森ビルは、11月24日にオープンする「麻布台ヒルズ」を20日、報道公開した。約300人の権利者と35年をかけた8.1ヘクタールの大規模市街地再開発。「GREEN(グリーン)」と「WELLNESS(ウェルネス)」の2つをキーコンセプトに、約2万4000平方メートルを緑化。6000平方メートルの中央広場では、パブリックアートを設置すると共に、各種イベントを開催する。区域面積は六本木ヒルズよりもやや小さいが緑化面積や住戸数(1400戸)、オフィス総貸室面積(21万4500平方メートル)は六本木ヒルズを上回る。
麻布台ヒルズは150店舗、2万3000平方メートルの商業施設を展開し、11月24日は94店舗がオープン。また、ギャラリーやデジタルアートミュージアム「チームラボ」など文化施設も充実させている。住宅やオフィス、商業施設といった多様な機能を持たせて東京の国際競争力強化に貢献する。