ホテル特化型上場リートの2投資法人は、2012年4月1日付で合併すると発表した。存続法人となるRECAPグループ(Real Estate Capital Asia Partners)をスポンサーとする日本ホテルファンド投資法人が、ゴールドマン・サックス・グループをスポンサーとするジャパン・ホテル・アンド・リゾート投資法人を吸収する。同時に両投資法人の資産運用会社も、ジャパン・ホテル・リート・アドバイザーズを存続会社としてジャパン・ホテル・アンド・リゾートと合併する。
ポートフォリオの分散と資産規模の拡大、投資口の流動性の向上、時価総額の拡大を目指す狙いで、同時に費用面のシナジー効果による分配金の底上げや「負ののれん」の活用による分配金の安定化なども期待できるとしている。
総合