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競売不動産取扱主任者試験 合格率は42%

 一般社団法人不動産競売流通協会(東京都港区)は1月24日、平成23年度「競売不動産取扱主任者」認定試験の合格者を発表した。

 合格者数は448人。受験者数は1065人で、合格率は42.0%だった。受験要件を宅地建物取引主任者資格試験の合格者としていたこともあり、宅建主任者証の保有者が98%を占めた。協会では、「宅建業法で網羅しない競売不動産にアプローチしようとする事業者の注目を集めたようだ」としている。

 合格者には競売不動産取扱主任者証を発行。その際「実務講習」を義務付け、一般消費者からの競売に関する相談に対応できるレベルを目指す。更に高度な知識や実務ノウハウを身に付けるための講座も、随時実施していくという。

 なお平成24年度の試験は12月2日、全国10会場で開催予定。受験者数は1万人を見込んでいる。

(http://fkr.or.jp/)