連載 記事一覧
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不動産取引現場での意外な誤解 賃貸編(64) 借地期間が30年未満の借地契約の扱いは
Q 今回から新借地借家法の話をお聞きしたいと思います。新借地借家法の普通借地は、その存続期間が30年で、以降更新ごとに20年・10年・10年……と小刻みな更新が続きますが、これは何か理由があるのでしょうか。 A (続く) -
2014宅地建物取引主任者受験セミナー (35)
【問題4-21】 土地区画整理事業の仮換地の指定に関する次の記述のうち、土地区画整理法の規定によれば、誤っているのはどれか。 (1)施行者は、仮換地を指定した場合において、特別の事情があるときはその仮換地に(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「私募ファンド」シリーズ(4) 規模よりパフォーマンス追求 野村不動産投資顧問代表取締役社長 福井保明氏に聞く
「私募ファンド」シリーズのインタビュー2人目は、03年1月に設立され野村不動産ホールディングスの100%出資会社である野村不動産投資顧問の福井保明社長。「不動産金融市場の大きな潮流を見極めながら、運用パフォ(続く) -
鑑定士協連レター JR九州「ななつ星」の効果 九州ブランドを乗せて
人気に拍車かかる 「豪華列車」と聞くと、全国的には上野~札幌間を走る「カシオペア」や先日導入が発表されたJR東日本や西日本の新寝台列車を思い浮かべる人が多いだろう。だが、九州では、JR九州のクルーズトレ(続く) -
不動産・住宅スケジュール
7月15日(火) ◎宅地建物取引主任者資格試験受験申し込みインターネット申し込み受け付け締め切り(郵送申し込みは31日まで。消印有効) ◎日本ビルヂング経営センターが特別研究セミナー「オフィス市況と最新のテナン(続く) -
地域密着探訪 ERAイリグチハウジング(京都市北区) 目指すは「地域ナンバーワン」 明るさ、気配りモットーに
「人が良すぎるくらいですね。不動産会社の社長らしくないかも(笑)」 従業員の今北友美さんから〝評価〟を受ける入口裕司社長。設立8年目に入ったイリグチハウジングの代表だ。 2年目には優秀賞 35歳での会社(続く) -
藤澤雅義の賃貸管理 現場中継 (52) 家賃査定で〝赤入れ〟 オーナーに改善点を提案 恐れずしっかりと指摘
※今回は、アートアベニュー統轄部長の吉野大輔が担当します。 管理会社にとって、新規管理物件の受託は最重要な業務です。管理会社のビジネスモデルは、「ストック型」ですので、管理戸数が伸びれば、経営が安定(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第42回 大規模マンションの建物配置 未来の近隣住民にも配慮を
【学生の目】 浦安市のマンション街を散策して、他と異なる建て方のマンションに気づいた。アーバンリゾートを感じさせるゆとりのあるマンションが多い(今川史野「不動産の不思議第39回」14年6月24日号)中で、(続く) -
~その軌跡と変わる街 日本不動産研究所 全国の地価 (8) 北九州市・小倉北区、魚町銀天街界隈の今後 集客健闘、再開発に期待
活性化基本計画が奏功 北九州市小倉北区のJR小倉駅南側の魚町1~3丁目に位置する魚町銀天街は、古くから小倉の街で市民に親しまれた中心商業地である。戦後1951年には、日本初といわれるアーケード商店街が完成し(続く) -
「東南アジア5カ国」視察レポート (5) マレーシア編(2) マレー半島最南端のジョホールバル 大規模開発「イスカンダル」進行
ジョホールバルはマレー半島の最南端に位置し、南側はジョホール海峡を挟んでシンガポールに面する総面積1100平方キロ、人口約140万人の都市です。 現在、ジョホールバル市とその周辺地域では、「イスカンダル・(続く) -
任意売却 業者が取り組む理由 (3) 依頼者の喜び、苦労に勝る 「すべての客」扱えてこそプロ
13年は537件が競売に出された沖縄県。このうち、18.6%を占める100件が開札までに取り下げられた。全国平均の7.8%を大きく上回る数字だ(いずれも不動産競売流通協会調べ)。「そこに少しでも貢献できていたら嬉しい(続く) -
駆け抜ける疾風 新たな波を業界に (2)ルームキューブ(東京都台東区) 「和リノベ」で自慢の部屋に
「和処(わどころ)」。同社が1年ほど前から展開しているリノベーションのブランド名だ。「和」と「洋」をうまく融合させ、賃貸空間を特徴ある「和モダン」として提案。これまで供給した5物件はすべて短期での成約が(続く) -
全住協 優良事業表彰を巡る (2) フージャースコーポレーション デュオヒルズつくば吾妻 「つくばナンバーワン物件」企画
「なかなか出ない好立地案件だったので、つくばでナンバーワン物件にしたかった」 企画を担当したフージャースコーポレーション(東京都千代田区)建築本部の万寿圭吾氏は話す。 つくばエクスプレスつくば(続く) -
更に発展するJ-REIT市場 ヘルスケアなど運用対象も多様化
上昇するJ-REIT価格 好調なビル賃貸事業がけん引 J-REITの値動きを示す東証REIT指数は、14年に入ってから、5月中旬までは概ね1430ポイント~1510ポイントの範囲で比較的落ち着いた動きを示していたが、5月27日(続く) -
これからの賃貸管理に必要なオーナーへの提案
提案に必要な3つの視点 収入増・支出減・リスク減 そもそも我々管理会社は何のために「オーナーへの提案」をするのだろうか? 答えは至ってシンプル、「オーナーの賃貸経営をよりよくするため」だ。では、賃貸(続く) -
新潮流の相続提案 「生存対策」こそ重要に
大切なのは「相続後の生活」 新発想の相続対策はズバリ「相続後の生活設計」だ。従来の相続対策は節税に重点が置かれ過ぎ、間違った対策を行ってしまい相続人が苦労する、ということが頻繁に発生した。良かれ(続く) -
競争激化の賃貸市場 勝ち残る物件を探る
空室率、明らかに上昇 高まる市場への危機感 まず、「良質な賃貸住宅」について理解する前に、近年の賃貸住宅の市場動向について確認しておきたい。国土交通省が今年4月に発表した「建築着工統計調査報告((続く) -
社説 「宅地建物取引士」へ業法改正 高い倫理観のある業界へ
議員立法によりこのほど成立した宅地建物取引業法の改正で、1年以内に宅地建物取引主任者の名称が「宅地建物取引士」に変更されることが決まった。主任者の「士」業への格上げは、国民の資産を安全に取引するとい(続く) -
ひと 大好きな会社を知ってほしい ケイアイスター不動産初の女性執行役員(広報担当)に就任した真杉恵美さん
「褒められることもありましたが、怒られて一人で泣いたこと、疲れて作業服のまま寝てしまうこともありました。それでも現場監督として家が完成する過程を見ることができたときが特に充実していた。今会社を大好き(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言 259 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 「元ホームレス客の総入れ歯が完成」 アフターサービスで食事に招待
以前こちらの紙面で紹介した、当社で部屋を紹介したホームレスの男性。私の勧めで歯の治療を受けることになり、先日治療が完了してほぼ総入れ歯になった。うちの店に寄って嬉しそうに歯を見せてくれた。2カ月も布(続く)