連載 記事一覧
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列島 ホットなまち 一般財団法人日本不動産研究所(9) 鹿児島市・桜島の眺望価値はどのくらい 新築マンションで「+5%」
至近距離の活火山 「鹿児島」と聞いて何を思い浮かべるか? 西郷隆盛に代表される幕末・維新の歴史、黒豚や焼酎などのグルメ、指宿・霧島などの温泉、世界自然遺産の屋久島、個性豊かな離島を含む南北約600(続く) -
地方発リノベ模様(1)【静岡県】 〝既製品〟敬遠層取り込み 仲介と連携で物件カバー
内装の大規模な改装を意味するリノベーション(以下リノベ)。中古住宅を敬遠する理由としてよく挙げられる、見た目の汚さや古さを解消する手法として注目され、都市部を中心に認知度が高まっている。一方、物件(続く) -
シリーズ 「高齢社会」本番 (3) サンケイビルウェルケア社長 舘野登志郎氏に聞く 高齢者住宅事業を本格展開 〝自立支援介護〟目指す 10年以内に50施設
昨年創業60周年を迎えたサンケイビル。ビル賃貸事業を主力とする同社がこのほど、高齢者住宅事業に乗り出した。昨年4月には、M&Aではなく、ゼロから人材を集めて介護会社「サンケイビルウェルケア」を立ち(続く) -
★相続支援隊★ 相続・不動産最新レポート ~専門家から見た実務の留意点~ 第10回 鑑定評価活用で節税 〝恣意的〟なら否認も
相続に関連して不動産鑑定評価を活用できる場面は、時系列で示すと(1)相続開始前、(2)相続開始時点、(3)相続税申告後、になります(図参照)。 まず、相続開始前においては、相続対策に関連した不動産鑑定評価(続く) -
東京カンテイ 全体に弱含み傾向続く 6月の分譲マンション賃料
東京カンテイ(東京都品川区)がこのほどまとめた12年6月の3大都市圏分譲マンション賃料(1m2換算)によると、賃料は全域的に弱含み傾向だが、東京都心部は底堅い値動きとなった。 首都圏(2462円、前月比1.1%下落(続く) -
ひと 正しいことは楽しいこと 7月から株式会社として業務を開始した既存住宅保証センター 代表取締役 古田土(こだと)勉さん
「正しいことは〝楽しい〟こと」 7月1日に、株式会社としての業務を開始した。確認サービスと神奈川建築確認検査機関(KBI)。2つの性能評価機関が共同で実施するサービスの事務局から、自ら実施する法人に(続く) -
紙上ブログ 悪徳不動産屋の独り言 160 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 立て替えている生活保護受給者の家賃 不正受給は不動産屋に聞け
当社で家賃管理をしているアパートの男性入居者から電話があった。その人は生活保護の受給者で、家賃は市の生活福祉課から手渡しでもらい、毎月の月初めに自分で振り込んできていたのだが、月中になっても振り(続く) -
大言小語 持ち家離れ
若い人たちの持ち家離れが話題に上がることが多い。名だたる住宅メーカーやデベロッパーの社員でさえも、持ち家適齢期にある30代、40代が賃貸住宅に住んでいるケースが増えているというのだ。各社の幹部は、住宅を(続く) -
今週のことば ●誘導居住面積水準
世帯人数に応じた「豊かな住生活の実現」のために必要と考えられる住宅の面積水準。国の住生活基本計画で定められている。「一般型」と「都市居住型」に分けられ、後者の場合、単身者が「40m2」、2人以上の世帯(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 不動産投資ブームの波紋 生活の質求める動き加速か
顧問 実需の住宅市場に、という意味かな? 記者 そうですね。 顧問 うむ、君らしい着眼だとは思うが…。不動産投資に関心を持っても、実際に投資が増えていくのかどうか。あれは、失敗も(続く) -
アトラクターズ・ラボ 賃貸市場の狙い目 (78) 東急東横線「代官山駅」 60%が賃料20万円以上
今回は東急東横線の代官山駅。東京の中でも高い人気を誇るエリアだ。全体的な特徴として高額物件の割合が高く、賃料20万円以上の物件は全体の60%程度。面積帯で見ると、20~30m2が20%台後半、40~50m2台は40%弱(続く) -
松岡英雄新住まいの「ことわざ」 <125> 所変われば品変わる
大人になってこちらで暮らすようになるまで納豆を食べたことがなかった。存在すら知らなかった。 故郷・岐阜では納豆を食べる習慣がなかった。納豆と言えば、甘納豆だった。食料が豊富でなかった時代だか(続く) -
知って得する建物の豆知識 (91) ヒートブリッジ 細い、強靱な構造体でつなぐ
熱は常に、高い方から低い方へ流れます。建築物の断熱が魔法瓶のように全く均一であれば、時間の経過に従って一定の熱が均一に失われていくだけですが、そのような断熱方法は現実には存在しません。 断熱(続く) -
不動産取引現場での意外な誤解 売買編(44) 契約違反があればどんな違反でも契約解除が認められるか?
Q 契約解除の話が出ていましたが、例えば、売買契約書に、「契約違反があったときは、その相手方はこの売買契約を解除することができる」という条項が定められていた場合、違反された相手方は、その違反行為がど(続く) -
2012宅地建物取引主任者受験セミナー (36)
【問題4-26】 宅地建物取引業法の免許(以下この問において「免許」という。)に関する次の記述のうち、宅地建物取引業法の規定によれば誤っているものはどれか。 (1)独立行政法人である都市再生機構が(続く) -
大震災を乗り越えよう 「3.11後の選択」 再起・復興を期して <63> 原子力は安全という〝洗脳〟 教育現場では公平性を
■ 事故は「広報の好機」 文部科学省が制作した原子力と放射線についての副読本について、もう少し述べたい。 福島大学准教授の後藤忍さんが、独自に原子力を考える副読本を企画した背景には、文部科(続く) -
相続税にかかる遺言執行者(遺産分割協議書のアドバイザー)の体験談(1) はじめに 50年以上の経験で見えたもの
生前に自らの判断で 最近、やたらと相続税に関する講演会や信託銀行などの「相続と遺言書」についての説明会の広告が目につく。私は、不動産鑑定士としての不動産鑑定評価業務のほかに、税理士法人の業務と(続く) -
列島 ホットなまち 一般財団法人日本不動産研究所(8) 沖縄県・発展する那覇新都心地区 返還後、曲折を乗り越えて
住宅地の最高地点も 沖縄県にも住宅地の地価が上昇している地区がある。那覇市北部の「那覇新都心地区」である。12(平成24)年地価公示では、同地区内にある住宅地で地価が上昇し、同地区内に新設された公示(続く) -
今週の糸口 中古市場だけでいいのか
政府の国家戦略会議がまとめた日本再生戦略では、中古住宅流通とリフォーム市場の環境整備が盛り込まれた(2面参照)。老朽マンションの改修や建て替え促進策の実施なども掲げられており、内需の柱としての住宅市(続く)