連載 記事一覧
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今週の糸口 中古市場だけでいいのか
政府の国家戦略会議がまとめた日本再生戦略では、中古住宅流通とリフォーム市場の環境整備が盛り込まれた(2面参照)。老朽マンションの改修や建て替え促進策の実施なども掲げられており、内需の柱としての住宅市(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授 田辺信之 第13回賃貸住宅市場 「賃料の低下余地は限定的」 九段都市鑑定 堀内智社長、粕谷明子鑑定役に聞く
九段都市鑑定は、旧日本債券信用銀行(現あおぞら銀行)出身者を中心に設立された鑑定評価機関であり、民間企業のほか、公的セクターや金融機関(グループ会社を含む)からも多くの業務を受託しています。同社の堀(続く) -
★相続支援隊★ 相続・不動産最新レポート ~専門家から見た実務の留意点~ 第9回 相続税への税務調査(2) 「名義預金」は申告必要
相続税の税務調査の主な対象は、預貯金・有価証券です。 相続税の申告書を見て、被相続人のそれまでの収入または全体の相続財産に比して預貯金の割合が少ないと、どこかに隠し預金等があるのではないかと税務署(続く) -
地域密着探訪 ERA尾崎不動産 (埼玉県久喜市) 来店客の8割が成約 「会ってから」が勝負
埼玉県北東部に立地する久喜に、明るい話題がある。14年を目途に、東北自動車道と関越自動車道を結ぶ圏央道が開通予定。久喜白岡インターチェンジがその起点となるため、物流拠点としての機能が期待されているよう(続く) -
窓に手摺がなくて、主婦が転落死!
《窓の手すりが無くて、主婦が転落死!》 築34年の2階建アパートの2階に住んでいた主婦が、洗濯物を干しているときに窓から転落して死亡しました。窓は、床から73cmの高さにある、いわゆる腰高窓で、窓の外に取(続く) -
ひと 流通活性化への方向性提言 「不動産流通市場活性化フォーラム」座長を務めた 日本大学経済学部教授 中川雅之さん
『築60年以上の木造住宅も豊富に流通するような中古住宅市場の整備を目指し…』。フォーラムが出した最終提言の一節。「60年という数字にとらわれることはないが、具体的な数字を入れたこと自体に大きな意味がある(続く) -
紙上ブログ 悪徳不動産屋の独り言 159 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 カネを貸していた生活保護受給者 隠し事はできないもの
当社管理物件の入居者の紹介で60代半ばの女性が来店した。持家に住んでいるが、どうしても現金が必要なので、売却して賃貸に引っ越したいとのこと。ご主人を数年前に亡くして現在は一人暮らし。子供もいないし、兄(続く) -
大言小語 「見ぬふり」は許されない
昨年10月、滋賀県大津市で男子中学生が飛び降り自殺をした。そして、今年の3月、全国最年少の女性市長である越直美大津市長は、自らのいじめられた体験を交えながら、自殺した中学生が在籍していた学校の卒業式で(続く) -
今週のことば ●ライツオファリング(3面)
株主全員に新株予約権(ライツ)を無償で割り当てることによる増資手法。株主はライツを取得するか市場で売却するか選択できる。株式取得の権利が既存株主に優先的に与えられるため、既存株主に配慮した増資手法(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 土地の災害リスク、どう対応? 事実伝え選択肢広げる
後輩 久しぶりに実家に帰省したら、家の前の電柱に「海抜10メートル」って看板が…。衝撃でした。 先輩 実家は海の近くだっけ? 後輩 はい。海の目の前にマイホームを建てるのが、父の夢だ(続く) -
アトラクターズ・ラボ 賃貸市場の狙い目 (77)小田急線・東京地下鉄千代田線「代々木上原駅」 80m2超もシェア15%の市場
今回は、小田急線・東京地下鉄千代田線の代々木上原駅。20~30m2台の広さの住戸が約50%を占め、80m2以上も15%程度あるエリアだ。 25m2タイプの新築賃料は11万円、50m2タイプは21万8000円。共に1年前と比(続く) -
松岡英雄 新住まいの「ことわざ」 <124> 家貧しくして良妻を思う
貧乏すると、それを切り抜けるために良い妻が欲しいと思う。 実はこの言葉のあとに『国乱れては良相を思う』と続く。国が乱れると立派な宰相の出現が待ち望まれる。中国の戦国時代、政治家の李克(りこく)(続く) -
2012宅地建物取引主任者受験セミナー (35)
【問題4-21】 土地区画整理事業の仮換地の指定に関する次の記述のうち、土地区画整理法の規定によれば、正しいものはどれか。 (1)施行者は、仮換地を指定した場合において、特別の事情があるときはその(続く) -
大震災を乗り越えよう 「3.11後の選択」 再起・復興を期して<62> 「減思力」を止めよ 放射線と被爆2つの副読本
文部科学省は、昨年10月に学校向けの放射線副読本を作成した。対象は小、中、高校生である。タイトルは小学校向けが「放射線について考えてみよう」など極めてニュートラルだが、内容は「現状をからすれば、影(続く) -
☆資格試験☆ ほっとコラム♪ 10 宅建業法の改正(1)
このコーナーでは、宅建試験を中心とした資格試験に役立つ情報や改正法などのニュースを不定期ではありますが、タイムリーにお知らせしていきます。 ずいぶん時間が空いてしまいましたが、元気に学習を続(続く) -
列島 ホットなまち 一般財団法人日本不動産研究所(7) 福岡県・都市化が進む新宮町と福津市 福岡市北部 新駅も相次ぐ
福岡県でいま最もホットなまちとして挙げられるのは、福岡都市圏北部に位置する糟屋郡新宮町と福津市である。共に福岡市のベッドタウンとして都市化が進み、成長著しいまちである。 人口増加と発展の勢い(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授 田辺信之 第12回賃貸住宅市場 社宅からの移転需要が台頭 賃貸選好の一次取得層、永住は未知数
これまでに賃貸住宅市場について、統計を分析したうえで、アパート、賃貸マンション(中の上クラス)、外国人向け賃貸住宅、高齢者向け賃貸住宅について、実務に携わる有識者に、話をうかがってきました。この後(続く) -
シリーズ 「高齢社会」本番 (2) NPO法人リバースモーゲージ推進機構理事長 倉田剛氏に聞く 使いやすい仕組み開発へ
年金など社会保障制度への不安がぬぐえない中、長い老後生活を支える資金をどのように確保するかは、切実な課題だ。対応策の1つとして持家を担保にお金を借りる「リバースモーゲージ」が挙げられる。「使いやす(続く) -
鑑定士協連レター 北海道の水 外資による森林取得を規制 「水資源保全条例」が施行 基本法制定も必要
「北海道の水資源には世界に誇る価値がある。取引には一定の制約が必要だ」という知事の一声で、本年4月1日より「北海道水資源の保全に関する条例」は施行された。 わが国は、国土の約66%が森林に覆われて(続く) -
★相続支援隊★ 相続・不動産最新レポート ~専門家から見た実務の留意点~ 第8回 相続税への税務調査(1) 年々厳しくなる傾向に
相続は毎年約100万件あり、その中で相続税の課税対象は約4万件に上ります。相続税についても法人・個人事業同様に税務調査があり、主に相続税申告書提出年またはその翌年の9月から年末にかけて行われます。 (続く)