連載 記事一覧
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紙上ブログ不動産屋の独り言676 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 人気商売みたいなものなのに・・・ 立ち話の声にクレーム
当社で管理するアパートに市議会議員の独身女性が入っていたが、1年ほどで退去することになった。上位で当選を果たしている人で、うちの入居者でもあり私も応援していて、当選して安堵した。ところが、である。隣(続く) -
大言小語 不評の旅行支援
秋の行楽シーズン真っ只中だ。コロナ疲れ、めっきり遠出の機会が減った中で、「全国旅行支援」が12月下旬までの期間限定でスタートした。観光需要を喚起することを目的にした国の支援事業で、いわばGOTOトラベルの(続く) -
今週のことば AUM
Assets under managementの略で、運用資産残高のこと。投資信託などでよく使われる。投資信託(ファンド)や機関投資家、運用機関の規模の大きさを示す指標として見られ、AUMの規模が大きいほど、金融市場への影響度(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 都心でも苦戦する単身向け住宅 賃貸経営は時代を読んだ工夫で明暗
賃貸管理会社(以下、管理会社) 新型コロナウイルス禍は賃貸住宅市場に大きな影響を与えています。東京都心部の賃貸住宅の入居が決まりにくい状況がなお続いていますね。私の会社は渋谷区内を中心に賃貸住宅の管理(続く) -
東京カンテイ 中古マンション価格 1189 西武池袋線(1) 富士見台、築浅化で大幅上昇
中古マンション価格(3.3㎡単価)の推移 データ提供:東京カンテイ。単位:万円(平均築年数/同専有面積) 駅名 現在 1年前 2年前 池袋 319(30.8/38.3) 294(3(続く) -
不動産現場での意外な誤解 売買編182 令和3年の民法改正で業務上最も身近な問題は?
Q 今回は、業務上最も身近な問題としての法改正の話をうかがいます。 A 今回も、所有者不明土地関連から始めます。例えば宅建業者が、これから郊外部や地方部でマンション分譲事業を行うための用地を買収す(続く) -
不動産・住宅スケジュール
◎国土交通省では、「建築基準法施行令及び同施行規則の各一部を改正する政令案・省令案等」(無窓居室に係る避難規制の合理化など)について意見募集を行っています。受け付け締め切りは11月9日まで ◎滋賀県不動産(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第457回 サービスエリアの魅力づくり 五感楽しませる可能性と未来
【学生の目】 秋の気配が濃くなり、肌寒さを感じる季節となった。行楽からの帰りに東北自動車道の羽生パーキングエリア(上り線)の「鬼平江戸処」に立ち寄った(写真)。高速道路のパーキングエリアやサービスエ(続く) -
廣田信子の紙上ブログ No.340 マンション管理応援歌 「死」が後に残すものを大切にしたい
NHKの番組で、「住宅確保困難者への住宅の提供」を掲げて、古い団地の一室を買い取り、独居高齢者や低所得の人たちに貸している京都の事業者が紹介されました。高齢で低所得の人は、孤独死や家賃滞納を嫌がられ、(続く) -
決算 増収増益、売上高や各利益が過去最高 野村不HD、第2四半期
野村不動産ホールディングスは10月27日、23年3月期第2四半期連結業績を公表した。住宅計上戸数の増加やベトナムの住宅分譲案件の引き渡しなどにより二桁の増収増益。売上高、各利益とも第2四半期として過去最高水(続く) -
決算 用地売却で増収増益 通期はマイナス予想維持 ゴールドクレスト、第2四半期
ゴールドクレストは10月27日、23年3月期第2四半期連結決算を公表した。前年同期と比べて売上高が2倍超、各利益は4倍超となる大幅な増収増益となった。ただしこれは、4月に実施した土地売却が主な要因。地価の高騰(続く) -
各事業とも増収も部材高騰で利益横ばい 積水化学住宅C、第2四半期 決算
積水化学工業住宅カンパニーの23年3月期第2四半期決算は各事業とも増収。一方、新築住宅事業では売り上げ棟数、棟単価ともに前年同期を上回ったものの、部材の価格高騰が影響し、営業利益は前年同期なみにとどまっ(続く) -
不動産販売など牽引過去最高益を更新 三栄建築設計22年8月期
三栄建築設計の22年8月期通期決算は、売上高、各利益共に過去最高を更新し、2期連続の増収増益。不動産分譲事業では、売上高950億円(前期比5.6%減)、営業利益120億円(同3.7%減)、売上総利益率は18.0%(前期比0.8ポ(続く) -
空調機部門は増収減益 富士通ゼネラル、第2四半期
富士通ゼネラルの23年3月期第2四半期決算は、海外向け空調機や電子デバイスの売上増で増収となったものの、素材・部品価格や海上運賃の高騰や円安によるコスト増などの影響が大きく、営業利益は前年を下回った。(続く) -
訃報 峰久幸義氏(みねひさ・ゆきよし=元国土交通事務次官、元復興庁事務次官)
10月11日に死去。73歳。葬儀は近親者で執り行った。72年に旧建設省に入り、国土交通審議官や国交事務次官などを歴任。12年に復興庁の初代事務次官に就いた。10月初旬まで不動産適正取引推進機構理事長を務めていた(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇67 時代は変われど 原点を忘れない 人間産業という誇り
庶民という言葉には力がない。もしかしたら、自分を庶民だと思っている日本人は一人もいないのではないか。 つまり、死語に近い。80年代後半のバブル経済時代には〝一億総中流〟という言葉が流行ったが、中流と(続く) -
首都圏・主な沿線別募集家賃をデータで追う(28) 京急本線沿線別平均家賃(単位:円) ファミリー空白地帯の7駅に
今回はファミリー向けの賃貸住宅の需要が見当たらず、まさしくファミリー空白地帯である。その中で賃貸需要を探すと、横須賀中央が需要を引き付けており、シングル向けは築10年以下、築20年以下、築30年以下の全タ(続く) -
古民家宿の物語 日本全国リノベーション 20 静岡県下田市「見晴亭」(上) 移住促進の拠点の一つに
増加する空き家 民宿が減少傾向の伊豆半島にあって、一棟貸しの宿は、重宝されるのだろう。ここを所有し運営するのが「NPO法人伊豆in賀茂6」という移住相談の団体だ。お試し移住をしてもらって、下田市を知って(続く) -
不動産ビジネス塾 売買仲介 初級編(13) ~畑中学 取引実践ポイント~ 公的機関でも盲目的に信用しない「市区町村役場と法務局の基本姿勢と調査方法」
現地調査を終えたら市区町村役場での法令上の制限の調査と法務局での権利の調査を行う。両方共に現地調査前にネットで用途地域の確認や、登記情報の取得など事前調査をしておくが、現地調査で得られる情報によって(続く) -
社説 「囲い込み」積み残した課題 取引で信頼性の根幹を揺るがす
中古住宅の取引は活発に推移し、そこでは不動産仲介会社間での顧客争奪戦が繰り広げられている。そうした中で中堅の仲介会社が物件情報を掲載するポータルサイト大手を相手取って仲介手数料の割引・無料といった表(続く)