連載 記事一覧
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一般財団法人日本不動産研究所(34) 全国市街地の変遷 ――昭和の記憶から次代へ 新白河駅周辺と明暗分かれ空洞化進む 文化交流館など白河駅前に 福島県白河市・中心市街地活性化計画に成果
郊外の大規模商業 白河市は、福島県中通り南部に位置する人口約6万2千人の都市である。毎年2月11日に行われる「白河だるま市」や9月に行われる「白河提灯まつり」など、多くの観光客が集うイベントも行われている(続く) -
地域が変わるインバウンド(29) 交流人口増加がもたらす恩恵 シリーズ日本の「聖地」は外国人をも魅了(1) 赤い鳥居は〝インスタ映え〟で大人気
地価の高騰に寄与? トリップアドバイザーという旅行に関する口コミのウェブページがある。アメリカ発祥のサービスで、利用者は外国人が多く、5点満点で評価し、コメントを入れていく。それを年に1回、同社が集(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 (1) クレーム対策に有効
裁判によらず、当事者同士の話し合いによってトラブルを解決するADR(裁判外紛争解決手続)。そもそもADRとはAlternative Dispute Resolutionの頭文字をとったものであり、「より当事者の求める形」でのトラブルの(続く) -
住宅金融支援機構新ステージへ 第5回 【フラット35】に2つの新タイプ 「子育て」と「地域活性化」を支援
国は「ニッポン一億総活躍プラン」「まち・ひと・しごと創生基本方針2017」において子育て環境の整備、地方移住・定住の促進、都市構造のコンパクト・プラス・ネットワーク化の推進等を掲げている。 地方公共(続く) -
造る 未来 (1) 賃貸市場に吹く風 カスタマイズの最高峰へ
国内需要を対象にした産業は、画一型商品の大量生産・大量販売時代が終わり、多品種・少量生産型のビジネスモデルに移行しつつある。住宅業界では持ち家中古市場で、いち早くそうした動きが始まっている。膨大なス(続く) -
ひと 深まる家族の絆 家族信託の有用性を提案する日本財託資産コンサルティング部横手彰太さん
投資用ワンルームマンションの販売と管理を手掛ける日本財託で、顧客に資産コンサルティングの一環として家族信託の活用を提案している。家族信託とは不動産や預金などの資産を家族に託し、その管理や処分を任せる(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言434 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 対照的な家賃滞納者 信頼・努力が大きな差に
二人の対照的な家賃滞納者がいる。一人は、多摩地域の古い1DKのアパートに入居している独身男性。和風レストランや居酒屋の調理師として生計を立てていて、私とは20年以上の付き合い。以前は結婚していて当社管理(続く) -
大言小語 家族と共に健康で
戌(いぬ)年の新年をコタツを囲んで迎え、初詣で家族の無病息災を祈願した人たちは多いはず。犬は喜び庭駆け回るというように、今年も元気に、健康でありたいものだ。 ▼年男や年女、今年1年の運勢など、家族や友(続く) -
今週のことば ゼロ日規制(1面)
都道府県や政令市は民泊営業の年間の上限日数を180日以下の範囲で制定できる一方、下限が示されていないため、上限日数を「ゼロ日」に規制して事実上の民泊締め出しを行うこと。ガイドラインでは、上記のような制(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 津波防災で難点が表面化 北海道で巨大地震を警告 国交省が懇談会で議論展開
デスク 先月、政府の地震調査研究推進本部が北海道の超巨大地震を警告した。 記者 千島海溝沿いで今後30年以内に、マグニチュード8.8以上の大地震が起こる可能性を最大40%としたものですね。 デスク 東日本(続く) -
東京カンテイ 中古マンション価格 947 東京メトロ東西線(1) 門前仲町、2年で事例倍増
中古マンション価格(3.3m2単価)の推移 データ提供:東京カンテイ。単位:万円(平均築年数/同専有面積) 駅名 現在 1年前 2年前 ◆東京メトロ東西線(1) 中野 267((続く) -
知って得する建物の豆知識 228 Less is More 細部のデザインが重要
近代建築の三代巨匠はル・コルビュジエ(仏)、フランク・ロイド・ライト(米)とミース・ファン・デル・ローエ(独・1886~1969、以下ローエ)です。ローエはオランダに隣接したドイツの街アーヘンに生まれました。父親(続く) -
不動産・住宅スケジュール
1月9日(火) ◎不動産協会と不動産流通経営協会が新年合同賀詞交歓会を開催(東京都港区、ホテルオークラ東京) 1月11日(木) ◎全国宅地建物取引業協会連合会が新年賀詞交歓会を開催(東京都千代田区、ホテルニューオ(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第216回 バランス釜 古い仕組みとはいえ魅力も 本多颯汰 不動産学部1年
【学生の目】 南船橋駅から少し歩いた住宅街で、見慣れない金属製の突起がある家を見つけた。聞くと、それはバランス釜の給排気筒である。 バランス釜は、写真のように建物の外壁から突出する給排気筒で給気と(続く) -
マン活に励む管理組合~良好なコミュニティの秘訣~ パークホームズ流山 おおたかの森ザレジデンス(1) 千葉県流山市 マンションと地域の交流 子育てプログラム実施
共働き家庭を支援 子育て世帯が増加 千葉県流山市にある「パークホームズ流山おおたかの森 ザ レジデンス」。つくばエクスプレス「流山おおたかの森」駅から徒歩およそ3分の場所に建つ、総戸数257戸の大規模マ(続く) -
マンション管理応援歌No.124 廣田信子の紙上ブログ 多様性に対応できる進化の年に!
新年おめでとうございます。さて、今年はどんな年になるでしょうか。 人手不足、人件費高騰と、人にまつわる環境が管理会社にとって一層厳しい状況になると考えられます。それは、管理会社が、画一的な価格競争(続く) -
一般財団法人日本不動産研究所(33) 全国市街地の変遷 ――昭和の記憶から次代へ 茨城県水戸市・2つの再開発を起爆剤に 空洞化対策で「まちなか」活性化ビジョン 水戸駅北口に新市民会館など 〝上市〟と〝下市〟
水戸市は人口約27万人を有する茨城県の県庁所在地で、現在の中心市街地はJR水戸駅を中心に形成されているが、江戸時代には台地の上下で分かれていた。馬の背状の台地に広がる通称〝上市〟の西側(現在の泉町、大工(続く) -
地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 シリーズ民泊・簡易宿所がもたらすインパクト(7) 東京23区の民泊はどこへ行く~揺れる条例案
住専は民泊不可? 東京は民泊推進が危機に瀕している。 大田区議会は昨年12月8日、住居専用地域を含む一部地域において民泊を禁止する条例案を賛成多数で可決した。大田区は「民泊特区」として、積極的に民泊を推(続く) -
住宅金融支援機構新ステージへ 第4回 「団体信用生命保険」を改善 毎年の「特約料」負担軽減など
【フラット35】の団体信用生命保険(以下「団信」)は、全期間固定金利型住宅ローン【フラット35】を借り入れる際、利用いただけるもので、お客様に万一のことがあった際に残りの住宅ローンが全額弁済される保険であ(続く) -
社説 高まる若年層の資産形成ニーズ 安心して投資できる市場確立を
個人の不動産投資といえば、これまでは資金力のある富裕層に限られていたが、一般サラリーマンの資産形成ニーズ増加に伴い、ここにきて、手の届きやすい商品が増え始めた。投資家側の事情としては、本来、老後の生(続く)