総合
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「親孝行と火の用心は灰にならぬ前に」 松岡英雄 新住まいのことわざ(92)
年金の支給開始年齢を65歳から68歳に引き上げるという厚生労働省案については、来年の通常国会には法案提出はしないということになったが、いずれ再浮上してくることは間違いない。年金は入りと出との兼ね合いだか(続く) -
「大言小語」 自転車は車道
道路は誰が主役なのか。わが物顔で突っ走る車に人は追いまくられ、自転車やミニバイクも車道の邪魔者扱いにされた。結果、自転車は歩道を走り回り、右折できないミニバイクは横断歩道を引きずる有様だ。本来、人車(続く) -
全国まち・住宅・不動産 話題のスポット(29) 名古屋市・変わる中心市街地 二極の共存、共栄探る
名古屋城開府が起点 名古屋市の骨格は1610年名古屋城の築城・開府を起点とし、城下町として周到に計画され、城を中心に南側に武家屋敷・その先に町人街を配置し、主要幹線である熱田から名古屋城に至る本町(続く) -
「箪笥の肥やし」 松岡英雄 新住まいのことわざ(91)
「断捨離(だんしゃり)」という言葉が広まっている。この言葉は、ヨガの「断行(だんぎょう)」「捨行(しゃぎょう)」「離行(りぎょう)」という考え方を応用して、人生や日常生活に不要なものを断つ、また捨てることで(続く) -
社説 消費税、住宅に配慮を 思い負担、マイホームが遠のく
消費税引き上げが俎上に上っている。社会保障と税の一体改革のなかで検討されている大きな課題の1つだが、先般、野田佳彦首相がG20での演説で「10年代半ばにも10%への引き上げ」を表明したことで、既定路線化し(続く) -
「大言小語」 一人暮らしと日記
住宅新報 11月8日号 お気に入り東北被災地の仮設住宅では、やはり高齢者の孤立傾向が進んでいるという。自宅にいる普通の高齢者にとっても一人暮らしは他からは窺い知れないほど淋しいものだ。時折、子や孫が訪ねてくれている間は楽しいが、帰っ(続く) -
ニュースが分かる! QアンドA 今夏の節電、結果まとまる
課長 「次長、この夏、ビル業界にとっても最大の課題だった『節電』の実績がだんだん判明してきましたね」 次長 「日本ビルヂング協会連合会がまとめた会員事業者が保有するビルの節電実績によると、東(続く) -
全国まち・住宅・不動産 話題のスポット(28) 北海道、世界のリゾート地目指すニセコ 日本不動産研究所
豪資本契機に開発進む アジア系も 富裕層向けなど相次ぐ パウダースノーを求めて ニセコリゾートエリアは、札幌から車で約90分の距離にある倶知安町及びニセコ町にまたがるニセコアンヌプ(続く) -
「大工の仕事は後見て笑え」 松岡英雄 新住まいのことわざ(90)
住宅新報 11月8日号 お気に入り大工の仕事というのは、仕上がった当座には分からなくても、何年かたつうちに、その腕の良し悪しがあらわれてくるものだから、後になってから評価せよということ。そのため、瑕疵(かし)担保責任があり、アフターサ(続く) -
「大言小語」 後戻りできない節電
今夏、全国規模の取り組みとなった電力の使用制限。政府が当初、目標に掲げたのはピーク時における電力使用の25%削減だった。準備期間もない中で掲げられた高い目標に戸惑いも見受けられたが、最終的には目標値(続く) -
ひと 地域業者こそ活躍すべき 「競売不動産取扱主任者」資格試験を実施する不動産競売流通協会副代表理事 青山 一広さん
12月4日に、第1回「競売不動産取扱主任者」資格試験を実施する。応募要件は、宅地建物取引主任者資格を保有していること。あえてハードルを高くしたが、申し込み総数は1000件を超えた。 不動産業界の中でも、参(続く) -
知って得する建物の豆知識(73) ZEB 社会的意識改革が必要
住宅新報 11月1日号 お気に入り原発事故により発生した今夏の電力不足は、多くの工場、オフィスビル、小売店舗、一般家庭などの協力で乗り越えることができました。ただし、オフィスビルや小売店舗などの使用電力は対90年比で4~5割程度増加した(続く) -
大震災を乗り越えよう 「3.11後の選択」 再起・復興を期して<29> 未来を決めるのは誰か
住宅新報 11月1日号 お気に入り国や県、東電ではないはず 民主国家と思えない 「政府の対応を見ている限り、棄民政策としか思えない」 静かな口調でこう断じるのは、南相馬市の市議会議員の大山弘一さんだ。 高校教員だった大山さんは、「(続く)