建設業界に特化した人材サービスを展開しているウィルオブ・コンストラクション(東京都新宿区)は、建設業界で深刻化している人手不足に対応する新たな取り組みとして、「外国籍施工管理技士」の派遣サービスを本格的に開始した。
インドネシアの現地大学3校と提携し、現地でのJOBフェアや説明会を通じて、建設系学部卒の優秀な学生を採用する。採用後は、同社の正社員として入社してもらい、施工管理技士として建設業界での活躍の場を広げる。2025年度中に200人を採用する。そのうち、インドネシア・ネパール・モンゴル・ミャンマーの170人が外国籍施工管理技士として就業を目指していく。採用段階で1級施工管理技士の取得を目指すエンジニア志望者を採用することで、入社後の定着率を高める。来日前には、現地パートナーと連携し、日本語教育や建設用語の研修を実施する。来日後も、日本人社員との定期的な会話の練習や資格取得の支援、生活面などで支援する。
