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ノースポート・モールを軸に横浜市都筑区と連携協定締結 東急不動産

 東急不動産と東急不動産SCマネジメントはこのほど、両社が運営管理する商業施設「ノースポート・モール」(横浜市都筑区)を軸として、まちの課題解決や地域活性化、区民サービス向上を目的に、横浜市都筑区と連携協定を締結した。

 主な連携事項は、①子育て支援に関すること②国際交流・多文化共生に関すること③防災・減災に関すること④SDGsや脱炭素化の推進に関すること⑤ノースポート・モールが所在するタウンセンター地区における地域課題の解決や活性化に関すること⑥その他、都筑区における課題の解決や区の活性化、区民サービスの向上に向けた取り組みに関すること。

 両社が運営管理する商業施設では、人々のつどい・交流を示す「Gather」と、地域の人々に愛され共に育っていきたいとの想い「Together」の2つの意味を込めた「To・gather」を掲げ、地域や人々の交流促進や課題解決を通じて地域活性化を目指す「ギャザリング活動」を推進している。

 「ノースポート・モール」でも「ギャザリング活動」の一環として、地域で活動するアート作家と連携したワークショップや、横浜がホームタウンのプロバスケットボールチーム「横浜ビー・コルセアーズ」とのタイアップイベント、更に子供向けの体験型イベント等を実施してきた。

 2023年3月のリニューアル時に新設されたB1階の共用部「のすぽぱーく」や拡張した3階「のすぽひろば」は、地域の「交流」「つながり」を育むコミュニティスペースとなっており、「ギャザリングイベント」を日々開催し新たな体験や交流の場を提供することで、施設や地域の賑わいを創出している。
障がいのあるなし、国籍に関わらず、誰もが楽しめる出会いの場をコンセプトに10月1日、同施設で開催される「DE&I FESTIVAL(ディー・イー・アンド・アイ・フェスティバル)」(主催:Tsuzuki International Friendship)に、都筑区と共に協力していく。その他、災害時の帰宅困難者を一時的に受け入れる、帰宅困難者一時滞在施設としての協力も予定している。