連載 記事一覧
-
地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 (85) 和風庭園への注目が海外で高まっている(3) 世界の盆栽ファンがさいたま市へ
盆栽博物館に外国人客 さいたま市に「大宮盆栽博物館」があり、外国人客が増えている。同館には年間7万人の来館者があるが、そのうち約5000人が外国人だという。国籍でみると、アメリカやオーストラリア、フラ(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 57 レオパレス21オーナー向け金融機関対応相談室 施工不良問題とADR
19年2月現在、世間を騒がせている「レオパレス21施工不良問題」。賃貸住宅大手レオパレス21が建設した1300棟余りの建物で外壁や天井等で建築基準法の規定を満たしていなかったという実態が明らかになっています。(続く) -
一般財団法人日本不動産研究所(41) 地域資源を生かす ~まちづくりからインバウンドまで 北九州市 社会の羅針盤 転出超過が全国2位 待ったなしの転換、見直し
昨年のクルーズ船に係る寄港回数が発表され、福岡市の博多港が279回で今年も日本一となった。北九州市においても若松区と門司区にクルーズ船受け入れの岸壁があり、一昨年より年30回前後を数える。直近では中国発(続く) -
居酒屋の詩 (39) 吉野山去年の枝折の路かへて まだ見ぬ方の花を尋ねむ
毎年、弁護士の江口正夫氏を囲んで飲む会がこの季節に開かれる。今年は東京・新橋の居酒屋「隠れ野」が会場となった。もともとは定期借地権が縁で始まった会だから長い歴史がある。ところが、「江口氏はまったく年(続く) -
2019 宅地建物取引士受験セミナー (6)
【問題1-26】 宅地建物取引業の免許(以下この問において「免許」という。)に関する次の記述のうち、宅地建物取引業法の規定によれば、正しいものはどれか。 (1)破産管財人Aが、破産財団の換価のために自ら売(続く) -
幸福論的 『住宅論』 住宅評論家 本多 信博 ◇32 業界の進化とはなにか 個人や企業が為すわけではない
庭に山茶花が咲いている。その山茶花がツバキ科という種の一個体であるように、私もヒト科の一個体として生きている。この世の生物界における個体は、個体として存在すること自体が種の維持存続・進化に貢献してい(続く) -
ひと 「建物、ちょっと知れば信頼が」 連載開始から10年。「建物の豆知識」筆者で建築家の中村義平二さん
08年12月に連載が開始された「建物の豆知識」(8面)。大手の社員とも交流はあるが、「不動産業の人は概して建築のことを知らない」という。そこを何とかしたいと始めた連載も250回、10年の節目を超えた。 建築(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言 490 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 まさにグッド・タイミング 生活保護受給者の部屋探し
当社のウインドーには「立川市と武蔵村山市の生活保護受給者の部屋探しはしない」とハッキリ謳ってある。だが、どういう訳か生活保護のお客さんが後を絶たない。一つには、現在入居している受給者の人から「あそこ(続く) -
大言小語 住まいを担う責任
レオパレス21の施工不良問題の衝撃と波紋は大きい。1324棟で国土交通省告示や大臣認定に適合しない仕様が見つかった。そのために転居を余儀なくされる人たちやローンを抱えたオーナーの気持ちを思うと気の毒でなら(続く) -
今週のことば 防火設備検査員(2面)
建築基準法の規定に基づく定期報告制度において、一定以上の規模の建築物などに設置された防火シャッターなどの作動確認を行うことができるとされている資格者。国交大臣の登録を受けた機関が行う防火設備検査員講(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 防火設備検査員資格問題 理由は「人手不足」「理解不足」…?
館前 さて、今日の新聞は……おや、また不正行為の続報か。最近やけに多いなあ。 正直 何の話ですか館前(たてまえ)先輩。おとり広告か何かですか? それともサブリース融資かオイルダンパー、あるいは違法建築か(続く) -
東京カンテイ 中古マンション価格 1003 JR高崎線 高崎が二桁上昇、事例も増
中古マンション価格(3.3㎡単価)の推移 データ提供:東京カンテイ。単位:万円(平均築年数/同専有面積) 駅名 現在 1年前 2年前 JR高崎線 (続く) -
知って得する建物の豆知識 256 アーティキレーション 空間と機能の一致目指す
近代的な「プラニング(間取り)」という考え方は、ルネッサンス以降とされています。もちろんこれは庶民の住処レベルではなく、王侯貴族の邸宅についてですが、それでもルネッサンス以前は儀式や祭事、政治を行うた(続く) -
不動産・住宅スケジュール
2月19日(火) ◎千葉県不動産鑑定士協会が講演会「デフレ脱却―日本経済の展望と課題―」を開催(千葉市中央区、ホテルポートプラザちば) 2月22日(金) ◎再開発コーディネーター協会とマンション建替えアドバイザーネッ(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第271回 無電柱化と街のデザイン 国道の景観を演出する
【学生の目】 国道をドライブすると幅員は広く見通しは良好だ。しかし、道路からの景色に関して、道路利用者の視覚を楽しませる工夫は少なく、どこでも見かける単調な景色の連続に飽きてしまうのが通常だ。マン(続く) -
マン活に励む管理組合~良好なコミュニティの秘訣~ 西京極大門ハイツ (1) 京都市右京区 建物老朽化の対策 隣地の購入
76年竣工の西京極大門ハイツは、一見、どこにでもあるごく普通の郊外型マンションです。しかし、築40年を超えた現在も、住戸販売の話が出ると、相場を上回る価格で買手がついていきます。歳月を経ても人気を集め続(続く) -
マンション管理応援歌No.180 廣田信子の紙上ブログ 終の棲家の選択肢を持つ安心
先日、私の講座で、地域とのつながり力で注目のサービス付き高齢者住宅「銀木犀」を見学しました。 人生100年時代は、できるだけ住み慣れたマンションで暮らしたいと思っても、最後は、見守りや介護がある場(続く) -
地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 (84) 和風庭園への注目が海外で高まっている(2) 葛飾・柴又の山本亭庭園に世界の目が
ポスト寅さん映画 今年の1月後半に、東京・葛飾区の柴又に行く用事があり、帝釈天に向かう参道は、参拝者で混雑して、鰻屋さんはどこも満席だった。そのほとんどが年配の方々で、年代的には、寅さん映画をリア(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 56 日本住宅性能検査協会 トラブルを事業者の信頼獲得に
国民生活センターと全国の消費生活センター等に寄せられる消費者トラブルに関する情報を収集しているシステム「PIO―NET」によると、賃貸アパートやマンションにおける敷金・原状回復トラブルは年間1万3000件から1(続く) -
一般財団法人日本不動産研究所(40) 地域資源を生かす ~まちづくりからインバウンドまで 鳥栖 鉄道の一大拠点 九州最古の現役駅舎 故郷を代表する風景が存続
15(平成27)年に日本の近代化を担ってきた「明治日本の産業革命遺産」が世界遺産に登録された。その遺産の多くは九州に所在するが鉄道駅は1つも特定されていない。 石炭運搬を担った鉄道や駅も重要な産業遺産と考(続く)