連載 記事一覧
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社説 建築費上昇で考えること 建設的な意見交換できる関係を
マンションやビルなどの建築費の上昇が目立っている。これが今後の住宅・不動産市場にどのような影響を与えるのか、どう対応すべきなのかを考えてみたい。 建築費上昇の要因としては、円安による建築資材の値上(続く) -
ひと 物より〝街〟にこそ価値 大島土地建設代表取締役社長に就任した大島芳彦さん
リノベーションの第一人者として言わずと知れた存在。大島土地建設は、大正15年に先々代の祖父が設立(当時は大島土地)。地方から出てきた人でも土地を持てるようにと始めた小口分譲を関東一円で展開した。祖父は全(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言223 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 「あきれる身勝手クレーマー」 仕方なく付き合っているが…
本当に管理会社や家主に落ち度があって、というなら何を言われても仕方ないが、世の中には呆れるくらい身勝手な人間、クレーマーがいるもの。この仕事をしていれば誰でも二度や三度、そういう客とか入居者に当たっ(続く) -
大言小語 あれから23年
今年度上半期の不動産業の倒産は20年ぶりの低水準だった。同期における倒産件数は149件、負債総額は前期比27.4%減の912億円2500万円で、倒産件数、負債額が共に大きく減少した。倒産件数は20年ぶりの過去最低を記(続く) -
今週のことば ●モニタリング技術(2面)
構造物などの状況を常時もしくは複数回(最低2時点)で計測し、状態の変化を客観的に把握する技術。ある時点の計測結果を基準に照らして評価する「点検」とは異なる。センサーやロボットなどの技術が今後導入され、(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 「互助ハウス」で空室解消? シェアハウスと同様の壁
厚生労働省が、空室となっている賃貸住宅や戸建て住宅を高齢者向けの「互助ハウス」として活用していくための検討を始めている。空き家対策としても注目を集める。その記事を読んだA君(小学生)が父親に解説を求め(続く) -
東京カンテイ 中古マンション価格 738 JR中央線(1) 御茶ノ水、四ツ谷 力強い上昇基調
中古マンション価格(3.3m2単価)の推移 データ提供:東京カンテイ。単位:万円。(平均築年数/同専有面積) 駅名 現在 1年前 2年前 ◆JR中央線(1) 御茶ノ水 204(22.7/38.5) (続く) -
アトラクターズ・ラボ 賃貸市場の狙い目 141 京急本線、都営浅草線「泉岳寺駅」 高額物件目立つエリア
今回は、京急本線、都営浅草線泉岳寺駅。エリアの物件特性として、20m2台で全体の約40%、20~40m2台で60%を占める。高額物件の目安となる賃料20万円以上(管理費込み)の割合は、20%程度となっている。 都心エリア(続く) -
新住まいの「ことわざ」<188> 家を破る鼠は家から出る 松岡英雄
オリンピックの招致が決まった途端に臨海副都心のマンションの売れ行きが良くなったという。理由は何であれ売れることは良いことだ。これから売り出す予定の物件担当者もホッとしていることだろう。 消費税が8%(続く) -
今週の糸口 時代を担う 4 住宅を〝歴史〟として捉える
中古住宅市場活性化に向け、建物評価基準の見直しが大事なテーマとなってきた。 しかし、〝中古〟という言葉を住宅に冠している限り、中古住宅市場活性化ラウンドテーブルで、いくら評価の適正化を検討しても(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授 田辺信之 「環境と不動産」シリーズ(6) 取引過程で浮かび上がる環境問題 弁護士・佐藤貴美法律事務所佐藤貴美氏に聞く
「環境と不動産」シリーズ6回目からは、法律面から環境問題をとらえることを狙いに、不動産の法律問題に精通している弁護士の佐藤貴美氏(佐藤貴美法律事務所)のインタビュー。「不動産管理の分野では、後発的に生(続く) -
鑑定士協連レター 13年基準地価の動向 需要回復、景況感などが後押し
13(平成25)年都道府県地価調査(基準地価)は、3大都市圏での上昇傾向への転換、地方圏での下落率の縮小傾向を鮮明にした。上昇地点は全国的に増加したが、特に、3大都市圏では、住宅地の約3分の1の地点が上昇、商業(続く) -
不動産・住宅スケジュール
◎国土交通省は消費増税に伴う住宅取得者の負担軽減策として最大30万円を給付する「すまい給付金」の詳細について、事業者向け説明会を10月31日まで、全国330市町村で開催している。詳細は、ホームページ(http://juta(続く) -
地域密着探訪 ERA大野(埼玉県加須市) 売主リフォーム、高確率で実現 〝3つの保証〟で差別化も 目標未達なら仲介手数料無料
埼玉県加須市は、東京から電車で1時間20分ほどの立地。大野浩専務取締役は「東京への通勤圏としてはぎりぎりのエリア。東京まで通勤している人は3割程度。2年後に圏央道が開通する予定で、物流拠点として発展が見(続く) -
検索時代の波に乗る ~ウェブ集客の心得~ (13) 動画を使ったPR(1) 中小業者の有効手段 世界で増え続ける視聴者
これまで本連載では、文章や画像によるウェブ広告を紹介してきた。翻って今回取り上げる手法は『動画』。05年に米国で設立され、現在はグーグルの子会社であるYouTubeが運営する動画共有サイト『YouTube』を例に取(続く) -
藤澤雅義の賃貸管理 現場中継 (15) 離職率を減らすには 「従業員満足度」の実践を 社員のモチベーション向上に
※今回は、オーナーズエージェント・コンサルティング事業部次長の今井基次が担当します。 前回、外部に向けてのマーケティングのお話をしましたが、今回は会社の内部に向けてのマーケティングのお話をします。(続く) -
首都圏マンション 激戦地を行く トータルブレインの分析 (13) JR京浜東北線など川口周辺エリア 物件小規模化で競合多数
川口周辺エリア(JR京浜東北線の川口~蕨駅、埼玉高速鉄道線の川口元郷)における13年の供給戸数は、605戸の見通しだ。 00年代前半の年間1000戸超に比べると少ない。ただし、大量供給時代は大型物件が中心だった一(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第5回 行く手を阻む袋小路をどうする 人車分離やUターン可能な道に
【学生の目】 大手町から16分の浦安駅。ディズニーランドで有名な千葉県浦安市の表玄関だが、少し歩けば漁師町の歴史と雰囲気が漂う浦安市猫実地区がある。埋め立て地が多い浦安の数少ない旧市街地だ。地区内は(続く) -
復活日本住宅・不動産業の最先端と挑戦 住宅新報社・不動産経済研究所共同企画 トップに聞く成長戦略 第3回 東京建物 佐久間一社長 安心安全で快適な東京に 国際都市競争や経済にも貢献
日本経済の動向と不動産市況 安倍政権が誕生して、アベノミクスと言われる積極的なデフレ脱却、景気浮揚策をテコに、年初から株価も上がり、円安になった。企業業績はまだ、全体的に実需としての成果が上がると(続く) -
あのてこのての空室対策 カスタマイズUR 壁一面を自由にできる モデル、1日で80人来場
「標準仕様の物件に対し、入居者から様々な意見をいただいている。多様化するニーズへの対応の一環として、カスタマイズURを実施している」と語るのは、UR都市機構団地再生部団地再生計画チーム主任の小野関義晴氏(続く)