フージャースコーポレーション(東京都千代田区)がシニア向けのマンション分譲事業を始める。同社が培ってきたマンション分譲事業のノウハウを生かしつつ、高齢化の進展に伴う需要増加に対応するのが狙い。第1弾として茨城県つくばみらい市で、総戸数150戸のマンションを計画している。50歳以上を対象にした中高齢者専用マンションとして、10月から販売を開始する予定だ。同社は今後も首都圏を中心に同様のマンションを供給していく考え。年間1棟供給を目安にしている。
同物件はつくばみらい市陽光台2丁目に立地。つくばエクスプレスみらい平駅徒歩7分だ。同社が保有する約2万平方メートルの敷地の一角で、近隣には、同社がファミリー向けマンション300~400戸を供給する。
マンション内は、24時間見守りの提供やバリアフリー化のほか、天然温泉やカラオケなどの娯楽施設を整備する。併せて、訪問介護事業所や訪問看護事業所、レストランを併設。テナントを誘致する。間取りは1LDKと2LDK。専有面積は55~73平方メートル。価格は2500万円台~4100万円台を予定している。竣工は2014年12月の見通し。