廣田信子の紙上ブログ マンション管理応援歌 記事一覧
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マンション管理応援歌No.97 廣田信子の紙上ブログ 「ほどほど」と「よい加減」を意識して
「ほどほど」という言葉の深さを最近感じています。辞書には、「度が過ぎないで、ちょうどよい加減であること」とあります。老子の言うところの「中庸」でしょうか。 日々、誠実に仕事するのは大事だけど、がん(続く) -
マンション管理応援歌No.95 廣田信子の紙上ブログ 住まいに関する価値観も常に変化
我が国では、都市の成長や住宅数のコントロールとは無関係に都市計画がつくられてきました。それが今の都市部の空き家問題を生んでいます。団塊、団塊ジュニアの数に合わせると、住宅は過剰供給になってしまいます(続く) -
廣田信子の紙上ブログNo.94 マンション管理応援歌 人はいくつになっても誰かの役に立ちたい
高齢者を狙った詐欺は、オレオレ詐欺のように、孫や息子を助けたいという心理に付け込むものだと思っていたら、最近は、赤の他人が、何かのきっかけで心の中に入り込み、高齢者から多額のお金を引き出す手口が増え(続く) -
名前は単なる識別記号じゃない マンション管理応援歌No.93 廣田信子の紙上ブログ
先日、昭和20年代、戦後デモクラシー時代に小学生だった知人よりクイズが。知人が通う大阪の小学校では、クラスを1組、2組…とは呼ばずに、ユニークな呼び方をしていたといいます。どんな呼び方だと思う?と。 ア(続く) -
マンション管理応援歌No.92 廣田信子の紙上ブログ 50歳引きこもりを抱える高齢世帯をどうする?
国立社会保障・人口問題研究所は5年に1回、国勢調査を分析して「生涯未婚率」を割り出しています。それによると、15年には、?歳まで一度も結婚したことがない人が男性で4人に1人、女性で7人に1人と報道されました(続く) -
マンション管理応援歌No.92 廣田信子の紙上ブログ 「知っている人にも気をつけて」と言う時代
松戸市のリンちゃん殺害事件の容疑者逮捕のニュースには凍りつきました。何と、逮捕されたのは、リンちゃんが通っていた小学校の保護者会会長だったのですから。同年代の子供を持つ親に与えたショック、日頃、地域(続く) -
マンション管理応援歌No.90 廣田信子の紙上ブログ 高齢になったら戸建てに住み替えた方がいい?
人口減少、住宅が余る時代を迎え、マンションが抱える課題について話す機会が多くなります。そうしたら、先日のフォーラムで、会場から思いがけない質問が…。マンションはいろいろ大変そうで、これから高齢(続く) -
マンション管理応援歌No.90 廣田信子の紙上ブログ 長期滞納者の要求など聞く必要がない?
長期滞納者から管理組合に要求があったらどうしますか。 隣の住戸のバルコニーにゴミが大量に放置されているため賃借人が出て行ってしまった。隣がこの状態では売ることもできないので何とかしてくれと言うので(続く) -
マンション管理応援歌No.89 廣田信子の紙上ブログ 建替えには専有部分の新築も含む
「建替え」か「再生」かで、必要となる費用を比較する場合に気をつけてほしいことがあります。例えば、築40年のマンションで、「今後30年、市場価値を維持できるよう再生工事をするには、戸当たり200万円掛かりま(続く) -
マンション管理応援歌No.87 廣田信子の紙上ブログ 日本に口座がない外国人組合員をどうする?
日本のマンションを投資買いする外国人の増加は、様々な問題を生みます。 外国人が日本滞在中にマンションを購入し、本国に帰るが、日本の銀行に口座が持てないので、管理費等は、日本にいる友人の口座から引き(続く) -
廣田信子の紙上ブログNo.86 マンション管理応援歌 防犯カメラの犯罪抑止効果を上げる方法
今、どこにでも防犯カメラが設置されていて事件の解決に一役買っています。もう、悪いことしないで生活するしかないな~と凡人はあきらめますが…顔がはっきり写らなければ大丈夫と防犯カメラ慣れした人も増えてい(続く) -
マンション管理応援歌No.85 廣田信子の紙上ブログ 高齢者の住宅ステップダウンが始まる
かつて、賃貸アパート→分譲マンション→戸建て住宅とステップアップさせていくことを「住宅すごろく」と言っていましたが、最近では、マンションを終の棲み家にするのが一般的になりました。また、超高齢化と共に、(続く) -
マンション管理応援歌No.85 廣田信子の紙上ブログ AI管理員さんが活躍する未来を夢想
マンションの入り口に立つペッパーくんのデモを見て、人工知能(AI)搭載のロボット管理員さんが活躍する時代が近いかも…と思いました。AIの進化は驚くべきスピードです。昨年、AIの第一任者、マイケル・オズボーン(続く) -
マンション管理応援歌No.83 廣田信子の紙上ブログ 終活を意識することで今の生き方が変わる
マンションの超高齢化に対応するために、早いうちから終活を意識した生き方を学ぶことも必要になります。終活は終わりの準備ではなく、最後までの時間を自分はどう生きたいかを考えることです。終活セミナーで学ん(続く) -
廣田信子の紙上ブログNo.82 マンション管理応援歌 何が「公平」と感じるかは「文化」
管理費等の負担の公平について改めて考えました。50年前、管理費等は全戸同額が多かったのです。その後、専有面積に差が生じてくると、専有面積割合で管理費等の負担をするのが一般的になりました。しかし、広さに(続く) -
マンション管理応援歌No.82 廣田信子の紙上ブログ 管理放棄の区分所有者を逃げ得にしない
分譲マンションは、ローンを組んで持家を購入できる安定的な収入を確保できる人が暮らす場所…40年前、終身雇用が機能し、分厚い中産階級を持つ日本では、それがごく当たり前の感覚でした。 今はそうはいきません(続く) -
マンション管理応援歌No.80 廣田信子の紙上ブログ 徹底的に高齢者をサポートするマンション
マンション管理士でケアマネージャーの知人より、マンションの超高齢者を支えていくヒントをもらいました。ケアマネージャーは、介護保険サービスを利用する人が、自分に合ったサービスを円滑に利用できるようケア(続く) -
マンション管理応援歌No.79 廣田信子の紙上ブログ モノとお金の循環で生まれる価値
前回のように、最低賃金UPに伴う管理員さんの業務委託費の見直しにNO回答のマンションがある一方で、何とか管理員さんに謝金を払いたい管理組合もあります。 50戸未満の都心のマンション、管理費不足対策として(続く) -
マンション管理応援歌No.78 廣田信子の紙上ブログ 管理組合は管理員の賃金アップに理解を
今、慢性的な人手不足で、管理員さんの確保も厳しくなっています。企業退職者が管理員として再就職するという流れがあったのですが、人手不足で企業が退職後も継続的に雇用するため、管理員市場に人材が供給されに(続く) -
マンション管理応援歌No.77 廣田信子の紙上ブログ 人は理屈より気持ちで行動する
先日、数年ぶりにAEDの講習会に参加しました。管理組合と自治会の共催行事です。掲示だけでなくチラシも配られましたが、それだけでは人は集まらないと分かっている自治会長から直接お誘いがありました。が、一応(続く)