連載 記事一覧
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米国不動産流通システムに学ぶ 国交省・小林不動産業政策調整官が見た市場 〈7〉 市場拡大要因を総括 消費者ニーズを実現する流通システム
1990年以降急拡大した米国の不動産流通市場。本稿ではそれを支えた不動産流通システムの特徴や業界団体、行政の取組みの解説を連載してきた。最終回となる第7回は、米国流通市場の拡大要因を総括したうえで、小(続く) -
ダカラ MyHouse 第4回 「中古+リフォーム」で1000万円安く 更新料への疑問がキッカケ(世田谷区安藤さんご夫妻)
以前住んでいたのは、千葉県・船橋にあったテラスハウス形式の賃貸住宅。2年に1回払う更新料などが10万円以上にもなるので、マイハウスの購入を考えるようになった。 「家を所有したいという気持ちがそれ(続く) -
列島 ホットなまち 一般財団法人日本不動産研究所(6) 和歌山県・復興した観光地熊野 神秘性に健康加えて発信
熊野は紀伊半島の南部に位置する地域である。そもそも熊野とは、(1)「クマ」を古語の神(クマ)と解し「神の宿る地」とする説、(2)「隅(くま=すみ)と解して「辺境の地」とする説、(3)「こもる」と解して「樹木が(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授 田辺信之 第11回賃貸住宅市場 「供給過剰でも人気の外国人賃貸」 サン商事(株)取締役 村山隆郎氏に聞く
サン商事は1954年に設立され、外国人向け住宅分野のパイオニアとして、在日外国人にクオリティの高いサービスを提供してきた不動産サービス会社です。その主力商品である「ホーマット」は40年以上にわたって、(続く) -
★相続支援隊★ 相続・不動産最新レポート ~専門家から見た実務の留意点~ 第7回 遺産をめぐる裁判の実際 家裁か地裁か 内容で判断
相続人間で遺産分けについて争われているとき、当事者間では話がまとまらない。その場合、どこの裁判所に解決を求められるでしょうか。家裁の遺産分割調停かな? と思われる方も多いかと思います。実際は複雑で、(続く) -
社説 不動産流通市場の活性化 フォーラム提言を生かそう
中古住宅流通の活性化策を話し合う国土交通省の有識者会議「不動産流通市場活性化フォーラム」(座長・中川雅之日大教授)が6月12日、取りまとめ会議開き、提言案を示した。政府の新成長戦略に盛り込まれた「中古住(続く) -
ひと 熟年世代のマンションプランを 「マチュアライフ」研究に取り組む工業市場研究所取締役 美濃部康之さん
高齢者対象の商品やサービスの研究・開発が住宅をはじめ多分野で進んでいるが、その手前にあたる50~64歳までの成熟世代を『マチュア』世代と定めて、その住宅ニーズ、生活志向をマンションの商品企画に生かす目的(続く) -
紙上ブログ 悪徳不動産屋の独り言(157) 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 福祉がらみの三者三様 「がっかり」のち「嬉しく」
景気が後退して久しいが、当社においても生活保護や就労支援対象のお客さんが増えてきた。これは、この2カ月くらいの間に、生活保護のお客さんや市の社会福祉協議会(以降は社協と短縮)から紹介されたお客さんとの(続く) -
大言小語 変節ではなく礼節を
マニフェストに書いていなかった消費増税の実現に政治生命をかける野田首相。なぜ、そんなおかしなことになったかの説明はない。国民も悪い。「財務省の官僚に取り込まれた」など安っぽい批評で分かった気になって(続く) -
今週のことば ●グリーンビルディング(3面)
省エネなど環境性能を高めたビルのこと。環境不動産ともいう。環境配慮に対する社会的要請の高まりから、その重要性が指摘されている。日本政策投資銀行(DBJ)は、グリーンビルディングの供給促進を目的に、「DBJグ(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 不動産投資インデックス充実の目的は? 透明性向上で年金基金流入へ
記者A 不動産投資インデックスっていうのが今夏に公表されるんだって? そのインデックスって何? 記者B 不動産投資から得られる収益性を示した指標だよ。主に、一定期間の賃料収益などから得られるイン(続く) -
アトラクターズ・ラボ 賃貸市場の狙い目 (75) 東京地下鉄有楽町線「東池袋駅」 少ない高額賃料帯
今回の「賃貸市場の狙い目」では、東京地下鉄有楽町線東池袋駅を取り上げた。20~30m2台の面積帯が全体の約60%を占め、10万円未満の賃料帯が約65%となっている。20万円の高額賃料帯は8%程度だ。 25m2タイ(続く) -
松岡英雄新住まいの「ことわざ」 <122> 家貧しくして孝子あらわる
昔、近所に母子家庭の家があった。子供が5人いて、下の2人は私と年齢が近かったので一緒に遊んだりした。その2人は週に何回か、すぐ上の兄と夕方の駅前で靴磨きの仕事をしていた。そうやって苦しい家計を支えて(続く) -
2012宅地建物取引主任者受験セミナー (33)
【問題4-11】 平成24年6月1日からAがBの所有地を賃借して建物を所有している場合に関する次の記述のうち、借地借家法の規定及び判例によれば、誤っているものはどれか。 (1)AB間で契約を更新した後に、(続く) -
大震災を乗り越えよう 「3.11後の選択」 再起・復興を期して<60> やはりモルモットなのか 耳を傾けない現場の医師
健康障害を恐れる 福島県民が今最も頭を悩ませ、恐れているのは放射性物質が引き起こす健康障害である。だが県の対応を見る限り、そこに手を差し伸べようという気はないらしい。 ある会合では原発立(続く) -
米国不動産流通システムに 学ぶ 国交省・小林不動産業政策調整官が見た市場 〈6〉 ホーム・インスペクションの制度化 検査基準標準化で消費者保護実現
米国では、建物検査(ホーム・インスペクション)の制度化が進んでいる。01年から検査基準やインスペクターの資格制度が普及し、現在30州で制度化。中古流通促進に寄与している。第6回はインスペクション制度の経(続く) -
列島 ホットなまち 一般財団法人日本不動産研究所(5) 奈良市・変わる三条通り 開放感あふれる空間に
完成間近の都計道路 奈良市の中心市街地を東西に横切る三条通りは、太陽の道と呼ばれ、そのルーツは1300年前の奈良時代に遡る。JR奈良駅前から猿沢の池に至る約1キロは古くから代表的な商業地域であり、か(続く) -
今週の糸口 住まい論議は「自立」が前提
住まい方、暮らし方という言葉には、どこか違和感を抱いていた。 それらは「生き方」の一部なのだろうが、自分の生き方に合わせて家を建てる贅沢など、ごく一部の富裕層の世界と感じていたからだ。(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授 田辺信之 第10回 賃貸住宅市場 「需要底堅い法人とシニア」 積水ハウス・東京シャーメゾン事業本部執行役員事業本部長 堀内容介氏に聞く
「点検 不動産投資」の賃貸住宅投資市場を検証するシリーズ4回目は、低層賃貸を取り上げる。賃貸住宅の巨大市場である首都圏の市場構造が変わりつつある現状を、積水ハウス・東京シャーメゾン事業本部、執行役(続く) -
★相続支援隊★ 相続・不動産最新レポート ~専門家から見た実務の留意点~ 第6回 異なる相続順位間での相続分の譲渡 登記申請の協力が必要
数次相続が発生し、異なる相続順位間で相続分の譲渡をした場合の注意点を解説します。 弁護士さんから紹介された、遺産分割調停の案件での話。当初の相続人は被相続人の子どものAとBでしたが、相続登記をしな(続く)