東京都板橋区のときわ台駅南口近くの神社脇に『森の交番』がある。民間の交番で、人が集まる拠点という位置付けだ。5年前、東京都の地域振興事業の1つとしてできた。「地域社会には誰でも集まることができる拠点が(続く) -
「ワンストップ」の街
「ワンストップ」はいまや便利なサービスの代名詞。「1カ所で用が足りる」ことは、需要者にとっては理想的である。民間企業は消費者を引き付けるために、物販から金融保険、健康・医療・介護まで幅広くその可能性(続く) -
「学生100人に聞きました」
昨秋に始まった明海大学不動産学部で行われている今年度の住宅新報社の講義「不動産流通の制度と市場」も、年が明けて残すところ後わずかになった。年末に講義を受講した学生約100人超に、「不動産業界はイメージ(続く) -
「大言小語」 変わる街
十数年ぶりの事務所移転で、かつて本社を置いていた「虎ノ門」の地に住所が変わった。虎ノ門に通い始めて約25年。事務所移転は今回が2度目。どの事務所も駅からは至近で、虎ノ門はいつしかホームグラウンドになっ(続く) -
「大言小語」 自転車は車道
道路は誰が主役なのか。わが物顔で突っ走る車に人は追いまくられ、自転車やミニバイクも車道の邪魔者扱いにされた。結果、自転車は歩道を走り回り、右折できないミニバイクは横断歩道を引きずる有様だ。本来、人車(続く) -
「大言小語」 後戻りできない節電
今夏、全国規模の取り組みとなった電力の使用制限。政府が当初、目標に掲げたのはピーク時における電力使用の25%削減だった。準備期間もない中で掲げられた高い目標に戸惑いも見受けられたが、最終的には目標値(続く) -
「大言小語」 人の痛み
災害が多い今年だが、今度はタイで大洪水が起きている。首都バンコクにまで水が流入してきており、タイ政府は最大級の警戒をしている。 ▼現地在住の日本人によれば、タイは例年10月中旬に雨量が増加し、(続く) -
大言小語 自粛では得られないもの
東日本大震災発生から3週間過ぎたが、人々の生活は思うように回復していない。余波は日本全国に及んでおり、桜の美しい時季にもかかわらず、花見まつりを自粛するところが多くなっている。有名な大阪造幣局の『(続く)