明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 記事一覧
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明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第317回 土地と共生する低層マンション 接地型は暮らしを豊かに
【学生の目】 近年、都心部には20階を超える超高層マンションが立ち並んでいる。景観の良さや共用施設の充実などから30代を中心に人気を集める。一方、デメリットもある。超高層マンションに住む人の多くが感じ(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第318回 土地利用のあり方 利便性、品位、収益性を解決
【学生の目】 東京都千代田区は「みんなが選んだ住みたい街ランキング2017」(suumo)で第4位にランクインした魅力的なエリアだ。皇居を中心に、国の中枢機関が並ぶ霞が関や最新のビルが林立する丸の内など、多様(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第316回 団地の中庭 例外適用し広い空間確保
【学生の目】 不動産学を学ぶために三重県から千葉県に引っ越して新浦安に住んでいる。引っ越した当初、三重県では見られない南国風の街並みに感動を覚えた。緯度は三重県のほうが低く、山に密生する樫や椎な(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第315回 交差点に面したオープンスペース 快適、奇麗、新鮮な空間の恩恵
【学生の目】 新浦安は、多くの観光客が訪れる地域である。東京ディズニーリゾートに近いこともあって、修学旅行で来ていると思われる高校生の集団や、観光バスを見かけることも多い。街に電柱がないために空が(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第314回 スキップフロアの住宅 立面の整えにもう一工夫を
【学生の目】 吉祥寺のお洒落な雰囲気の住宅街で、目を引く1軒の建物を見つけた。道路に妻側を見せた〝ファサード建築〟で外観がとてもにぎやかだ。特徴はまず、壁面から突出した部分が多い。屋根のほかに出窓が(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第313回 片持ち梁の古いビル 現代的シェア経済受け皿に
【学生の目】 冬至が近くなると太陽の光が貴重となり、日陰では寒さを感じる。大学では入学試験の季節を迎えているが、現地調査に行った飯田橋では、正装をした未就学の子供が緊張した雰囲気で両親と手をつない(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第312回 工夫のある提供公園 住みたい街に息付く自然志向
【学生の目】 吉祥寺は住みたい街のランキングで上位に顔を出す常連の街である。その理由として考えられるのは、都心へのアクセスの良さに加えて、井の頭公園に代表される自然豊かな公園がたくさんあり、落ち着(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第311回 歩車の分離と共存 景観維持に植栽付き防護柵
【学生の目】 飯田橋駅は新宿駅まで中央総武線で約11分、東京駅まで中央総武線と中央線で約10分の位置にある。新宿駅と東京駅の間の好立地だ。江戸城の外堀の中にある飯田橋は古くから栄え、今でも飲食店が多い(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 310回 こどもひろば 街の品格を高めるゆとりを
【学生の目】 JR飯田橋駅は、東京都心を環状に結ぶ山手線の中央を東西につなぐ中央線のほぼ真ん中にある。地理的位置に恵まれた、都心の中の都心の飯田橋地区には小学校から大学まで多数の教育機関があり、様々(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第309回 景色になった木のベンチ 場所を楽しむための空間に
【学生の目】 JR飯田橋駅を降りて南に少し歩くと3、4階建てのマンションや高層マンション、飲食店、事務所や学校が点在する個性的な地域が広がる。皇居の北側にあたる飯田橋地区は、中でも幼稚園や小学校、高校(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第308回 ゴミ置き場の将来 不動産と共存の仕組み必要
【学生の目】 東京都千代田区にある飯田橋は、JR東日本の中央・総武線に加え、東京メトロの東西線、南北線、有楽町線や都営地下鉄大江戸線の各駅があり、交通の利便性が極めて高い街である。環状に走る山手線の(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第307回 屋外広告物の安全確保 悪循環を絶つ遵法性の徹底を
【学生の目】 毎年夏休みは地元の大阪に帰省するが、3年生の今年はインターンシップで様々な企業を訪れ、忙しい時間を過ごした。地元の友人とも、探している業界や企業、大学院への進学など、真剣な話が増えて就(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第306回 用途変更による街並み形成 街の将来に責任を持つ
【学生の目】 大学の海外研修に参加して、イギリスのロンドンとケンブリッジの街並みを視察した。ケンブリッジはケンブリッジ大学が所在する学園都市で、大学とは別に31のカレッジがあり、学生が生活している。(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第305回 イギリスの立体駐車場 〝悪くならない〟判断基準に普遍性
【学生の目】 不動産学部主催のケンブリッジ大学研修に参加し、夏休みの10日間程をイギリスで過ごした。イギリスの都市や不動産を学ぶ中、面白い建物を発見した(写真)。一見しただけでは、何の用途に使われてい(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第304回 ベランダの可能性 寒い気候に根ざした合理的利用
【学生の目】 じりじりと暑く汗が滴る9月初旬、夏休みを利用して韓国研修に参加した。不動産学部が行う海外研修のプログラムで、これまで春休みに開催していたが、就職活動が早まって時期が重なるため、今年から(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第303回 鉄道高架下に動く歩道 民活のインフラ再整備に可能性
【学生の目】 南船橋は東京湾沿いに走る京葉線沿いの街で、南船橋駅は東京駅と千葉駅のほぼ中間にある。京葉線の南側は工場や倉庫が立地する臨海型の土地利用が多く、北側の内陸部は多くのマンションや戸建て住(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第302回 二世帯で使う住宅 自立心と安心感が共存
【学生の目】 住宅を新築する際、どういう点に重きを置いて生活するかは非常に重要である。私が注目したのは吉祥寺の二世帯住宅だ。二世帯住宅では二世帯の人生計画が形態にも表れる。 まず分かることは、シン(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第301回 日本の郊外開発 精査を要する〝都市の顔〟
【学生の目】 9月にイギリスのケンブリッジ大学に短期留学する。短期留学は、明海大学不動産学部が主催する夏のイベントで、ケンブリッジ大学でイギリスの不動産や都市開発を学んだ後、日本とイギリスの都市(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第300回 レンガタイルの戸建て住宅 力強いデザインにぬくもりを
【学生の目】 浦安市の特徴は老若男女問わず安心して住めることだ。例えば、大小様々な公園が充実していることに加えて、海沿い、川沿い、旧堤防沿いや送電線下に線形に延びる緑がある。登下校の安全や歩車分離(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第299回 二世帯住宅の暮らし 幸せもたらす多世代交流
【学生の目】 夏を感じさせる眩しい日差しの下、街路樹のセミたちの声と共に吉祥寺の住宅地を進むと、一目では把握できない不思議な建築物に出合った(写真)。パッと見ただけでは1つの建物なのか、2つの建物が立(続く)