明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 記事一覧
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明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第256回 多発する災害に備える 長期的により高い安心を 佐藤真誠 不動産学部3年
【学生の目】 最近、自然災害のニュースをよく目にする。地震、台風、集中豪雨や竜巻など、今年も日本各地で災害が発生し、人命や資産に被害が生じた。9月6日の北海道胆振東部地震では傾斜地崩落や内陸部の液(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第255回 おしゃれな外観デザイン 斬新なレンガ積みバルコニー 内藤希 不動産学部4年
【学生の目】 恵比寿の閑静な住宅地で、魅力的なデザインの建物を見つけた。まず、一見して外観がおしゃれだ。バルコニーは集合住宅で最初に目に入る部分で、一般にアルミの竪格子やすりガラスの手すりで覆われ(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第254回 住みたくなるマンション オシャレ感増す角住戸の設計 朽方勇祐 不動産学部2年
【学生の目】 人が住みたいと思う街はどのような街なのだろうか。不動産の不思議を発見する活動でいくつかの街を見学し、そんな疑問を持つようになった。そこで「住みたい街ランキング」で上位を維持する恵比寿(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第253回 環境と共生するマンション 浦安で画期的な液状化対策 中村大智 不動産学部3年
【学生の目】 最近、日本各地で自然災害のニュースが飛び交い、建物の損壊のみならず人命を失う不幸が起きている。大学がある浦安は3.11東日本大震災の被害を受けたが、今ではすっかり復旧した。私自身は大きな(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第252回 吉田勝 不動産学部1年 無秩序な形のマンション 建基法、区分所有法の連携を
【学生の目】 道路を歩くときは道路前方を見ている。周りをキョロキョロするのは怪しいし、それほど見たいものがあるわけでもない。建物はせいぜい道路沿いの低層階を見るだけだ。そんないつもの見方なら目にも(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第251回 特徴ある屋根のアパート 力強さと高級感で好印象に 小池怜 不動産学部2年
【学生の目】 住みたい街の上位にランキングされる柏市は東京のベッドタウンの機能もある。その魅力を探る調査で、屋根に特徴があるアパートを見つけた。壁は白、屋根は青藍でシンプルな建物だ。住戸ごとに設け(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第250回 隣地との間隔が狭い建物 良質な工事のために対策を 本多颯汰 不動産学部2年
【学生の視点】 街を歩くと隣地との間隔が狭い建物が多く見られる。いつもは特に気にはしないが、改修工事用の足場づくりに苦労するところを見て、改めて違和感を覚えた(写真)。 建物の後退距離は民法234条1項(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第249回 新築タワーマンションの民泊 金子信孝 不動産学部2年 開発業者にも相当の責任あり
【学生の目】 今年の夏は例年になく暑く、夏の生き物のセミも鳴き出すルールを破ってしまった。大学は夏季休暇で大阪に帰省している。実家が年初に新築のタワーマンションに引っ越し、真新しい家に帰る楽しみは(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第248回 立体交差の安全と危険 歩行者道路を改善する提案
【学生の目】 市域の4分の3が埋立地の浦安市は、東京湾の最も奥の位置にある。西側は東京都に接し、羽田空港への時間距離は近い。東側は京葉工業地帯が広がり、成田空港につながる。このため、2本の鉄道と幹線道(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第247回 広いカーポートができる背景 余裕をなくした建築物 若生快永 不動産学部1年
【学生の目】 初夏の太陽が程よいある日、大学の近くの住宅街を散歩中に、一軒の建物に目がいった。大屋根の住宅とそれに付随するカーポートと倉庫らしきものに違和感を覚えたからだ。まず、大屋根の住宅が大きい(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第246回 オブジェのような防災井戸 被災時の安心居住の要素に 内藤希 不動産学部4年
【学生の目】 自転車で出かけた家の近くの公園で、ステンレス製の工作物を見つけた。最初は大学近くのショッピングセンターにあるステンレス製の風車と同様、芸術家が作ったオブジェと思った。しかし、よく見る(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第245回 外観デザインが高める価値 住みたいと思わせる魅力あり 平山暁寛 不動産学部3年
【学生の目】 居住に対する欲求のうち、住宅の外観はどの程度の重要性があるのだろうか。価値観によるとはいえ、多くは、魅了される外観の住宅に住みたい欲求を持つと思われる。一方、機能に重点を置く人もいる(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第244回 ブルックリンスタイルの家 黒い外壁を明るくするには 西川美波 不動産学部4年
【学生の目】 街やテレビで黒い外壁の倉庫のような家を見ることが多くなった。ベージュやアイボリーなど明るい色を用い、濃くてもせいぜい茶色までのことが多いなか、なぜ黒い家を建てるのか。 黒い外壁の住宅(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第243回 戸建て住宅の門扉 正面にアイストップの壁 吉田勝 不動産学部1年
【学生の目】 4月に不動産学部に入り知識を蓄えるにつれて、少しずつ不動産に興味を持ち始めた。私たちの大学は千葉県浦安市にある。大学の周囲は広々としていて、空間の余裕を毎日感じている。そんな大学近く(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第242回 2軒の住宅と駐車場 建物、外構の工夫で開放感 小池怜 不動産学部2年
【学生の目】 千葉県柏市は人口42万人で千葉県第5位の都市。1973年に日本初のペデストリアンデッキを造ったことで知られる。駅前デッキともいわれる駅前のペデストリアンデッキはその後全国で造られたから、柏は(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第241回 傾斜地に立つマンション 迫力ある独特の景観に誘われて 本多颯太 不動産学部2年
【学生の目】 電車の窓から山の傾斜を覆うマンションを見つけ、最寄りの駅に降りた。他では見ない現地の光景は迫力がある(写真)。下からは最上階が尾根に見える。上からはルーフバルコニーが段々につながる独特(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第240回 大型遊具も免震の時代へ 大地震を経験したからこそ 金子信孝 不動産学部2年
【学生の目】 五月の連休に大阪へ帰省した際、吹田市のEXPOCITYに足を運んだ。09年閉園のエキスポランドの跡地にある日本最大級の複合施設で、05年11月に開設された。 様々なショップや飲食店、海遊館が運営す(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第239回 小さな窓がある家 美しく見せる工夫も必要 朽方勇祐 不動産学部2年
【学生の目】 最近、窓を小さくしている家をよく見かける。先日、千葉県柏市で一つのアパートが目に留まった。濃い藍色の壁面に対して小さな窓がぽつぽつとあるアパートだ(写真)。アパートの窓というと、一住戸(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第238回 工夫された戸建て住宅 周囲への配慮が人気度上昇に はい島三弥 不動産学部2年
【学生の目】 首都圏版住みたい街ランキングで、千葉県柏市は17年5位、18年8位にランクインしている。人気の高さに興味を惹かれ、現地に行ったところ、街への配慮が対照的な建物が目にとまった(写真)。 (続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第237回 閉ざされた公園 子供が遊べるようにしたい 佐藤真誠 不動産学部3年
【学生の目】 小さい頃、「子供は外で遊べ」とよく言われた。子供にとって外は、鬼ごっこやかくれんぼ、サッカーや野球など、うるさくしても怒られず、思う存分に声を出し、身体を動かせる自由な場所だった。 (続く)