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記者が解説 住宅新報web週刊ニュース記事(5月21日~5月27日)

・今期も増収増益を計画 主要住宅・不動産各社の24年3月期決算

・住宅大手・24年3月期決算

・首都圏中古マンション価格は4606万円、下落率拡大

 

 1週間のランキング・トップ10から記者が気になる記事を3つピックアップしていきます。

 決算シーズンということで本紙から2位にランクインした「今期も増収増益を計画 主要住宅・不動産各社の24年3月期決算 大手は軒並み過去最高益に 分譲事業は高単価で高粗利(2024/5/21号)」です。前期、内需の代表格である不動産業各社は好決算が相次ぎました。不動産大手5社は過去最高益を更新。主力のオフィス賃貸でコロナ前に迫る市況に戻りつつあると共に、マンションなどの分譲事業も販売価格が高騰する中でも堅調が続いています。この流れを受けて大手各社は25年3月期も増収増益の見通しが優勢です。

 同じく本紙の決算関連から5位にランクインした「住宅大手・24年3月期決算 2社が増収、増益は1社 海外が拡大、リフォームも伸長(2024/5/21号)」です。大手住宅メーカー・ビルダーの24年3月期決算が出そろい、大和ハウス工業と旭化成ホームズの2社が3期連続で過去最高の売上高を計上しました。各社、棟単価の上振れやリフォーム、海外事業などが収益に貢献した模様です。

 最後は3位の「首都圏中古マンション価格は4606万円、下落率拡大 東京カンテイ(2024/5/24配信)」です。2024年4月の首都圏中古マンション価格は、前月比1.6%マイナスの4606万円でした。東京都の弱含みや事例シェア縮小が影響して引き続きマイナスを示すと共に、下落率自体も拡大しています。高騰を続けてきた首都圏中古マンション価格が今後、調整局面入りするのか、あるいは更に上値を追う展開になるのか注目です。

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