連載 記事一覧
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地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 124 雪は世界に誇る観光資源だ(1) 世界から日本の雪が求められている
世界が注目する 観光庁は、20年度の予算に、スノーリゾート整備に20億円を計上していて、大幅に増額した。日本の雪は、世界中からやって来るほど、キラーコンテンツだからで、国による期待の大きさがうかがえる(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 101 日本不動産仲裁機構 カビに関するトラブル事例
カビは温度が25~30℃、湿度が80%以上で栄養分があるところによく育ちます。しかも風通しが悪いとよく増えます。日本の季節でいうと、一般的に春から夏がカビシーズンですが、現代では住宅の気密性が高くなり、冬で(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 102 日本不動産仲裁機構 空き家に関するトラブル事例
全国で増え続けている空き家。国や地方自治体では、空き家をそのままにはせず、なんらかの処置をしていくために、空家等対策の推進に関する特別措置法等における対策を推進しています。しかし、空き家の中には長期(続く) -
居酒屋の詩 (82) ここに居て通りの人をながむれば 今日かりそめの宿とおもふに
初対面の人間に対する印象は最初の3秒で決まるという。初めて入った居酒屋の印象は1秒で決まる。というのも、店員が「お一人様ですか」と聞いてくるその態度で、すべてが分かるからだ。感謝の気持ちがひとかけらも(続く) -
居酒屋の詩 (83) みがかずば客足日毎遠のけり 学びの道もまたかくあらん
最近は居酒屋に行く人が減っているそうだ。その理由の一つに近年は全般的傾向として料金の割高感がある。だから、サブスクリプション(定額制)で見た目の割安感を強調し、なんとか客足を確保しようとする店が増え(続く) -
幸福論的 『住宅論』 住宅評論家 本多 信博 75/100 賃貸業界が考えるべきこと 高齢者を拒否しないために
若い人たちの持ち家志向が意外に根強いのは高齢になればなるほど賃貸住宅に入居しづらくなるという予感を早くも肌で感じ取っているからではないか。「一生賃貸だと老後が不安」と回答する気持ちの中には、年金暮ら(続く) -
幸福論的 『住宅論』 住宅評論家 本多 信博 76/100 高齢者の居場所は 〝老い〟の意味を考えれば自明
家主が高齢者(特にひとり暮らし)の入居を敬遠する最大の理由は〝孤独死〟である。ほかにも、うつ病や認知症などによる引きこもり、それに伴う家賃滞納、ゴミ屋敷化などのリスクがある。 孤独死の場合、発見が遅(続く) -
加速する 物流不動産ビジネス 物流不動産に学術要素を 日本大学・鈴木邦成教授
イーソーコグループは「物流不動産懸賞論文」の募集を開始しました。19年9月に設立した日本物流不動産学研究所を受け皿にしたものです。同社の責任者となるアカデミックチェア(学術議長)に就任したのは日本大学生(続く) -
残したい情景~文化的歴史的所産を巡る~ 第36回 福岡県福岡市 一般財団法人 日本不動産研究所 太閤町割りから続く商人の町 博多を彩る町屋の利活用
商人の町として栄えてきた博多。その中心部は、1587年の「太閤町割り」と呼ばれる区画整理事業で骨格がつくられたことは、あまり知られていない。豊臣秀吉による町割りの結果、間口が狭く奥行きの深い独特の町屋区(続く) -
残したい情景~文化的歴史的所産を巡る~ 第37回 愛媛県松山市 一般財団法人 日本不動産研究所 誇れる2つの商店街 消費人口に見合う土地利用
松山市中心部に位置する「大街道」と「松山銀天街」という2つのアーケード商店街を紹介したい。大街道は人気観光スポットである松山城ロープウェイ近くから南へ480メートルのI字型、銀天街は交通の要である松山市(続く) -
2020 宅地建物取引士受験セミナー (1)
今週から20年宅建試験合格に向けた「宅地建物取引士受験セミナー」を開講します。4月1日から施行される改正民法に対応した実践問題です。1週間に5問。ぜひトライしてください。 【問題1-1】 制限行為能力者の行(続く) -
2020 宅地建物取引士受験セミナー (2)
【問題1-6】 Aを売主、Bを買主として甲土地の売買契約を締結した場合における次の記述のうち、民法の規定によれば、誤っているものはどれか。 (1)AがBに引き渡した甲土地が種類又は品質に関して契約の内容に適合し(続く) -
2019(令和元)年度 ビル経営管理士試験 試験問題・解答
2019(令和元)年度 ビル経営管理士試験 試験問題・解答はプレミアム会員限定公開になります。(トライアル会員はご利用になれません) すでにトライアル会員、スタンダード会員の方で、プレミアム会員への変更(続く) -
社説 減少基調の新設住宅着工 増税の影響の見極めを
新たな年がスタートした。昨年の年明けは、10月に実施される消費増税に備えて、大型のローン減税などの増税対策が打ち出されて、期待と評価の声が業界から相次いだ。増税後となって迎えた今年は、住宅需要の落ち込(続く) -
ひと 好奇心が成長の原動力 ERAで二度の〝トップ営業〟 市原田園ホーム賃貸主任 三上 由希子さん
フランチャイズ(FC)のLIXILイーアールエージャパンの〝トップ営業〟。同FC加盟店の中から仲介件数やCSなどをポイント換算して決定する「C&Cグランドチャンピオン(賃貸部門)」に14年度と18年度の二度輝いた。賃(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言 535 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 細かい入居者には細かく対処 目先の損得ばかり主張して
半年ほど前の話だ。当社で管理している募集物件が長く空室になっていて、ようやく申し込みが入ってきたが、自宅の建て替えの間の短期借り。家主さんは長期契約のお客さんを希望していたが、「このご時勢、空けたま(続く) -
不動産市場異聞 大東建託賃貸未来研究所 麗澤大学客員准教授 宗健 第9回 住みここちを決める因子
「いい部屋ネット街の住みここちランキング」では、全国ランキング以外にも、様々な地域の街(駅)の住みここちを測定している。街の住みここちとはいったいどのような因子で決まるのだろうか。 街の評価では、(続く) -
大言小語 定額制の働き方
映画や音楽、洋服、食事、家電や婚活までも、今や「サブスクリプション」とうたえば、多くの利用者を取り込める勢いだ。トヨタ自動車のサービス「KINTO」(キント)も月額の一定料金で新車を3年間楽しめるものの、そ(続く) -
今週のことば 特定技能
外国人の在留資格。人手不足が深刻な産業分野で新たな外国人材の受け入れを可能にするために、法改正で19年4月から新設された。建設、宿泊など14の産業分野において、在留期間の上限(5年間)がある1号と、最長3年ご(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 20年の東京都心再開発事情は? 相次ぐ大規模竣工、街大きく変化
後輩記者 年が明けて、いよいよオリンピックイヤーですね。お正月に渋谷に行ったんですけど、昨年できた「渋谷スクランブルスクエア」は早くも人がたくさん集まっていましたね。銀座線の渋谷駅も新しくなったし、(続く)