連載 記事一覧
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残したい情景~文化的歴史的所産を巡る~ 第26回 宮城県仙台市 一般財団法人 日本不動産研究所 仙台の象徴、ペデストリアンデッキ 活気あふれる駅前の空中広場
――夜の仙台駅前。大型ビジョンを望むペデストリアンデッキでは、日本人初の世界ヘビー級王座を賭けたタイトルマッチに人々が沸いていた。訳あって街頭アンケートに立つ会社員・佐藤(三浦春馬)の耳に、ふとギターの(続く) -
社説 大型台風で甚大な水害 減災につなげる地域守りの共助
昨年の西日本豪雨、9月の台風15号に続いて、今月12日から13日にかけて東日本一帯を通過した台風19号が再び各地に甚大な被害をもたらした。近年の台風や豪雨、暴風雨は、局地的に被害をもたらしてきたこれまでの災(続く) -
ひと 情報集まる雰囲気づくりへ 広報への意識向上に励む富士通ゼネラル広報IR室 吉岡恵美子さん
昨年4月に新卒で入社。新入社員研修を経て、広報セクションで勤務する。「外部の広報セミナーを受講した際に、他社は営業などを経験して広報に来たという人が多く、社会人2年目の人とは会わない」とほほ笑む。同社(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言 525 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 当社史上最悪の家賃滞納者(1) 同情が判断ミスを招いて
ただ〝最悪の入居者〟というだけなら、何人か該当する人がいる。もちろん、今までにも家賃を半年以上滞納している入居者なら常にいた。今もそういう滞納者が4人いる。しかし、当社にとって、そして家主さんにとっ(続く) -
不動産市場異聞 大東建託賃貸未来研究所 麗澤大学客員准教授 宗健 第4回旧耐震物件を放置してよいのか
住宅ストック総数約6000万戸のうち1000万戸以上は耐震性が不足する旧耐震物件と推定されている。その多くは持ち家の戸建て住宅だが、賃貸住宅約1850万戸のうち200万戸以上は旧耐震物件と推定されている。 近(続く) -
大言小語 一呼吸おく大事さ
株式投資の話をしよう。と言っても投資情報や投資手法の話ではない。少額で細々と続けている投資経験を通じて学んだことだ。 ▼株式投資で最も難しいのは、売るタイミング。含み益や含み損が拡大しているときに、(続く) -
今週のことば 住宅トップランナー制度(2面)
住宅を新築する住宅事業建築主に対して、国土交通大臣が省エネ性能の向上を勧告することができる制度。製造業などに対し、対象となる機器のエネルギー消費効率の努力義務を規定することで、二酸化炭素の排出量を抑(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 障がい者雇用から見る企業の姿 偏見や先入観が阻害要因に
先輩A 昔を思い出すよ。 後輩B 何です、唐突に。 A 住宅新報の障がい者雇用の記事(本紙10月15日号1面)を読んだからさ。小学生の時、モデル校で知的障がい者の一人だけのクラスがあり、隔離した雰囲気で近寄(続く) -
東京カンテイ 中古マンション価格 1038 東京メトロ丸ノ内線(2)、支線 上昇下落が分かれる展開
中古マンション価格(3.3㎡単価)の推移 データ提供:東京カンテイ。単位:万円(平均築年数/同専有面積) 駅名 現在 1年前 2年前 東京メトロ丸ノ内線(2) (続く) -
不動産現場での意外な誤解 賃貸借編123 賃貸借で目的物の返還条項を定めなかったら?
Q このたびの民法改正で、賃貸借契約を締結するには、借主の「目的物返還義務」を定める必要があるということになりましたが(改正法601条)、もし当事者がその返還義務を定めなかったら、契約はどうなるのでしょう(続く) -
トータルブレインのマンション最前線 ディベロッパーのホテル事業分析 中堅はファミリー向け「アパートメントタイプ」加速
マンションコンサルティングのトータルブレインはこのほど、「ディベロッパーが取り組むホテル開発事業研究」と題したレポートをまとめた。 20年の東京五輪開催を契機とした政府の外国人旅行者の拡大策もあり(続く) -
不動産・住宅スケジュール
◇10月は、「住生活月間」「土地月間」です。 10月29日(火) ◎都市農地活用支援センターが講演会「新しい都市農地制度の活用と展望」を開催(東京都渋谷区、東京ウィメンズプラザ) 10月30日(水) ◎再開発コーディネ(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第306回 用途変更による街並み形成 街の将来に責任を持つ
【学生の目】 大学の海外研修に参加して、イギリスのロンドンとケンブリッジの街並みを視察した。ケンブリッジはケンブリッジ大学が所在する学園都市で、大学とは別に31のカレッジがあり、学生が生活している。(続く) -
マン活に励む管理組合~良好なコミュニティの秘訣~ ダイアパレスシアース万代【後編(1)】 新潟県新潟市 経緯を分かりやすく アンケートの記載も
ダイアパレスシアース万代の「かわら版」は、難しい議題も、高橋さんの言葉で分かりやすく、しかも順を追って丁寧に書かれている点が大きな特徴です。 例えば2年前には、長期修繕計画の見直しと、それに伴う(続く) -
廣田 信子の紙上ブログ No.214 マンション管理応援歌 避難所でも自宅避難でもない第三の選択
東日本大震災後、大震災時には、マンション住民は避難所に行くのではなく自宅にとどまり、自宅避難(籠城)できるように備えるということが浸透してきました。特に超高層マンション等の住民は、避難所に来ないでくれ(続く) -
地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 115 アートで地域の訴求力アップ(2) 瀬戸内芸術祭、期間以外にも集客
地域と世界を結ぶ 3年に1度開催される「瀬戸内国際芸術祭」は、インバウンドにも成功している。瀬戸内の小さな島、「直島」のことを多くの外国人が知っているるのは、瀬戸内芸術祭がきっかけだという。現代美術を(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 90 日本不動産仲裁機構 災害と不動産に関するADR
最近では台風19号が日本列島に上陸、猛威を振るい、10月22日の時点で13都道府県で84人の死者を出す災害(報道機関調べ)となりました。台風の脅威のみならず、地震の発生等、日本は世界的に見ても災害が多い国として(続く) -
居酒屋の詩 (73) 居酒屋のルーツと見ゆる立ち呑みは こころ浮かれて月夜に揺れて
立ち呑みには独特の風情がある。本当の酒好きがやってくるためか、酒もつまみも値段の割にはうまいという印象だ。「晩杯屋」もその一つだが(19年5月14日号で東京・飯田橋店を紹介)、「四ッ谷しんみち通り」にある(続く) -
幸福論的 『住宅論』 住宅評論家 本多 信博 66/100 覚悟する〝老年期〟 まだ誰も知らない領域を生きる
「人生は死ぬまでのヒマつぶし」という投げ遣り的な言葉がある。生まれてしまった以上、自分で命を絶つのは難しいから、生きるしかないという意味だろうか。 それはさておき、人生は究極の目標を設定して生きる(続く) -
残したい情景~文化的歴史的所産を巡る~ 第25回 青森県青森市 一般財団法人 日本不動産研究所 進むコンパクトシティ化 夜店通りも再び街の顔に
青森市は青森県のほぼ中央に位置する県庁所在地で、人口約28万人の都市である。重要港湾である青森港からは青函連絡船が就航し、北海道と結ぶ本州の玄関口として長らく栄えたが、88(昭和63)年の青函トンネル開通に(続く)