東急不動産は1月27日、地域と都市をつなぐサステナブルな情報発信拠点「TENOHA代官山」において、環境教育プログラム「ReENE ÉCOLE(リエネ エコール)」を開催した。渋谷区立猿楽小学校児童と代官山や周辺地域の子供たち55人が参加。同社社員が講師として、再生可能エネルギーや発電所の仕組みについてのクイズを織り交ぜた授業のほか、風力発電や太陽光発電を体験できるワークショップや、「リエネソーラーファーム東松山」で収穫した、ほうれん草と米を使ったランチメニューを提供した。参加した子供達からは、「風力発電は学校でも聞いたことがあったけど、今日聞いたお話しでどんなふうに電気が作られるのかがわかりやすく知ることができた」との感想があった。
会場となった「TENOHA代官山」は、岡山県西粟倉村の間伐材を構造材として建てられた2階建て施設。サステナブルな生活体験を提供することを主眼にサーキュラーエコノミー活動を行う事業者や行政と連携している。参加した子供たちは、「TENOHA代官山」のサステナブルな取り組みである、食品廃棄物の活用やロスフラワーについても学んだ。
「TENOHA」は各地域の課題解決や活性化につなげていくことを目的に全国展開しており、同日には「TENOHA男鹿」(秋田県男鹿市)及び「TENOHA東松山」(埼玉県東松山市)でも同プログラムを実施した。