連載 記事一覧
-
今週のことば ●住宅瑕疵担保履行法(2面)
事業者が、品確法における瑕疵担保責任を確実に履行するため、その資力についての確保を目的に制定されたもの。05年11月に発生した「耐震強度偽装事件」で、十分に補償されなかった被害者(物件購入者)が多数上った(続く) -
福田郁雄・新シリーズ 相続ビジネスの壺 (1) 成長分野に目をつける
大規模な資産移転 日本国内に閉そく感が漂っています。 少子高齢化で国内市場は縮小し、グローバル化で競争が激化し、日本経済の先行きが見えてきません。そんな日本国内で数少ない成長分野と言える(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 住宅金融支援機構 中古+リフォーム資金で支援制度 融資保険や瑕疵保険活用で… 長期・低金利化を後押し 民間機関の改修ローン
記者A 住宅金融支援機構が中古流通を促す新たな制度を始めたんだって? 記者B 中古住宅の購入に併せて、リフォームする人を支援する制度だね? A どういう制度なの? B 中古住宅資金をフラ(続く) -
細野透×殿木真美子 旬な作品 住宅レビュー (83) 六本木3分で公園隣接 北と南でプラン構成に工夫 「ブランズ六本木」 東急不動産
六本木は、今最もエネルギーに満ちあふれたまちといっていいだろう。大規模な商業施設、オフィスが集まり、現在もそこここで再開発事業が進んでいる。 六本木ヒルズを皮切りに、「住む町」としても変貌を(続く) -
アトラクターズ・ラボ 賃貸市場の狙い目 (82) 都営新宿線・大江戸線「森下駅」 40m2台までで85%
今回は、都営新宿線・大江戸線の2路線が通る森下駅。20m2台~30m2台で全体の約70%、40m2台も含めると85%に上るエリアだ。高額物件の目安となる賃料20万円以上(管理費込み)の物件割合は、全体の0.6%程度と低い割(続く) -
松岡英雄新住まいの「ことわざ」 <129> 大は小を兼ねるも長持ちは枕にならぬ
テレビを買い求めた。これまでの32型では字幕の文字が見づらくなったので、52型にしたらさすがに楽に読めるようになった。節電の時期だけに消費電力が気になるが、今のテレビは昔と比べれば電気をくわなくなっ(続く) -
知って得する建物の豆知識 (93) 几帳面 間仕切りが語源
世の中は夏休みということで、今回は少々気楽な話題です。以前「うだつが上がる」など建築の諺(ことわざ)についてお話しました。その続きです。 よく「あの人は几帳面(きちょうめん)だから」などと言いま(続く) -
不動産取引現場での意外な誤解 売買編(46) 仲介業者の報酬請求権についての根拠法は?
Q 仲介業者の報酬請求権については、宅建業法にその上限を定める規定はありますが、そもそもの報酬請求権についての根拠法はあるのですか。 A 直接の根拠法というものはありません。しかし、不動産の取引の(続く) -
2012宅地建物取引主任者受験セミナー (40)
【問題4-46】 独立行政法人住宅金融支援機構(以下この問において「機構」という。)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。 (1)機構は貸付けを受けた者が景況の悪化や消費者物価の上昇により元利(続く) -
大震災を乗り越えよう 「3.11後の選択」 再起・復興を期して<67> 3つのシナリオの意味 「脱原発」とエネルギー政策
「なぜか」の説明がない この国のエネルギーの行方が定まろうとしている。政府は福島第一原発事故を受け、経済産業省の「エネルギー・環境委員会」において将来のエネルギーシナリオを設定、国民的議論の上(続く) -
東京カンテイ 中古マンション価格天気図 6月
【6月の天気模様】 価格動向に、持ち直しの兆しがみられる。前月から天気模様が改善した地域数が6から10に増えると同時に、悪化した地域数が19から7に減少。天気模様が前月から変わらなかった地域数も、22(続く) -
ダカラ MyHouse 第5回 生き方を変えたBESS(佐倉市ユーカリが丘N邸)
住まいの選択が、なんとその後の人生(職業)をも変えることになった。 選んだのはログハウスで知られるアールシーコアのワンダーデバイスという商品。「ガルバリウム鋼板に覆われた外観と、天然木の温もり(続く) -
相続税にかかる遺言執行者(遺産分割協議書のアドバイザー)の体験談(5) 将来の予測に確実なものはない
勧めた生命保険会社が倒産して 節税対策として「借り入れをすると節税になる」という言葉を耳にするが、それは借り入れをして、評価資産である不動産を購入するなどの手法の結果として税額が少なくなると理(続く) -
列島 ホットなまち 一般財団法人日本不動産研究所(12) 熊本県菊陽町・「光の森」ニュータウン 成功の秘密は自らの魅力に 全国4位の人口増加率
分譲開始から完売続き 全国にニュータウンと呼ばれる住宅団地は2000カ所余りあるといわれます。高度成長期には宅地供給の大きな役割を担ってきましたが、平成バブル崩壊以降、新規ニュータウンは売れ残り、(続く) -
住宅・不動産市況 どうなる今年・下半期 (下) 足下の回復感に期待
戸建て注文住宅 今年後半(7~12月)の住宅市場を、ハウスメーカーの経営者はどう見ているのか。住宅生産団体連合会のアンケート調査によると、住宅展示場来場者数については、「増える」という回答が16社中5(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授 田辺信之 第16回賃貸住宅市場 長期化する〝賃貸暮らし〟 晩婚、未婚急増で需要構造は大変革期に
点検不動産投資・賃貸住宅市場を検証するシリーズ最終16回目。これまでのインタビューを通じて分かってきた、個別分野における賃貸住宅の現状と市場構造を、展望を交えて総括する。 前回までアパート、賃(続く) -
東京カンテイ 都心周辺で下落が鮮明 7月の分譲マンション賃料
東京カンテイ(東京都品川区)がまとめた12年7月の分譲マンション賃料(1m2換算)によると、首都圏(2469円、前月比0.3%上昇)では都心部の賃料水準が底値圏で安定しているものの、その周辺の下落傾向が顕著であることが(続く) -
「予算決めて欲しい」 施工業者に聞く・リノべーション成功のコツ
大石 泉(マイアドバイザー 登録) 1986年(昭和61年)、株式会社リクルートに入社。週刊住宅情報関西版にて編集・制作・企画等の業務に携わる。約15年勤務の後、ミレニアムイヤーにファイナンシャル・プラ(続く) -
社説 中古住宅が日本を再生 まずは業界の底上げを
日本社会を覆う閉そく感の要因の一つは、日本人が日本人としてのアイデンティティを失いつつあることだ。戦後、日本が米国を目標に経済成長を続けていた時代は、「エコノミックアニマル」と揶揄されたとはいえ(続く) -
ひと 〝消費税対応本番〟に挑む 常に研究と情報収集を怠らない住宅生産団体連合会専務理事 佐々木宏さん
消費税対応がヤマ場を迎えた今、理論構築の確認や海外の情報収集など余念がない。専務理事室は資料の山に埋もれている。 「これまでも、プロジェクトチームで研究してきたので基盤はできている。長期にわたって(続く)