廣田信子の紙上ブログ マンション管理応援歌 記事一覧
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マンション管理応援歌No.112 廣田信子の紙上ブログ 定年延長で組合運営どう変わる?
65歳まで定年延長する企業が増えています。これまでは、定年延長でもお給料は半額になる…とか、1年ごとの再雇用というものが多かったのですが、60歳のお給料水準のままでの定年延長です。企業が本気で60歳代の人を(続く) -
マンション管理応援歌No.111 廣田信子の紙上ブログ 「良好な社会資本」のために人は動けるか
高齢化が進んだマンションで、区分所有者の再生へのモチベーションをどうつくっていくかは、大きなテーマです。 先日の講演で、「長期修繕計画とは、単なる修繕ではなくマンションを良好な社会資産とするための(続く) -
マンション管理応援歌No.110 廣田信子の紙上ブログ インセンティブでコミュニティは育つ?
ある理事長さんの相談です。防災対策上ご近所付き合いが必要だから、各階でフロアー会を作って交流してもらうことにしたが一向に進まない。きっとインセンティブが必要なんだと思うので、フロアー会を作ったら管理(続く) -
マンション管理応援歌No.109 廣田信子の紙上ブログ 家主居住型民泊の可能性
8月末に民泊対応の標準管理規約が発表になりました。来年6月の住宅宿泊事業法施行までに、各管理組合で民泊を「可能とする」か「禁止する」か、管理規約に定めることが望ましいとしています。1年前なら、ヤミ民泊(続く) -
マンション管理応援歌No.108 廣田信子の紙上ブログ 重要な議題はワークショップで!
前回は、議題の重要度とその審議時間は「反比例」するという「パーキンソンの凡俗法則」を紹介しました。重要な課題ほど議論になりにくいという話です。 例えば、「耐震改修工事の実施の是非」というような重要(続く) -
廣田信子の紙上ブログNo.107 マンション管理応援歌 重要なことほど議論にならない
「パーキンソンの凡俗法則」ってご存知ですか。S.N.パーキンソン(英)が57年に発表した「議題の1項目の審議に要する時間は、その項目についての支出の額に反比例する」という法則です。 著作の中に、ある組織(続く) -
マンション管理応援歌No.106 廣田信子の紙上ブログ 理事会運営に楽しく取り組むには?
先日、「楽しく取り組む『理事会運営』」と言うテーマで講演依頼がありました。主催者の意図は?と考えたとき、理事さんたちのぼやきが浮かびました。輪番でやりたくないのに理事になってしまった。理事長にされて(続く) -
マンション管理応援歌No.105 廣田信子の紙上ブログ 地域で認知症を支えるって?
地域で認知症の方を支えると言っても、自分に何ができるんだろう…そう思う方は多いと思います。でも、自分で考えなくてもいいんです。 できるだけ早く専門家の支援を受けられるようにすることが大事なのです。認(続く) -
マンション管理応援歌No.105 廣田信子の紙上ブログ 管理員不足の救世主に?
管理員さんの成り手不足が深刻です。人材派遣会社に押さえられてしまって、かなりの時給を出しても応募がない。小規模マンションの契約更新を辞退せざるを得ないかもしれない。管理会社からはそんな声も聞かれます(続く) -
廣田信子の紙上ブログNo.103 マンション管理応援歌 「怒り」はコントロールできる
最近、「怒り」が抑えらず他人を罵倒する高齢者を見かけることが多くなりました。先日、セミナー主催者がクレームをつけられている場面に遭遇し、自分のマンションの総会でもこんな感じで発言するのかな…と心配に(続く) -
廣田信子の紙上ブログ No.103 マンション管理応援歌 気象変動で首都水没はあるか…
記録的豪雨の被害を受けた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。改めて異常気象がもう異常とはいえない気象変動が起こっている事実と水の怖さを思い知らされました。 実は、今年の地域マネジメント学会のシンポ(続く) -
マンション管理応援歌No.101 廣田信子の紙上ブログ 餅つき大会の餅は捨てるが常識?
前回記事のベーコン作りイベントの時の話です。都心の築10年の大型マンションの方が、自分たちでベーコンやハムを作るってすごいね~うちでは餅つきぐらいだけど、全部外注で餅は捨ててるし…と。えっ、捨てる???(続く) -
マンション管理応援歌No.100 廣田信子の紙上ブログ 連載100回記念で伝えたいこと
お陰様で連載100回を迎えました。読者の皆様に感謝! 私は自分の団地のコミュニティが大好きです。大好き過ぎて、引っ越して来たぐらいです(笑)。外に向かって開いているコミュニティには、周囲のマンションの人(続く) -
マンション管理応援歌No.99 廣田信子の紙上ブログ さよなら「四谷コーポラス」
日本初の民間分譲マンション「四谷コーポラス」(S31年竣工、5階建て、23戸)の建て替えが決まったと先日発表になりました。なんだかちょっと寂しいです。 「同潤会アパート」がすべて建て替えられ、分譲マンショ(続く) -
マンション管理応援歌No.98 廣田信子の紙上ブログ 団地への愛着と高齢者の住環境
高齢の方が、愛着ある今の住まいを終の棲家として暮らし続けたいと思うのは当然です。それでも、エレベーターがない団地の4階、5階では、それがままならない状況も生じます。 知人から、奥さんが膝を痛めて階段(続く) -
活力あるうちに未来へ手を打つ マンション管理応援歌No.97 廣田信子の紙上ブログ
築20~30年のマンションはリタイア組が運営の担い手になっている時期で、管理組合は活力があります。しかし漫然と運営していると高齢化が進み、住宅が大量に余る未来に生き残れないのではという危機感もあり、今か(続く) -
マンション管理応援歌No.97 廣田信子の紙上ブログ 「ほどほど」と「よい加減」を意識して
「ほどほど」という言葉の深さを最近感じています。辞書には、「度が過ぎないで、ちょうどよい加減であること」とあります。老子の言うところの「中庸」でしょうか。 日々、誠実に仕事するのは大事だけど、がん(続く) -
マンション管理応援歌No.95 廣田信子の紙上ブログ 住まいに関する価値観も常に変化
我が国では、都市の成長や住宅数のコントロールとは無関係に都市計画がつくられてきました。それが今の都市部の空き家問題を生んでいます。団塊、団塊ジュニアの数に合わせると、住宅は過剰供給になってしまいます(続く) -
廣田信子の紙上ブログNo.94 マンション管理応援歌 人はいくつになっても誰かの役に立ちたい
高齢者を狙った詐欺は、オレオレ詐欺のように、孫や息子を助けたいという心理に付け込むものだと思っていたら、最近は、赤の他人が、何かのきっかけで心の中に入り込み、高齢者から多額のお金を引き出す手口が増え(続く) -
名前は単なる識別記号じゃない マンション管理応援歌No.93 廣田信子の紙上ブログ
先日、昭和20年代、戦後デモクラシー時代に小学生だった知人よりクイズが。知人が通う大阪の小学校では、クラスを1組、2組…とは呼ばずに、ユニークな呼び方をしていたといいます。どんな呼び方だと思う?と。 ア(続く)