連載 記事一覧
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不動産屋の独り言~賃貸現場の喜怒哀楽~589 若い経営者の見上げた心意気 信用の大切さを第一に
社員が部屋探しをする際には必ず当社に紹介してくれる経営者がいる。年齢は30代半ば。社員数は5人ほどだが、ほとんどがうちのお客さんだ。 1年前に当社に連れてきた新人の部屋探しでは、条件にぴったりの部屋(続く) -
不動産市場異聞 大東建託賃貸未来研究所・AIDXラボ所長 麗澤大学AI・ビジネス研究センター客員准教授 宗 健 第36回 借地借家法改正の必要性
借地借家法の成立は意外と新しく91年で、明治42年成立の建物保護法、大正10年成立の借地法・借家法を統合したものである。しかし成立から30年を経て高齢化が進み社会の流動性が高まるなど、大きく変化した社会状況(続く) -
大言小語 年齢関係ない「知力」
30年以上前のテレビ番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を、たまたまネットで見る機会があった。当時、視聴率30%を超え、今のクイズ番組に少なからず影響を与えた一般視聴者参加型の番組だ。第1問は、自由の女神に(続く) -
今週のことば 浸水被害防止区域
21年2月2日に閣議決定、国会へ提出された「流域治水関連法案」で創設される見込みの防災区域指定制度。都道府県知事が、洪水や雨水出水の発生時に著しい被害が想定される区域として指定でき、対象区域内では一定の(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 労働者協同組合法が成立、施行へ 果たして〝働きがい〟を生めるか
友人A 今年も、「寿越冬闘争」に行ってきたよ。 友人B 何だか物騒だな。 A いや、横浜・寿町には簡易宿泊所が多い。日雇労働の生活困窮者、路上生活者に炊き出しや、寄付品のバザーを毎年開催しているのさ(続く) -
東京カンテイ 中古マンション価格 1102 日暮里・舎人ライナー 日暮里、二桁上昇と好調
中古マンション価格(3.3㎡単価)の推移 データ提供:東京カンテイ。単位:万円(平均築年数/同専有面積) 駅名 現在 1年前 2年前 日暮里 279(20.6/56.1) 2(続く) -
不動産現場での意外な誤解 売買編144 胎児も家督相続人になれたのか?
Q 前回まで、旧民法時代の家督相続人の話をしていただきましたが、女性も家督相続人になれたというのには少し驚きました。 A 確かにそう思うかも知れませんが、それは、やはり当時は「家」の存続ということを(続く) -
不動産・住宅スケジュール
2月10日(水) ◎不動産流通推進センターがフォローアップ研修基礎編「売買契約~逐条詳細解説」を開催(東京都千代田区、同センターセミナールーム) 2月13日(土) ◎集合住宅改善センターがマンションセミナ(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第370回 際立つ外観 マンション経営の一戦略
【学生の目】 冬の寒さもだんだんと和らいでおり、散歩日和が続いている。そんな中、写真のマンションは周りからひと際目立って見えた。 その理由はまず、エントランス部分の豪華な装飾が目に飛び込んできたか(続く) -
マン活に励む管理組合~良好なコミュニティの秘訣~ パークフィーネ南大沢【前編】 東京都八王子市 高齢者の居場所つくる 管理組合と良好な関係
管理組合との関係はとても良好です。会員数の多いシニアの会からは、常に数名が理事を務め理事会に参加していること、また理事会の常設委員会である防災・防犯委員会やペット委員会などに、シニアの会のメンバーが(続く) -
廣田 信子の紙上ブログ No.278 マンション管理応援歌 二度目の緊急事態宣言、管理員は通常勤務
前回の緊急事態宣言のときと比べると、今回は人の活動は止まっていませんが、やはり、夜8時以降の飲食店の営業を止めたのは効果が大きかったようで、感染拡大傾向は止まっています。 マンションの対応はどう(続く) -
ADRの現場から 不動産会社が知っておくべきトラブル解決ノウハウ 152 消費者からの相談事例(2) 日本不動産仲裁機構
日本不動産仲裁機構には、日々、消費者からADRを見据えたトラブル相談が寄せられています。今回は、前回に引き続き、消費者から寄せられたADR相談事例について紹介します。 まずは、不動産の売買契約の取り消(続く) -
国交省 マン管新制度施行検討会 「IT総会」など標準管理規約へ コロナや法改正受け議論
国土交通省は1月29日、第4回「マンション管理の新制度の施行に関する検討会」(座長・齊藤広子横浜市立大学教授)を開催し、マンション標準管理規約の改正について議論を行った。新型コロナウイルス感染症の拡大やそ(続く) -
未来都市開発 舟越裕介社長に聞く 仕入れ強化で「攻めの1年」 拠点拡大へ着々、横浜に準備室も
――前期(20年9月期)の振り返りと要因分析を。 当社は東京都内を中心に展開してきた。近年はより都心部にシフトしており、山手線の内側を〝特区〟と位置付けている。前期の年間販売戸数は550戸、売上高は166億(続く) -
全宅管理 「賃貸管理フェス」が盛況 質を磨き〝選ばれる〟存在へ 管理業法、業務改善など13テーマで
同フェスの特設サイトでは佐々木会長の動画を掲載。20年6月成立の同法によって、賃貸管理業務の社会的地位および従事者に対する社会的信頼度の向上、雇用促進が期待されるとした上で「質の高い業務を実践する管理(続く) -
コロナ禍の減収響く センチュリー21
センチュリー21 ・ジャパン(長田邦裕社長)の21 年3月期第3四半期決算(単体)は、売上高28.6億円(前年同期比5.8%減)、営業利益7.8億円(同3.6%減)、経常利益8.5億円(同1.7%減)、純利益5.7億円(同1.8%減)となった。(続く) -
「スマートホーム」で業務改革 オンラインセミナーで導入成果を紹介 住宅新報主催/アクセルラボ共催
住宅新報は1月28日、「スマートホームが不動産業務をスマート化させるWEBセミナー」(共催・アクセルラボ)をオンラインで開催した。ハウスメーカー、ビルダー、不動産ディベロッパー、売買仲介業者、管理会社を対象(続く) -
決算 物件売却で二桁増収 三井不動産第3四半期
三井不動産は2月5日、21年3月期第3四半期連結業績を公表した。投資家向け物件売却が大幅に伸長し、二桁増の増収。また、営業利益、四半期純利益は減収となったものの、通期予想に対する進ちょく率は、82%超となっ(続く) -
前年並み営業利益水準 ハイム第3四半期決算
積水化学工業は1月28日、21年3月期第3四半期業績を公表した。住宅カンパニーの10-12月期は売上高(1139億円、前年同期比0.5%増)が増加、営業利益(36億円、同5.3%減)が減少。住宅事業を中心とした固定費削減により、(続く) -
点検 不動産利活用 持続可能社会への取り組み 一般財団法人 日本不動産研究所 第38回 まちづくりに自然環境、出身者を生かす 鳥取県北栄町 不断の努力で豊かな農地に
北栄町は、05(平成17)年北条町と大栄町が合併して誕生した町で、鳥取県中部に位置し、総面積約57平方キロ、人口は約1万4000人で、中心部の由良に町役場が置かれている。由良は山陰道(伯耆街道)が東西に通る交通の(続く)