業界これだけ読めば 記事一覧
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定期借地権 再考(下) ストック時代〝利用価値〟に着目 老朽不動産再生に有効 実務の担い手不足が課題
定期借地権に新たな動きが見え始めた。大手不動産会社がここにきて「地代一括前払い方式」による定借マンションの供給を活発化している。都心や駅前などの一等地にある老朽化したビルのオーナーの中には、資金難か(続く) -
〈基準地価〉福岡の商業地 上昇率トップ 投資マネー引き寄せ 基盤整備が経済を底上げ 観光に依存しない街づくりで
都道府県地価調査(基準地価)は、全国全用途の平均が2年連続で下落し、新型コロナウイルス感染拡大の影響を映し出した。(1~3面に関連記事) 緊急事態宣言が断続的に発令され、社会・経済の正常化が見通せない(続く) -
NEC 「都市OS」開発提供へ 地域の複数課題を解決
現状の各地域が抱えている課題は、複数分野に広がっている。それらの課題を解決するためには、分野間での横断的なサービスやデータの流通が可能になる「都市OS」(今週のことば)の整備が必要になっている。今回、こ(続く) -
リクルートSUUMO 分譲戸建ての早期売却支援 CG技術で竣工前物件をイメージ化
新商品は新築分譲戸建ての領域で、CG技術を用いて竣工前物件の外観パースや内観を制作し、ポータルサイト「SUUMO」で紹介するもの。内観はバーチャルステージングを施し、モダンスタイル、コンテンポラリー、北欧(続く) -
定期借地権再考(上) 注目集める地代前払い方式 〝期間70年〟で商品力アップ 等価交換マンションとセット
「近年、駅前の一等地や都心部で、老朽化したビルを所有する地主や法人が期間70年・地代一括前払い方式による定期借地権マンションに建てる案件が急に増えてきた」 こう話すのはタクトコンサルティング顧問で(続く) -
国交省「不明土地法」見直しへ審議 「地域福利増進」は低調 制度周知や戦略的活用の要望も
同省は9月16日、国土審議会土地政策分科会第43回企画部会を開催した。所有者不明土地法施行後3年の見直しや、土地基本法に基づく土地基本方針の変更に関する具体的方向性の提示を目的としたもの。所有者不明土地法(続く) -
「不動産市場の景色を変えた」 資金調達力で明暗分ける 利益相反に機敏な投資家たち 検証・Jリート創設20年を追う 運用資産、問われる質と量 (中)
Jリートは引き続き成長する。こうした見立ては、今や不動産業界関係者にとどまらない。現在の62銘柄のスポンサー企業を見れば明らかで、不動産大手だけでなく、総合商社や物流、リゾートなどあらゆる業種業態が相(続く) -
三菱地所 冷食コンソーシアムに参画 「食」領域の取り組み加速 フードロス削減、DX推進の面も
地域のパン屋プラットフォームを構築するパンフォーユー(群馬県桐生市、矢野健太社長)は、家庭用冷凍食品サービス提供企業など合計11企業と共同で、コンソーシアム「フローズンエコノミーラボ」を9月2日に設立した(続く) -
都中協・鶴巻通雄新会長に聞く 倫理観養い誇り持てる業界へ 「目指すは究極の親睦団体」
就任に当たり、鶴巻会長は都中協を「究極の親睦団体にしたい」と方針を述べた。具体的なイベントや政治活動などは重視せず、会員間の親睦に絞って運営していく考えだ。その背景には、同協会の成り立ちや性質がある(続く) -
シリーズ・SDGs実現に挑む スタートアップ支援で社会課題解決へ 墨田区・自治体のモデル事業に選定
21年度の「SDGs未来都市」「自治体SDGsモデル事業」に選定された墨田区。SDGsモデル事業の概要は、スタートアップ企業や社会課題の解決を目指す企業と区内の事業者との連携を進め、プロトタイプ(試作品)を社会実装(続く) -
不動産甲子園を開催 「DX化のカギは顧客志向」 現場の優れた取り組みを表彰
「不動産業界従事者が日本一輝く場所」をテーマに現場社員による業務効率化や顧客満足度向上などの優れた取り組みを表彰する「第5回REAA不動産甲子園」(主催・賃貸フェスREAA不動産甲子園実行委員会、運営会社・オ(続く) -
ビットキー・東京建物 既存オフィスビルをDX化 スマホ連携で人流も確認
ビットキーの、「ITシステムであらゆるものをつなげる」思いと共に、人と仕事の間に存在する〝分断〟をなくした「新しい働き方」に対応する考えを組み合わせ、築8年の既存建物に新たな〝付加価値〟を生んだ。ビッ(続く) -
主要住宅各社 8月度受注 持続する注文住宅回復 住宅用土地の確保が課題に
8月度の受注の特徴的な点を見ると、積水ハウスの「戸建住宅」は前年同月(単月)比19%増。在宅勤務、ステイホームの状態という外部要因を踏まえ、引き続き住宅へのニーズは高いと認識する。大空間リビングや換気、空(続く) -
不動産投資クラウドファンディング デジタルで参入機会拡大
先行き不透明な経済で老後に備えた資産形成や節税などを目的に不動産投資に再び注目が集まっている。 不動産特定共同事業(以下、FTK)は、投資家に出資を募り、不動産の賃貸・売買などで得られる収益を(続く) -
再エネの主力電源化へ 第6次基本計画でパブコメ 経産省
経済産業省は、第6次エネルギー基本計画の策定に向けて、10月4日までパブリックコメントを募集している。「2050年カーボンニュートラル(CN)」に向けた長期展望と、それに連なる30年に向けた政策対応で構成。30年度(続く) -
「不動産市場の景色を変えた」 収益力で評価する時代けん引 検証・Jリート創設20年を追う 土地神話崩壊がもたらした器 (上) ポストバブル
「不動産鑑定士は何のためにいるのか」「この案件はどうなっているか」「本人が売る気がなくても売ってもらわないと困るよ」 三菱信託銀行時代(現・三菱UFJ信託銀行)に不動産コンサルティングを担当していたA(続く) -
大手デベがイノベ施設を整備 医療・ヘルスケア支援が拡大 大学や異業種と組みベンチャー育成
三菱地所×医科歯科大 三菱地所は、国立大学法人東京医科歯科大学(東京都文京区)と医療現場・研究現場発イノベーションコミュニティ「TMDU Innovation Park」(TIP)を開設した。場所は、東京医科歯科大湯(続く) -
SUUMO「即時予約」システム PJリーダー門田氏に聞く 事業者と顧客つなぐDX 「集客率2.3倍に」
飲食店や美容院など多くの分野では以前から、インターネットを介して予約の申し込みや受け付けを即座に行えるサービスが一般的化している。電話やメール、専用フォーム等による個別対応と比べ、顧客と事業者の双方(続く) -
シリーズ・SDGs実現に挑む 推進委員会、立候補で ロードスターキャピタル・目標6ほか
不動産特化型クラウドファンディングサービス「オーナーズブック」などを手掛けるロードスターキャピタルはこのほど、「SDGs推進委員会」を設置した。SDGs達成への貢献に向けた取り組みを一層強化するため。特徴は(続く) -
ツクルバ 追加費用なしのフルリノベ 定額制商品を導入 初のショールームも
「カウカモ」のサービス名で中古住宅の物件情報サイト運営から仲介、リノベーション工事まで一気通貫で手掛けるツクルバ(東京都目黒区)は9月7日、同社初の定額パッケージリノベーション商品「プリメイドリノベーシ(続く)