連載 記事一覧
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営業の心得 【8】 他業界との比較(1) 「一生モノの買物」相応の責任を
私はアルバイトを含めて、住宅・不動産業の他に雑貨店やホームセンター、ファミリーレストラン、ファストフード店、引越し業者、ネット通販、コンサート音響、ホテルなどで仕事を経験してきました。そこで今回から(続く) -
マンション再生 建替えと改修 規制緩和の行方③ 〝延命〟も一つの選択肢
「マンション再生は、建替えか改修かをニュートラルに検討することが必要。しかしそれがなかなか難しい」 国土交通省が03年に公表した「マンションの建替えか修繕かを判断するためのマニュアル」の策定に携わ(続く) -
おためし移住 ワープステイという提案(6) 住み替える意義 都会に住む高齢者の力を地方に
連載を終えるにあたり、都会のオフィスで長く働き続けたサラリーマンにとって、田舎暮らしの魅力とは何かを改めて考えてみたい。 田舎への衝動 一つは、「体を動かす仕事」への憧れだと思う。ホワイトカラ(続く) -
気になる話題
消費増税の影響が、徐々に出てきたようです。5月13日号10面「景気動向指数、過去最大の落ち込み」、同じく11面「注文戸建ての受注が悪化」。両記事とも、消費増税を前にした「駆け込み」の反動減が主要因であると(続く) -
社説 賃貸住宅の存在意義は 住宅双六の「上がり」にふさわしく
賃貸住宅は何のために存在しているのだろうか。高度成長時代は持ち家を取得するまでの「仮住まい」であり、大家(土地所有者)にとっては節税手段だった。所有者に節税効果が生まれる事情は今も変わらないが、住み手(続く) -
ひと 3年後、売り上げ100億円へ 大京エル・デザインの代表取締役社長に就任した岡田洋一さん
大京グループの中でリフォーム・デザイン事業を担う大京エル・デザイン。06年の設立以来5代目の社長となるが、初の専任の社長となった。 「スピード感をもって取り組んでいきたい」と語る。 リフォーム事業は(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言251 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 「丁寧さに欠ける電話説明」 しっかり伝え相談者に安心を
ファミレスでランチを取っていると携帯が鳴る。表示された番号を見ると、首都圏からではなくかなり遠いところの市外局番のようだ。 読者からの連絡 最近は九州や北海道に拠点を置くHP作成会社からの営業電(続く) -
夫婦仲取り持つキッチン 大言小語
大手仲介会社の強面の店長をかつてインタビュー取材した時に、「趣味は休日クッキング」という答えが返ってきて、おどろきと共に新鮮さを感じたことがある。男性も料理が趣味だと胸を張れる時代に変わったと、少し(続く) -
今週のことば ●標準建設費(2面)
国土交通大臣が、住宅の立地条件・構造・階数に応じ毎年度の価格変動を反映して定める建設費のこと。公営住宅の補助対象費用の限度額は、標準的な住宅を基本として、特別な工事については加算することで算出してい(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 中古瑕疵保険再販タイプが1万戸突破 短期版とコスト減が奏功 直近は「すまい給付金」効果
記者A 買取再販タイプの中古住宅向け瑕疵保険の累計申込数が、1万戸を超えたそうだね。 記者B 中古住宅の売買時に「検査」と「保証」をセットで提供する瑕疵保険のうち、宅建業者が売主として物件を販売すると(続く) -
アトラクターズ・ラボ 賃貸市場の狙い目 169 京王線「芦花公園駅」 50m2タイプ、空室率改善
今回は京王線芦花公園駅を取り上げた。 エリアの物件特性として、20m2台で全体の約33%、20~40m2台で約65%を占める。高額物件の目安となる賃料20万円以上(管理費込み)の割合は3%程度となっている。 25m2タイプ(続く) -
2014宅地建物取引主任者受験セミナー (26)
【問題3-26】 次の記述のうち、宅地建物取引業法の規定によれば、正しいものはいくつあるか。 アAが、甲県の所有する宅地の売却を甲県から代理依頼され、当該宅地を30区画に区画割して、多数の公益法人に売(続く) -
今週の糸口 ◇92 満室経営への第一歩とは
これからの賃貸住宅経営は難しい。今でさえ、空室の増加が続いているのに、今後は主たる顧客層である若年人口が減少していくからだ(2面社説参照)。 とはいえ、土地を多く持つ資産家にとって効果的な節税対策とい(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授 田辺信之 「環境と不動産」シリーズ(32) 普及へ互換性高まる環境性能評価 三井住友信託銀行不動産コンサルティング部環境不動産推進チーム長 伊藤雅人氏に聞く
「環境と不動産」シリーズ32回目は、三井住友信託銀行・不動産コンサルティング部の鑑定・CSR担当次長・環境不動産推進チーム長の伊藤雅人氏へのインタビュー後半。「既に優れた環境技術が導入されているにもかか(続く) -
不動産・住宅スケジュール
5月13日(火) ◎建築環境・省エネルギー機構が建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)評価員講習会を開催(東京都新宿区、飯田橋レインボービル) 5月15日(木) ◎不動産協会が定時総会を開催(東京都港区、ホテルオーク(続く) -
全国住まい・地元 再発見 一般財団法人日本不動産研究所 (49) 青森市・「コンパクト・シティ」へ着々と 中心部マンションに堅調さ
住宅最高地郊外に 3月に発表された青森県の住宅地における14年の地価公示の変動率は4.0%の下落で、14年連続の下落となった。 青森市における住宅地の最高価格地点は、中心市街地にある長島3丁目(青森-8)から郊外(続く) -
藤澤雅義の賃貸管理 現場中継 (43) 賃貸管理会社のBtoB営業 優先的に「客付け」依頼 費用対効果の検証必要
※今回は、オーナーズエージェント・コンサルティング事業部次長の今井基次が担当します。 私たちは賃貸管理専門会社ですから、客付け仲介は100%他社に依存しています。よって、客付仲介会社に弊社管理物件の空室(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第33回 密集市街地のアパート 都市計画の支援が必要
【学生の目】 戸建て住宅が並ぶ住宅街を歩いていて、アパートと思える建物を見つけた。アパートは特殊建築物に該当し、東京都では接道条件が附加される(建築基準法43条2項)。この敷地は間口が狭く、道の幅員も狭(続く) -
営業の心得 【7】 分からないことにぶつかったら 「調べる」「聞く」で早めに解決
新入社員の皆さんには、仕事について分からないことが多くあると思います。住宅・不動産業には、普段の生活では出てこない専門用語や知識、手順が少なくないので尚更です。しかし、これらをスピーディーに解決して(続く) -
実力つける中古住宅瑕疵保険④ 個人間売買タイプ 更なる商品改定の可能性 「検査先行」への期待と懸念
本連載の後編では個人間売買タイプに焦点を当て、その中で「二重検査の簡略化」の経緯と成果を伝えた。このほかにも、瑕疵保険の商品改定はあり得るのだろうか。保険の提供元である保険法人や、顧客に取り次ぐ立場(続く)