明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 記事一覧
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明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第55回 道路のバリアフリー スマートな側溝のデザイン
【学生の目】 皆さんが日常生活で毎日歩く道路はしっかりと整備され、歩きやすいだろうか。また、美観はどうだろう。浦安のある道路の側溝に注目すると、見た目がスマートで、とても歩きやすく整備されている(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第54回 コンテナによる土地活用 バイク愛好家にうれしい仕組み
【学生の目】 住宅情報で「駐車場有」と記載されている賃貸物件を目にすることがある。しかし、実際には車のスペースしかなく、バイクは不可というケースが少なくない。また、商業施設や民間駐車場で自動二輪に(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第53回 緊急時のライフライン 旧式でも価値のある設備
【学生の目】 受水槽とプロパンガスが置かれたアパートの前で私は立ち止まった。共に一般的な都市インフラだったが、近年減少し、見ることも少なくなった。アパートの正面に堂々と置いてある意外さも印象的だ。(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第52回 物足りないアパート 温かさを感じさせるものに
【学生の目】 写真は何の変哲もないどこにでもあるアパートだが、何か物足りないようにも見える。シンプルなデザインでベランダの手すりも若者に人気のガラス製だ。鉄骨造りで外壁が軽量気泡コンクリート板なの(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第51回 住宅の屋根 多様な材料、建築様式の提案を
【学生の目】 屋根は、雨露を防ぐために家屋の最上部に設けたおおいと定義される。勾配屋根と陸屋根に大別され、日本の戸建て住宅では、排水経路の確保が容易で漏水トラブルが少ない勾配屋根が多い。 勾配屋根(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第50回 集合住宅のエントランス 周辺と共生するデザインに
【学生の目】 エントランスは建物の顔であり、そのあり方一つで、マンションのグレードが分かってしまうほど重要な部分である。実際に、植栽が綺麗で、風除室があり、重厚で豪華な造りのエントランスには、中に(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第49回 品位を汚す広告 景観を損ね治安の悪化に
【学生の目】 浦安市を歩いていると電柱に不動産広告が掲載されていた。幹線道路との交差点には、不動産広告を張り付けたカラーコーンも設置されていた。私はこの広告に、いいようのない不快感を覚えた。 屋外(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第48回 トタン張りの家 新鋼板で再生すべきでは
【学生の目】 浦安の元町である猫実地区を散策していて写真の建物に目が留まった。屋根や外壁の仕上げにカラートタンといわれる塗装された亜鉛メッキ鋼板を使っている。カラートタンは高度成長期に多用された建(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第47回 隣地境界線と建物の関係 居住の快適性や安全性重視へ
【学生の目】 浦安の街で隣地境界線に密接した建物を見た(写真)。隣地境界線に近接する建物を見ることは少なくないが、アパートのベランダが密接していることに違和感を持った。隣地と争いは起きないだろうか。(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第46回 交差点の隅切り 整備、維持の根拠は複雑
【学生の目】 街に出ると隅切りされた交差点をよく見かける。だが、隅切りされていない交差点もある。まだ車の運転に慣れていない私は、隅切りがない場合は車をこすりそうだな、大丈夫かなと気になって仕方がな(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第45回 増築時の法令順守 良好な住環境に必要な制限
【学生の目】 住宅地には住宅の景色があり、商業地には商業の景色がある。戸建て住宅地では低層の建物を敷地に余裕を持たせて配置し、道路と建物、建物と隣の建物の間には間隔がある。商業地では逆に建物は中高(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第44回 覆われた外階段 避難や救助の妨げの懸念も
【学生の目】 階段には避難施設の役割がある。避難階段は、避難階(一般に道路面と同じ高さの階)まで迷わずに下りられる階段としなければならない。また、二方向避難のために、建物が6階以上になると、「2以上の(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第43回 マンションと街並み オープンスペースが生むゆとり
【学生の目】 新浦安にある写真のマンションは、ほかとは大きな違いがある。一般的なマンションは歩道と敷地に境目があり、そこに頑丈な鉄やレンガなどの壁をつくって、自分の陣地と言わんばかりの威圧感を放っ(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第42回 大規模マンションの建物配置 未来の近隣住民にも配慮を
【学生の目】 浦安市のマンション街を散策して、他と異なる建て方のマンションに気づいた。アーバンリゾートを感じさせるゆとりのあるマンションが多い(今川史野「不動産の不思議第39回」14年6月24日号)中で、(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第41回 自走式駐車場 効率に加え景観にも配慮を
【学生の目】 過ごしやすい季節になり、講義の空き時間に大学付近のまち歩きをしていると、マンションに併設した立体駐車場が目に入ってきた。高層マンションが多い中で、なぜかこの駐車場が気になったので、調(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第40回 敷地内電線地中化への投資 誰でもできる資産価値向上策
【学生の目】 高洲三丁目の住宅街を歩いていると、電柱とポールが並んで立つ、珍しい住宅に目が止まった。よく見ると電線の敷地内地中化を行っていた。他の住宅と比べると家を遮る黒い線がないため、すっきり(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第39回 マンションのアイデンティティ 新浦安らしい建物の集積を
【学生の目】 不動産学部に入学して間もなく研究会の先輩方と初めてのフィールドワークにでかけることになり、私は少しワクワクしていた。明海大学から住宅街につながる橋の最上部から周りを見回したとき、印(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第38回 シンボルロードの再生 誰もが理解でき安全な環境
【学生の目】 浦安市の代表的な道路にシンボルロードがある。新浦安駅付近から海まで続く幅員50メートルの道路だ。「みどり・あかり・みず・れきし」をテーマに四季を感じる街路樹を植え、電線類は地中化してい(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第37回 「シェア」が大好きな時代 安易な取り組みには疑問
【学生の目】 サイトを飛んで検索していると、「タイムシェア」という言葉を発見した。「超都心の部屋を月額4万円台からタイムシェアできる」とある(住まいはクラウドの時代へ、SAクラウド)。 タイムシェアは(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第36回 アスベスト情報の開示 安全安心なまちのために
【学生の目】 浦安市の住宅街で1棟の集合住宅が目に入った。アパートと思えるその建物は1階がピロティで上階が住戸になっているが、賑わいがなく空き家のように見えた。よく見ると使っている住戸もあり、完全な(続く)