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景気指数、震災以来の全地域2カ月連続悪化 帝国データ調べ

 帝国データバンクの調査によると、2月の景気DI(景気動向指数)は前月比1.2ポイント減の42.3となり、3カ月連続で悪化した。建設需要の低迷や鋼材生産の大幅悪化に加えて、マイナス金利の実施が金融機関の景況感を大きく悪化させた。東日本大震災直後の2011年4月以来、4年10カ月ぶりに2カ月連続での全10地域悪化となった。なお、不動産業については、前月比0.9ポイント改善の48.0だった。