東急は、ベトナムの現地ディベロッパーと合弁会社を設立した。共同事業第1号案件として、ベトナムのバリア・ブンタウ省ブンタウ市において、分譲マンション「The Meraki」(ザ メラキ、地上28階地下2階建て、総戸数500戸)の事業に参画。22年に着手し、25年に竣工・引渡予定している。メインターゲットである都市部で暮らすベトナム人富裕層の子育て世代による週末のセカンドホーム、平日のワーケーションの場として想定している。
専有部は全戸オーシャンビューで、共用部には、ワーケーションラウンジやプール、シアタールーム、レストランなどがあり、多様なライフスタイルに対応。また、屋上におけるソーラーパネルの設置計画や共用廊下での自然換気による節電などを予定している。
バリア・ブンタウ省は、ホーチミン市の南側に隣接し、人口約100万人の都市。天然資源と豊かな自然により、古くから発展した都市であり、近年では日本のODAで港がオープンするなど、工業化が進んでいる。