連載 記事一覧
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大言小語 顔の見えない関係
もう、30年近く前になる。愛知県の山猿だった当時の自分にとって大都会の横浜で、進学のために新生活を始めた。4畳半・風呂なし・共同トイレ。嫌でも、隣人たちと顔を合わせる下宿生活。テレビや冷蔵庫、洗濯機は(続く) -
今週のことば 地籍調査(2面)
主に市町村が主体となって、一筆(土地登記簿の一区画)ごとの土地の所有者、地番、地目を調査し、境界の位置と面積を測量する調査。登記所にある地図や図面は、正確ではない場合がある。地籍調査により、その結果が(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 首都圏新築分譲マンションの契約者動向 購入価格は過去最高、共働きがベースに
記者A リクルート住まいカンパニーが3月12日に「2017年首都圏新築分譲マンション契約者動向調査」を発表したぞ。 記者B 01年から毎年実施している調査だね。 A 調査期間は17年1月から12月。マンション契約(続く) -
東京カンテイ 中古マンション価格 957 JR横須賀線 横浜の近隣駅が好調
中古マンション価格(3.3m2単価)の推移 データ提供:東京カンテイ。単位:万円(平均築年数/同専有面積) 駅名 現在 1年前 2年前 ◆JR横須賀線 品川 333(14.0/75.8) 3(続く) -
知って得する建物の豆知識 233 緑の効果 環境に多くのメリット メンテナンス費用も重要
竣工したばかりの、むき出し状態で建っている住宅は、周辺環境との調和がとれていません。しかし、植栽が施工されると雰囲気が一変し、あたかもずっとそこに建っていたかのような落ち着いた印象になります。庭木が(続く) -
トータルブレインのマンション最前線 首都圏市場、17年総括と18年課題と展望(上) 市場価格は弱含みに変化
マンションコンサルティングのトータルブレインはこのほど、「17年首都圏マンション市場動向総括と、18年の課題と展望」と題したレポートをまとめた。2回に分けて紹介する。 今回は17年の市場動向総括。同レポー(続く) -
不動産・住宅スケジュール
3月20日(火) ◎建築環境・省エネルギー機構が「自立循環型住宅設計講習会 温暖地版」を開催(東京都港区、建築会館ホール) 3月23日(金) ◎第2回宅建マイスター認定試験合格者発表 3月27日(火) ◎日本ビルヂング経(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第226回 緑道の役割 避難用に活用する工夫を 内藤希 不動産学部3年
【学生の目】 習志野市内の住宅街を歩いていると1つの通路に目が留まり、誘われるように入っていった。蛇行する歩行部分がインターロッキングで仕上げられ、両脇には植栽がある。周辺の区画道路とは異質で、緑道(続く) -
マン活に励む管理組合~良好なコミュニティの秘訣~ リガーレ日本橋人形町(1) 東京都中央区 情緒あふれる人形町 組合で「神田祭」に尽力
マンション前にも神輿が… 5月中旬になると、人形町の界隈は慌ただしくなります。山王祭や深川祭りと並んで、江戸三大祭りの一つに数えられる神田祭の時期がやって来たのです。 神田明神の氏子であ(続く) -
マンション管理応援歌No.135 廣田信子の紙上ブログ カリスマ理事長は一般住民に戻れない?
先日、カリスマ理事長の是非について議論があり、ある理事長さんが頭に浮かびました。 40年前、団地ができた時から常に中心にいて、自立した先駆的な管理組合運営で、自分の団地だけでなく、周りにも影響を与え(続く) -
夢か、うつつか 今宵も一献 本多信博 104回 炭火焼「武平次」 〈東京・八丁堀〉 本店が近く閉店へ
17年10月31日号で「本店」と「桜橋店」があることを紹介したが、なんと本店のほうがこの3月末で閉店してしまうことになった。再開発でマンションが建てられるらしい。気に入っていた居酒屋がなくなるのは寂しいも(続く) -
一般財団法人日本不動産研究所(43) 全国市街地の変遷 ――昭和の記憶から次代へ 宮崎市・〝新婚旅行のメッカ〟青島の今 大淀川沿いホテルはマンション街に 次世代につなぐ観光地へ
今では想像さえできないが、宮崎県は「新婚旅行のメッカ」として1974年頃にはハネムーンの人気ナンバー1の地として有名だった。 南国情緒と縁結び神社 「72年には、戦後ベビーブームに生まれた人達が結婚(続く) -
地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 (38) シリーズ自転車をフックに地域を盛り上げる(3) 里山サイクルが地域との触れ合いを醸し出す
飛騨古川から新しい風 田舎でサイクルツアーを主催している会社は、地域との関わりを大切にしていて、それが、結果として成功につながっている。 岐阜県の飛騨古川市では、里山サイクルが人気となり、普通の田舎(続く) -
ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 (10) 太陽光発電メンテナンス技士 改正FIT法で増えるトラブル
09年から住宅用で始まった売電制度は、その後12年から非住宅用太陽光発電システムも対象になった影響により、導入数が飛躍的な伸びを見せました。その契約数は09年から14年の5年間でおよそ3倍まで膨れ上がり、その(続く) -
造る 未来 業界刷新への提案 日本人の感性と美学に訴える家を (10)
〝お試し居住〟のススメ 中古住宅市場活性化策の一つとして、最初の半年か1年は定期借家権付き賃貸住宅として借りて、気に入ったら購入するという取引方法を加えたらどうだろうか。いわば〝お試し居住〟だ。(続く) -
2018宅地建物取引士受験セミナー (9)
【問題1-41】 宅地建物取引業者Aが、自ら売主となって一団の宅地の分譲を行おうとする場合に関する次の記述のうち、宅地建物取引業法(以下この問において「法」という。)の規定によれば、正しいものはどれか。 (1)(続く) -
翔経塾30周年を迎えて (4)リブラン鈴木雄二社長 血肉とさせる環境整える
■「暮らしをつくる」企業へ この10年間、当社は大きく業態変更にチャレンジした期間でした。08(平成20)年秋のリーマンショックをきっかけに、長期的にみてマンションデベロッパーの存在はなくなる可能性をはらんで(続く) -
社説 仲介業の新使命 媒介報酬制度の見直し必要
物件情報をもとに売り手と買い手を結びつけるだけのふるい仲介業は、もはや消費者(特に買い手)のニーズを満たすことはできない。それどころか、人口減少による住宅需要の減退、マクロ的地価の下落傾向などを踏まえ(続く) -
ひと 心地よい場所を探してもらうため 新たなまちを紹介する「haletto」(ハレット)編集長・プロデューサー 三宅朝子さん
石橋を叩き過ぎる姉、周りを見て最適解を導く妹と仙台で育ち、何も考えずに走ってみては、ポチャンと落ちてしまうタイプだが、「また、頑張るからいいや」。失敗との〝出会い〟も貴重と考えるポジティブ思考だ。(続く) -
紙上ブログ不動産屋の独り言443 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 意外だった値下げ交渉 長期経営は家主の手腕
当社で新築の時から30年近く管理しているマンションがある。築30年ではあるが、定期的にしっかりメンテナンスがされているため、築年数から想像されるような劣化は見られない。家主さんも、賃貸業が何たるかをよく(続く)