NTTアーバンソリューションズとNTT都市開発は、名古屋市東区東桜一丁目のオフィスビル「アーバンネット名古屋ネクスタビル」(延べ床面積3万312.91平方メートル、鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造の制振構造、20階建て)がこのほど竣工した。個人の目的や状況に合わせて働き方を選ぶニーズに対応する次世代型先進オフィスビルとして訴求する。トラッキング付き非化石証書により、共用部および専有部全ての商用電力を実質再生可能エネルギー100%とする。入居企業はCO2排出量実質ゼロの電気を利用できる。
同物件は、屋上のスカイテラスやワーカーズラウンジの混雑状況をアプリ等で確認できたり、5G提供エリアでは遠隔地で働くメンバーともストレスなくオンラインで繋がるネット環境のほか、顔認証を採用し、エレベーターの混雑緩和や非接触入退館を可能としたり、ロボット・AI 活用によるビル警備等の高度化が特徴。
人流予測、最適制御算出を組み合わせた空調コントロールによって使用エネルギーを50%削減し、天候や曜日、来客者数のデータを元にフードロス抑制につながる店舗運営をサポートするなど環境負荷低減も図る。それらの機能は、隣接するアーバンネット名古屋ビル、商業施設Blossaも含め街区全体の人流データなどさまざまなデータとも組み合わせて街づくりに生かし、ワーカーと地域の人に快適な環境を提供する。