連載 記事一覧
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ひと 中小ビルオーナーの実像描く 「中小ビル経営勝利への戦略」を著した 元東京ビル協事務局次長 前川雅之さん
16年間務めた東京ビルヂング協会事務局次長の職を辞したのが昨年4月。それから数カ月で書き上げた。 ビルオーナーを取り巻く環境はこの10数年で大きく変わった。それまでは「左団扇のいい商売」など羨望のまなざ(続く) -
紙上ブログ 悪徳不動産屋の独り言158 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 あの言葉は何だったの?という話 プロセスが大事なのに
前号の記事で私に「坂口さんと20年早く知り合いたかった」と言っていた客の話。 福祉のお世話になるので予算も厳しく、保証人も立てられない状況で、当社と仲が良く、相談に乗ってくれそうな業者の物件を案内し(続く) -
大言小語 洒脱な業界人
「忙中閑のときはお越しください」。東京・丸の内の日本工業倶楽部や日本橋の三越劇場。「常磐津利衛太夫」の名で常磐津を演じる枝村利一さんから届いた招待状の添え書きである。財界人らが長唄、清元などを披露す(続く) -
今週のことば ●レインズ(2面)
国土交通大臣指定の不動産流通機構が運営するコンピュータ・ネットワーク・システム。不動産業者同士で物件情報を交換する場となる。物件の登録が宅建業法上義務付けられているが、守られていないケースがあると以(続く) -
ニュースが分かる! Q&A ストック時代の空き家問題 住宅質向上への試金石
デスク 6月5日号1面で「空き家『大量発生前夜』」という空き家問題の一端を紹介した記事を掲載したところ、「既に急増中」という指摘があった。郊外ニュータウンなど、今はまだ高齢者夫婦が住んでいる街で、近(続く) -
アトラクターズ・ラボ 賃貸市場の狙い目 (76)東急田園都市線「駒沢大学駅」 単身タイプが5割
今回は、東急田園都市線の駒沢大学駅を取り上げた。専有面積20~30m2台が約50%を占めるエリアで、50m2以上は約20%。単身者を主なターゲットとしている。 25m2タイプの新築賃料は10万4000円。1年前と比べ(続く) -
松岡英雄新住まいの「ことわざ」 <123> 地獄は壁一重
ゴルフはメンタルな部分が多いスポーツだそうだ。入ると思って打ったパットが入らなかったらイライラするに違いない。その苛立ちが次のプレーに影響するだろうことは、ゴルフをしない私にも容易に想像できる。(続く) -
知って得する建物の豆知識 (90) ガラスの防犯性 大きさとウラハラ
一般ユーザーが住まいに望むもののうち、比較的上位に来るのが『大きな開口部』です。 戸建て侵入犯の7割が「窓」 しかし、これは防犯上の弱点にもなります。現に警視庁の調査によれば、戸建て住宅に(続く) -
不動産取引現場での意外な誤解 売買編(43) 瑕疵担保責任は中古の付帯設備についても及ぶか?
Q 当社は主に中古住宅の売買の仲介をしていますが、瑕疵担保責任は、中古の付帯設備についてもその責任が及ぶのでしょうか。 A 及びます。なぜならば、その付帯設備も売買の対象になっているからです。(続く) -
2012宅地建物取引主任者受験セミナー (34)
【問題4-16】 都市計画法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 (1)用途地域のうち、第1種低層住居専用地域については、低層住宅に係る良好な住居の環境を保護するため都市計画に少なくと(続く) -
大震災を乗り越えよう 「3.11後の選択」 再起・復興を期して <61> 驚きの「再稼働反対」否決 福島県内でも動きは二分
毎週末行われるデモ 国会や官邸の脇で、関西電力大飯原発の再稼働に反対するデモが毎週末に行われている。抗議デモはどんどん大きくなり、6月29日は主催者側の発表で10万人を超えた。 デモは3月に1人(続く) -
ゆとり世代をトップ営業マンに育てる術 9 ゆとり世代と信頼関係を構築 人生の先輩として助言を
この連載の趣旨は、表題にある通り、「ゆとり世代」をトップ営業マンに育てることにある。その手段として「情報提供型営業」の有用性をこれまで述べてきた。そして、情報提供型営業の肝は、お客様が「本当に必(続く) -
米国不動産流通システムに学ぶ 国交省・小林不動産業政策調整官が見た市場 〈7〉 市場拡大要因を総括 消費者ニーズを実現する流通システム
1990年以降急拡大した米国の不動産流通市場。本稿ではそれを支えた不動産流通システムの特徴や業界団体、行政の取組みの解説を連載してきた。最終回となる第7回は、米国流通市場の拡大要因を総括したうえで、小(続く) -
ダカラ MyHouse 第4回 「中古+リフォーム」で1000万円安く 更新料への疑問がキッカケ(世田谷区安藤さんご夫妻)
以前住んでいたのは、千葉県・船橋にあったテラスハウス形式の賃貸住宅。2年に1回払う更新料などが10万円以上にもなるので、マイハウスの購入を考えるようになった。 「家を所有したいという気持ちがそれ(続く) -
列島 ホットなまち 一般財団法人日本不動産研究所(6) 和歌山県・復興した観光地熊野 神秘性に健康加えて発信
熊野は紀伊半島の南部に位置する地域である。そもそも熊野とは、(1)「クマ」を古語の神(クマ)と解し「神の宿る地」とする説、(2)「隅(くま=すみ)と解して「辺境の地」とする説、(3)「こもる」と解して「樹木が(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授 田辺信之 第11回賃貸住宅市場 「供給過剰でも人気の外国人賃貸」 サン商事(株)取締役 村山隆郎氏に聞く
サン商事は1954年に設立され、外国人向け住宅分野のパイオニアとして、在日外国人にクオリティの高いサービスを提供してきた不動産サービス会社です。その主力商品である「ホーマット」は40年以上にわたって、(続く) -
★相続支援隊★ 相続・不動産最新レポート ~専門家から見た実務の留意点~ 第7回 遺産をめぐる裁判の実際 家裁か地裁か 内容で判断
相続人間で遺産分けについて争われているとき、当事者間では話がまとまらない。その場合、どこの裁判所に解決を求められるでしょうか。家裁の遺産分割調停かな? と思われる方も多いかと思います。実際は複雑で、(続く) -
社説 不動産流通市場の活性化 フォーラム提言を生かそう
中古住宅流通の活性化策を話し合う国土交通省の有識者会議「不動産流通市場活性化フォーラム」(座長・中川雅之日大教授)が6月12日、取りまとめ会議開き、提言案を示した。政府の新成長戦略に盛り込まれた「中古住(続く) -
ひと 熟年世代のマンションプランを 「マチュアライフ」研究に取り組む工業市場研究所取締役 美濃部康之さん
高齢者対象の商品やサービスの研究・開発が住宅をはじめ多分野で進んでいるが、その手前にあたる50~64歳までの成熟世代を『マチュア』世代と定めて、その住宅ニーズ、生活志向をマンションの商品企画に生かす目的(続く)