連載 記事一覧
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知って得する建物の豆知識 (84) ライトウェル 採光と通風に効果
個人住宅の仕様を決める際、人気が高いのが「床暖房」「グラッシー(開口部が大きい)な浴室」「トップライト」です。 床暖房に関しては、もはやマストアイテムと言えるほど奥様方からの要望が強く、キッチ(続く) -
不動産取引現場での意外な誤解 賃貸編(37) 定期借地権マンション-購入者の転売などにどう対応するか?
Q 当社はマンションの分譲業者ですが、「借地権マンション」事業を一度も経験していません。どのようにしたらできますか。 A 借地権マンションの事業は、大きく分けて、地主と共同で行うものと事業会社単独(続く) -
2012宅地建物取引主任者受験セミナー (22)
【問題3-6】 袋地(甲地)を有するAの「公道に至るための他の土地の通行権」(民法210条)に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。 (1)甲地が、A及びBの共有地の分割によっ(続く) -
大震災を乗り越えよう 「3.11後の選択」 再起・復興を期して<49> 「仮の町」、その現実度は 新しい制度と考えるべき
■次々と出される構想 原発立地自治体を中心に、まるで申し合わせたかのように、次々と発表される「仮の町」構想。 福島大学行政政策学類教授の今井照さんは、「いずれも具体的な像が描かれてないが、(続く) -
業界を変える!「営業マン資格」の力(上) 最高の信頼産業へ
国土交通省の「不動産流通市場活性化フォーラム」委員で、日本エネルギーパス協会理事の今泉太爾・明和地所社長は、「専任物件情報の抱え込みやおとり広告など、最近は職業倫理・マナーの低下が不動産業界全体(続く) -
トータルブレインの マンション最前線 千葉エリアのマンション市場動向(上)
■ 意外な単価上昇率、今後は注意を 旧価格時(00から05年)に対する 現時点(11年)の分譲単価の上昇率 大手ディベロッパーの間でも、郊外の1次取得者向けマンションに注目する動きが見て取れる。今後はこ(続く) -
中古流通市場 選ばれる担い手(4) センチュリー21・ジャパン(東京都港区) 三津川一成代表取締役社長 中古再生の新事業開始 ブランド力で一般へ周知
― パナソニック(株)エコソリューションズ社と提携し、中古再生の新事業『リボーン住宅』を展開します。 「中古住宅の売買仲介にインスペクション(建物診断)やリフォームといった付加価値を組み合わせ(続く) -
中古市場倍増へ 国土交通省プランを読む (3) 優良中古住宅の認定制度 リフォーム魅力PRや宅建業者機能も重要 価格査定もカギに
〝既存住宅を長期優良住宅などとして認定・評価するために必要となる基準や評価手法などを整備する〟 13年度までのスタートを目指す優良中古の認定制度。国土交通省は評価項目や基準の検討を進めている。項目(続く) -
SNS活用のネット戦略 〜集客でなく成約を考える〜(2/3)
マーケティング | フェイスブック ■ 中長期の目的で活用するSNS だが一部の企業を除けば、その効果は期待ほどではないとされる。 「ソーシャルメディア白書2012」によれば、フェイスブックなど(続く) -
SNS活用のネット戦略 〜集客でなく成約を考える〜(3/3)
マーケティング | フェイスブック ■ 個人として参加する「勇気」はあるか 情報の導線をどう描くかという点もSNS利用には欠かせない。 「ITの専門家などは『フェイスブックをやるようになってか(続く) -
社説 中古住宅の流通活性化 建物の価値はゼロではない
古くなった部分を、新品に交換すれば、その物の価値は高まる。当然のことである。しかし、住まいで、それを実行しても、ほとんど完璧に無視され、価値が上がったとは評価されない。こういう不思議な現象になってい(続く) -
社説 『中古のジレンマ』乗り越える リフォーム付きを新たな文化に
国は中古住宅の流通促進策を進めている。理由はいろいろある。一つは、既に住宅は余っているのだから、今後は新築供給よりもストックの活用に力を入れるべきだというもの。しかし、余っているといっても全スト(続く) -
社説 消費税、住宅に配慮を 思い負担、マイホームが遠のく
消費税引き上げが俎上に上っている。社会保障と税の一体改革のなかで検討されている大きな課題の1つだが、先般、野田佳彦首相がG20での演説で「10年代半ばにも10%への引き上げ」を表明したことで、既定路線化し(続く) -
社説 新年の景況見通し 厳しさ覚悟で市場開拓を
欧州危機、円高・株安という厳しい経済情勢の中、東日本大震災からの復興を期して迎えた新年。住宅・不動産業界は、底堅い需要と税制など政策的な後押しの継続が決まって、比較的穏やかな幕開けとなった。「登(続く) -
ひと 仲介会社が使いやすい商品に 瑕疵保険に対応した中古検査サービスを行う既存住宅保証センター営業部長 鈴木 健二さん
「何よりも仲介会社にとって使い勝手の良い商品を意識している」 11年末に本格化させた中古住宅検査、保証サービス。仲介業者と連携し、中古住宅を流通させる前に検査を実施するのが特徴だ。その結果によって住(続く) -
悪徳不動産屋の独り言 第145回 やりきれない引っ越し立ち会い 敷金返還巡り立場が逆転
想定外の要求 確かに、そう言われればその通りだが、入居時の契約も更新契約も私が行っていたことは入居者もその娘たち(60代後半)も当然に知っている。だから退去する段になって、「従業員証明書を見せろ」(続く) -
大言小語 これからの住宅産業
昭和35年創業の要土地が、新時代の住まい方として注目されるシェアハウス事業に参入した(5面参照)。35年といえば、池田内閣の国民所得倍増計画が閣議決定された年。本格的な高度経済成長時代の幕開けでもあった。(続く) -
今週のことば ●国交省・不動産鑑定評価部会
不動産鑑定評価の在り方について調査・審議する部会。証券化不動産の評価や中古住宅流通における資産評価など多様なニーズの発生などを踏まえ、3年ぶりに開催された。不動産鑑定評価基準の見直しなどを検討し、(続く) -
全国まち・住宅・不動産 話題のスポット 日本不動産研究所(46) 青森県「田んぼアート」の田舎館村 稲作体験ツアーで集客 収穫量日本一の実績背景に
肥沃で平たんな農地 青森県南津軽郡田舎館村(いなかだてむら)は、穀倉地帯である津軽平野の南部、弘前市と黒石市の中間に位置し、人口8356人、世帯数2568世帯(住民基本台帳、12年2月末現在)である。八甲田連峰や白(続く) -
利益を生み出す営業強化プログラム(10) 「足で稼ぐ営業」の意味 前提は「有益な情報提供」
営業職に携わる者なら誰でも、「営業マンは足で稼げ」という格言を一度は聞いたことがあるだろう。より多くの顧客候補を見つけ、その関係を発展させていくには、顧客との接触が不可欠である。接触の量が顧客の(続く)