連載 記事一覧
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紙上ブログ 不動産屋の独り言250 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 「ルーズな滞納常習者への対応」 業者間で共有すべき情報か
用があって向かいの同業者を訪問すると、机の上にいくつか封筒が積んである。その一番上の宛名に見覚えがあった。社長に「この人どうしたの?」と聞くと、「ああ、うちのアパートを契約してもらって、家主さんの署(続く) -
大言小語 憲法を読んでみた
今年の大型連休は休みの並びがよくないため、遠出をせず、読書などで過ごした人も多かったのではないか。小子もそうで、静かなブームとなっている本を読んでみた。「読むための日本国憲法」(東京新聞政治部編、文(続く) -
今週のことば ●建設住宅性能評価(2面)
住宅の品質確保の促進等に関する法律に定められた住宅性能評価制度の1つ。設計図書を元に性能を評価する「設計住宅性能評価」に表示された性能が建設された住宅で発揮されているかを現場で検査するもの。設計住宅(続く) -
ニュースが分かる! Q&A ネット銀行の住宅ローン 最大の魅力は「低金利」
父親 ネット銀行の住宅ローンを利用している人が増えているのか……。 次郎 父さん、住宅新報4月29日号1面を読みながら、何を考え込んでいるの? 父 あぁ次郎か。時代も変わったなぁと思ってさ。ネットが普及(続く) -
アトラクターズ・ラボ 賃貸市場の狙い目 168 JR総武線、東京地下鉄半蔵門線「錦糸町駅」 順調な市況を形成
◇ ※当連載のバックナンバー一覧は、アトラクターズ・ラボのホームページ上で無料公開している。 今回は、JR総武線・東京地下鉄半蔵門線錦糸町駅。エリアの物件特性として、20m2台で全体の約40%、20(続く) -
知って得する建物の豆知識 136 床下に「ねこ土台」 換気効果は絶大 昆虫、水の侵入に注意
コンクリート布基礎の天端(てんば)に敷く、樹脂または硬質ゴム製のハガキ大の板を、「ねこ土台」や「基礎パッキン」と言います。 ねこ土台の語源については種々ありますが、昔の日本建築では、土台の下部に玉石(続く) -
不動産取引現場での意外な誤解 売買編(69) 契約直前の一方的キャンセル以外にも損害賠償責任は発生するか?
Q 契約直前の一方的なキャンセルというようないわゆる信頼裏切型のケース以外にも、「契約締結上の過失」ということで損害賠償責任が発生するケースがあるのではありませんか。 A あります。昭和59年に最高裁ま(続く) -
2014宅地建物取引主任者受験セミナー (25)
【問題3-21】 土地区画に関する次の記述のうち、土地区画整理法の規定によれば正しいものはいくつあるか。 ア土地区画整理事業とは、都市計画区域の内外を問わず、公共施設の整備改善及び宅地の利用増進を図るため(続く) -
トータルブレインのマンション最前線 郊外エリアの商品企画 コスト削減と 生活利便に評価
建築費の高騰などを背景に、マンション事業はコスト抑制を強いられている。コストのかかる商品企画が制約されるため、魅力付けの難しさも指摘されている。そうした状況下で人気を集めている商品企画はあるのか。エ(続く) -
今週の糸口 ◇91 住宅と設備の一体評価は疑問
家庭部門全体のエネルギー消費量は近年、横ばい傾向が明確化してきた。〝スマートハウス〟普及の効果だろうか。ただし、京都議定書の基準年である90年比では、まだ24%も高い水準にある(11年時点)。 これはこ(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「環境と不動産」シリーズ(31) 〝金融の視点〟から環境配慮 三井住友信託銀行不動産コンサルティング部環境不動産推進チーム長伊藤雅人氏に聞く
「環境と不動産」シリーズ31回目は、三井住友信託銀行・不動産コンサルティング部鑑定・CSR担当次長で環境不動産推進チーム長を務める伊藤雅人氏へのインタビュー前半。国連環境計画金融イニシアティブ不動産ワー(続く) -
鑑定士協連レター 木更津の「アウトレット」 対岸含め関東全域から集客 周辺地価も上昇傾向
第2期計画前倒し 13年4月に開業1周年を迎えた三井アウトレットパーク木更津は、1年間で当初目標の3割増となる410億円超の売り上げを記録した。 この三井アウトレットパークは東京湾アクアラインの木更津側の玄関(続く) -
不動産・住宅スケジュール
◎東日本大震災で被災され、被災住宅(り災証明書で全壊等の認定をうけたものなど)を所有されていた方で、消費税率引き上げ後に新築住宅を建築・購入、既存住宅を購入、被災住宅の補修工事を行った人を対象に、「住ま(続く) -
全国住まい・地元 再発見 一般財団法人日本不動産研究所 (48) 岩手県・変ぼうした盛岡市「盛南地区」 曲折経て商業の中心地に
445ヘクタールの区画整理構想 岩手県盛岡市のJR盛岡駅南方に位置する「盛南地区」に新たな街並みが誕生した。 1970年に盛岡市などが将来の人口増への対応、業務用地の不足や交通渋滞の解消などを目的として、市(続く) -
藤澤雅義の賃貸管理 現場中継 (42) 求められる〝口コミ情報〟 「活かし方」検討必要 そのままオーナー提案にも
※今回は、オーナーズエージェント統轄部長の先原秀和が担当します。 「Web上の口コミ」と聞くと、何を思い浮かべるだろうか? 私の場合は「食べログ」だ。飲食店についての口コミが登録されているこのサイト、(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第32回 塀と植栽の景観の違い 既存住宅地にも一体感を
【学生の目】 千葉県浦安市日の出に位置する碧浜という計画的に開発された住宅地は、規則正しく住戸が連なり、まるで海外の住宅地にいるようだった。辺りを見渡すと、各住宅には塀がなく、代わりに植栽でプライ(続く) -
実力つける中古住宅瑕疵保険③ 個人間売買型、「受益者負担」根付くか
二重検査の簡略化をはじめ、商品改善が進む個人間売買タイプ。ただ、普及期に至らないのは「商品自体の問題だけではない」と、住宅あんしん保証(東京都中央区)の石下友貴商品開発部長が言う。〝プレイヤー〟を増や(続く) -
マンション再生 建替えと改修 規制緩和の行方① 容積率緩和が関心事に
老朽化マンションの再生をどう促すか――。耐震性が不安視される旧耐震基準で建設されたマンションストックは12年末時点で約106万戸に上る。一方、建替え実績は累計183件(グラフ・13年4月時点)にとどまる。マンショ(続く) -
米国ヘルスケアリートを視察して ヒューリック(上) 介護保険なし、自立意識高く
有料老人ホームなどの高齢者関連施設への投資を積極化しているヒューリック。同社投資部の森川幹夫氏に、昨年の米国ヘルスケア施設・リート視察について、日本との違いや感想を2回に分けて伝えてもらいます。(続く) -
13年度住宅着工 4年連続増の98.7万戸 「駆け込み」反映 今後は下落基調
13年度の着工は、表のように分譲マンションを除いたすべてで前年を上回った。「消費マインドの改善が持続し、また、消費増税の駆け込み需要も一つの大きな要因となったようだ」と国土交通省は分析。特に15.3%の伸(続く)