東急不動産は、オフィス・商業の垣根を越えたコンパクトビルの新シリーズ「COERU(コエル)」として展開する。同シリーズは、延床⾯積500~1000坪、基準階⾯積30~100坪前後のコンパクトビルとして、東京の都心部及び準都心部エリアを中心に開発。第1弾として、6月末に渋谷区道玄坂に、鉄骨造・木造のハイブリット構造のコンパクトビル「COERU SHIBUYA」を開発。同社は、今後、7物件の展開を予定している。
「COERU(コエル)」は、入居者の業態に合わせてオフィス・商業等の用途を限定せず入居可能なことが最大の特徴。また、外装やエントランスに木材を使用するなどナチュラルで温かみのある意匠・シームレスな共用部を実現するほか、既存物件を取り壊さない「再生建築」など環境に配慮したサステナブルなビル、スマートロックの導入など多様な入居者ニーズに対応したフロアメニューという特徴がある。